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欠陥品対応でタカタに安全性優先とトップの説明責任を求めた各紙

◆違いを見せたホンダ  自動車部品大手「タカタ」製の欠陥エアバッグ問題を巡る米国での動きは、メーカー側の対応の遅れと経営トップが果たすべき説明責任が尽くされないことなどから、消費者の不安を大きく高めてしまった。完成車メー…

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テレビの公平な選挙報道を要望した自民に批判社説で偏向煽る朝日

◆言論弾圧かの物言い  「公平な報道」。当たり前すぎて、いちゃもんのつけようのない話だが、こと自民党に対しては違うらしい。同党が総選挙報道でテレビ局に公平を求める「お願い」の文書を送ったところ、朝日、毎日、東京の左派系新…

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週刊朝日の「福島」対談は倉本聰氏の「愛郷心」の追求を見出しに取るべし

◆物語は無尽蔵の福島  「傷つける“怖さ”と向き合って 今こそ、福島を考える」と題し、脚本家倉本聰氏(79)とクリエーティブディレクター箭内(やない)道彦氏(50)が、週刊朝日12月5日号で、東日本大震災で福島の原発事故…

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ニュース番組を「番宣」利用したNHK杯フィギュアの羽生偏向報道

◆悪しき視聴率主義に  「番宣」(番組宣伝)というテレビ業界用語がある。特定番組の視聴率を上げるための宣伝のことだが、放送中の番組で、視聴者に向けて自局の他番組をPRすることもこれに当たる。例えば、2日放送のNHKのトー…

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衆院選焦点「アベノミクス」で改めて増税の影響と成長重視説く読売

◆解散後に各紙が社説  衆院選が2日公示され、選挙戦がスタートした。安倍晋三首相が「アベノミクス解散」と銘打った今回の衆院選は「経済」が大きな争点。公示後、街頭などで第一声を上げた各党党首は、与党側が「アベノミクス」の継…

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参院選「1票の格差」違憲状態の最高裁判断に疑問呈さない各紙社説

◆米国は格差66倍容認  「アベノミクス解散」と安倍晋三首相が自ら名づけた総選挙が今日、公示される。有権者の選択いかんで、日本の行く末が左右される。それだけに1票はずしりと重い。  その1票をめぐって最高裁は2013年7…

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高倉健の追悼で解散総選挙を押しのける見事な大特集を組んだ文春

◆映画史として読める  俳優・高倉健が亡くなった。週刊誌が追悼特集を組んでいる。  日本男子の美学、不器用な男、優しき素顔、寡黙でストイック、男が痺れた、女が惚れた、名優たちとの熱き交友――、これらは週刊文春(12月4日…

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「アベノミクス解散」の選挙争点に憲法改正を浮上させる「サンモニ」

◆経済だけでない争点  衆議院が21日に解散し、23日、日曜朝の報道番組も選挙モードに入った。安倍晋三首相が自らの経済政策を問う「アベノミクス解散」だが、消費税再増税先送りの「GDPショック」は不利なタイミングだ。  案…

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消費再増税延期を決定づけた「GDPショック」に楽観的な日経社説

◆理解示す読売と産経  「GDPショック」「予想外のマイナス成長」――。  安倍晋三首相が来年10月に消費税率を10%に引き上げるかどうかの大きな判断材料として注目された7~9月期の国内総生産(GDP)は実質年率1・6%…

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衆院解散後の世論調査でも恣意的質問で反安倍政権に誘導する朝日

◆首相批判の印象作る  「アベノミクス解散」。安倍晋三首相が自らそう命名した今回の解散劇。12月14日投開票の総選挙で、国民はいかなる選択をするのか。新聞は投票日に向けて世論調査結果を頻繁に報じ、各党・候補者を一喜一憂さ…

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中国経済の成長鈍化でリスクに警告を発した「東洋」「エコノミスト」

◆撤退も困難な投資先  一時の中国への熱い視線は消え失せ、今や疑心暗鬼となってしまった感のある中国への経済投資。2010年9月に起こった尖閣諸島海域での「中国漁船衝突事件」、12年の日本政府による「尖閣諸島国有化」に中国…

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米中共同会見で中国が示唆した太平洋分割案に言及ない「日曜討論」

