政治 rss

みんな代表選、新体制は保守路線堅持を

 みんなの党の渡辺喜美代表が化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から8億円を借り入れた問題の責任を取って辞任したのに伴い、同党では後任を決める代表選があす11日に行われる。「みんな喜美の党」とも揶揄(や…

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みんなの党代表選、新体制は保守路線堅持を

 みんなの党の渡辺喜美代表が化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から8億円を借り入れた問題の責任を取って辞任したのに伴い、同党では後任を決める代表選があす11日に行われる。「みんな喜美の党」とも揶揄(や…

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国民投票法改正、改憲論議を本格化させよ

 憲法改正の入り口となる国民投票法(憲法改正手続法)の改正案がまとまった。共産党と社民党を除く与野党7党は今国会に共同提出することで合意し、成立するのは確実だ。ただ改正案は課題を先送りしており、紛糾の種を残している。だが…

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8億円借り入れ問題 いつも政治睨む国民に

 「今日は人の身、あすはわが身」という日本古来のことわざを今、しみじみ痛感しているのはみんなの党の渡辺喜美代表だろう。渡辺氏は正義派の硬骨漢だ。政治家の不正にはことさら敏感でいつも目を光らせている。ところが立場が逆転し、…

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国民の命守った自衛官

 防衛大学校の卒業式が3月22日、安倍晋三首相を迎えて行われ、本科58期生448人が小原台を巣立った。  安倍首相は訓示の中で、平成11年11月22日午後、埼玉県狭山市の入間川河川敷に航空自衛隊入間基地所属のT33Aジェ…

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集団的自衛権論議 石破幹事長の腕の見せ所

 永田町では敵は反対党だけではない。毎日寝食を共にしている自党の隣人が実は最大最強のライバルだったとの例は決して稀ではない。  政治家の多くは考え方が違う。政策も異なる。主張もてんでんばらばらだ。同じ党の同志といえどもア…

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安倍首相は重要政策実現へ明確な道筋を

 平成26年度予算が成立し、国会は後半戦に突入した。景気の回復、集団的自衛権の行使容認のための憲法解釈の変更、教育改革など、多くの課題が前途に山積している。安倍晋三首相はこれらの重要諸課題の解決に向けて明確な道筋を付ける…

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里帰り工作 渡辺代表が自民に急接近

 永田町では与党が揺れ野党が揺れている。一口で言えば自民党の党内抗争は権力闘争に外ならない。この権力闘争に勝った勢力が次代の政権を握る。権力闘争は政権抗争の別称だ。  自民党はいま政権の座には坐っている。そして政権意識も…

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国民投票法、公務員の政治活動を許すな

 憲法改正手続法(いわゆる国民投票法)の改正案づくりが大詰めを迎えている。自民、公明、民主の3党は投票年齢や公務員の政治活動などについて大筋で合意し、他党との折衝も続けている。  国民投票法は憲法改正への入り口だ。それだ…

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労組の反派遣法改正、雇用問題は与野党で熟議を

 春闘の賃上げでは労働界と安倍政権に“あうんの呼吸”が働いたが、11日に国会に提出された労働者派遣法改正案で元の対立関係に戻った。支援労組を持つ民主党、共産党、社民党などの機関紙・誌には、派遣法改正案を批判する記事が相次…

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福島と民主の再生、復興が統一地方選の争点

11月知事選見据え党大会  民主党は東日本大震災から3年経(た)つのを前に党大会を被災地の福島県で開催した(2月8、9日・郡山市)。同党の機関紙「プレス民主」(2・21)は「2015統一自治体選を勝ち抜く体制を」と題して…

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東日本大震災と自・公、「緊急時対応」の法制化を

複合災害「想定外」と認識  東日本大震災から3年を経過し、自民党の機関紙「自由民主」(3・18)は1面に「復興加速化の決意新たに」の見出しで「大島理森党東日本大震災復興加速化本部長に聞く」を載せ、公明党の機関誌「公明」4…

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現実活動と憲法解釈

 日米安全保障条約第6条には「日本は、日本の安全と極東の平和と安全の維持のため、米軍に基地提供の義務を負う」と明記されている。  日本国内の米軍基地・施設84カ所の存在は、軍事行動を行う米軍を支援していることと同じであり…

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安倍政権の人気度 国民のふところ具合が左右

 国民は「ふところ」が温かくなると政治を批判したり、政治家の悪口を言ったりはしなくなる。いまが丁度その時期だ。なにしろ給与を上げろと首相や閣僚たちが民間の経営者の重い尻を叩いている御時勢だから、働く者にとってはこんなに有…

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安倍首相、憲法解釈変更に強い意欲

安倍政権と集団的自衛権、将来不透明な米抑止力 中国の海洋進出などに対抗、「双務性」向上へ  安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を容認するため、政府の憲法解釈の見直しに強い意欲を示している。12日の参院予算委で、米イージス艦…

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元首相の“利中”発言

 2月27日、村山富市元首相は、日本記者クラブで会見した際、沖縄県・尖閣諸島について、次のように発言した。  「どちらに占有権があるのか解明のしようがない。日本にいわせれば日本の領土だし、中国がいえば中国の領土だっていう…

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与野党議員の仲 私的な交流にも党派根性

 国会を歩いていると、出会う国会議員の顔は太平楽を決め込んでいる。与野党の別はない。少なくとも国を憂える顔とは違う。  国会を歩いていると、出会う国会議員の顔は太平楽を決め込んでいる。与野党の別は心配ごとがないわけでもな…

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対案出せない野党 民主はもっと覇気示せ

 永田町で敵味方といえば与野党の敵対関係を指す。与党と野党は仇同士だ。何から何まで意見を異にする。と世間では思われ勝ちだが、実はさに非ずだ。  永田町の敵味方ほどアテにならないものはない。表ではハデにケンカをしながら、ウ…

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公明党の対立軸、連立内で強まる対自民意識

識者らが「右寄り」と批判  自民と連立を組む公明党は「対立軸」の用語は使わないが、「大衆とともに」(立党精神)などの理念で存在感を示そうとしている。同党機関誌「公明」3月号に「公明党結党50周年に寄せて」書いた西澤潤・早…

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民主党の対立軸、能力主義的な競争をせよ

政策純化は増勢保証せず  民主党の機関紙「プレス民主」は自民党との対峙(たいじ)・対立を強調する。「自民党政治にしっかり対峙できる勢力」(1月17日号、海江田代表年初記者会見)、「自民党との対立軸を鮮明に」(2月7日号、…

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安倍首相、集団的自衛権行使容認に拍車

舛添要一氏が圧勝、都民は現実的選択 都知事選後の安倍政権 中長期的には問題山積  身近な福祉、防災から、国政に関する脱原発まで幅広く論議された9日投開票の東京都知事選で、都民が首都の顔に選んだのは、自身の経験から高齢者福…

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民主党大会、国政を任せられるかが問題だ

 民主党大会が行われ、安倍政権との対決を前面に打ち出す2014年度活動方針などが採択された。「国民の信頼回復は道半ば」という自覚は必要だが、問われているのは野党第1党の同党に国政を任せられるかどうかである。 政権への対決…

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強い打算で始まる舛添都政

政治ジャーナリスト 細川 珠生 自公と三者三様の思惑 残念な投票率と女性候補不在  国政選挙より長い選挙のはずだが、首都・東京の顔を選ぶ選挙は、「あっけなく」終わった。投票日前日に45年ぶりの大雪に見舞われたとはいえ、あ…

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