◆合意内容で意見二分  北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が首脳会談を行ったことは、大きな注目を集めた。  16日放送のNHK「日曜討論」は、日中首脳会談の成…

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「吉田調書」報道/御用機関と批判もある朝日第三者機関見解の限界

◆実態を知る参考資料  朝日新聞の東京電力福島第一原発事故をめぐる今年5月の「吉田調書」報道について、同社の第三者機関が「内容に重大な誤りがあった」「公正で正確な報道姿勢に欠けた」などと指摘し、記事取り消しを「妥当だった…

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朝日「吉田調書」誤報のお粗末な検証結果と木村伊量社長の引責辞任

◆意図中心の検証が筋  朝日が福島第一原発事故の「吉田調書」報道をめぐって、「重大な誤り」とする第三者機関の見解を発表した(12日)。さらに木村伊量(ただかず)社長の引責辞任も明らかにしたが、これをもって幕引きにするのは…

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中国の赤サンゴ密漁船を海保特殊部隊が急襲と報じ目を惹いた文春

◆本当なら素晴らしい  小笠原近海に集結している夥(おびただ)しい中国密漁船。彼らの密漁の意思を挫くほどの厳しい罰則もなく、中国側の対処も当てにできずに、赤サンゴという高価な資源を乱獲されるのを、ただ遠くから指をくわえて…

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安倍政権の女性政策の危うさを浮き彫りにした「プライムニュース」

◆経済先立ち疑問呈す  衆議院の解散風にあおられて、アベノミクスの看板政策の一つ、女性活躍推進法案の今国会成立は絶望視されている。しかし、少子化が続くわが国では、女性が出産しても仕事を続けられるような環境づくりは、重要課…

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僅差決定の日銀追加緩和に評価の3紙も副作用には強い警戒感示す

◆評価した読・産・日  先月末の31日、日銀は金融政策決定会合で追加緩和策を、賛成5反対4の僅差で決定した。2013年4月のいわゆる「異次元の量的・質的金融緩和」以来約1年半ぶりである。  米国の量的緩和終了決定の直後と…

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首相と枝野氏の衆院予算委論争で過激派名称の有無が分かれた各紙

◆論争を詳報した産経  枝野幸男民主党幹事長と「極左暴力集団」の革マル派との関係をめぐって、ちょっとした論争が起こっている。産経だけが紙面を割いており、他紙にはほとんど載っていないので、この論争を知らない人も多いようだ。…

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ダムの今日的な役割と見通しを語るべきアエラ「ダム鑑賞の秋」特集

◆奈良俣ダムは“女王”  「ダム」と言えば筆者などは、富山県東部の黒部川上流の黒四つまり黒部ダムの雄姿をすぐ思い浮かべる。黒部ダムは高さ(堤高)186㍍、今でも日本一を誇る。竣工年は1963年で、その間作業員延べ人数は1…

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沖縄県知事選を大局的に解説して「辺野古」で論戦を求めた読売社説

◆保守分裂に革新介入  沖縄県知事選(16日投開票)が現地でヒートアップしている。だが、東京では地方選挙の一つと関心の度合いはいまいち。その重要性も理解されているとは言い難いが、他の知事選とは違い、日本の外交と安全保障の…

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朝日「林彪事件をたどって」の続編で自らの事件報道にメスを入れよ

◆中共の組織矛盾突く  朝日の古谷浩一中国総局長が夕刊紙上に「林彪事件をたどって」と題する興味深いシリーズを執筆した(10月17~31日付=全11回)。  古谷氏は1年前に中国総局長として北京に赴任して以来、取材の合間に…

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選挙民の意識改革も問われている新潮の小渕優子氏の政治資金追及

◆政治に残る古い因習  週刊新潮(10月23日号)が報じた小渕優子経済産業相(当時)の「デタラメすぎる政治資金」の特ダネ記事をきっかけに、新聞や週刊誌が次々に閣僚の“粗探し”を始めている。出るわ出るわ、改造前にはほとんど…

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議論が北朝鮮ペースの土俵に乗った邦人拉致めぐるNHK日曜討論

◆拉致問題薄めた協議  北朝鮮による日本人拉致被害者の再調査報告が遅れていることについて説明を受けるため、10月28~29日に平壌入りした日本政府代表団が30日に帰国し、安倍晋三首相に協議内容を報告した。  再調査は北朝…

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