新聞 TV 週刊誌
半世紀ぶりの国産旅客機お披露目に社説掲載は日経、東京2紙のみ
◆声援送り覚悟を問う 三菱航空機が開発中の国産旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が、このほど公開された。国産旅客機のお披露目は、1962年に初飛行し、73年に生産終了となったプロペラ機「YS11」以来、実に半…
新聞大会決議「正確で公正な報道」を望めぬ朝毎の秘密保護法記事
◆1面写真に左翼デモ 特定秘密保護法の運用基準が閣議決定され、12月10日に施行される。これに対して各紙は「知る権利」が侵害されないか、懸念を表明している。新聞の立場として理解できるが、そもそも秘密保護法がなぜ必要だっ…
表紙を飾らなかった東洋経済の特集「地政学リスク」の事なかれ主義
◆「イスラム国」の脅威 世界中の至る所で紛争や戦争が勃発している。それは収まるどころかむしろ拡大の方向に向かっているようだ。そうした地域間の政治・外交・経済リスクを「地政学リスク」と称しているが、この地政学リスクが国民…
「私たちの道徳」の使用を強要したかのような印象与える「時論公論」
◆「国定」批判持ち出す 文部科学相の諮問機関である中央教育審議会(中教審、安西祐一郎会長)は21日、小中学校の道徳を「特別の教科」と位置付ける内容を下村博文文科相に答申した。これにより、早ければ平成30年度から正式な教…
各紙とも産経前支局長起訴は韓国の国際イメージを傷つけると指摘
◆人権侵害する朴政権 報道、言論の自由が民主主義の根幹をなすものであることは、今さら言うまでもないことである。米国の第3代大統領のジェファーソンは「新聞なき政府か、政府なき新聞か、いずれかと問われれば私は迷わずに後者を…
新聞週間で苦言投稿相次ぐ朝日だが慰安婦虚報に反省ない木村社長
世論誘導を読者批判 新聞週間にあたって各紙が特集を組んでいる。朝日は一連の虚報問題に対する読者の声(投稿)を「読者からの叱咤 耳を澄ます 襟を正す」との見出しで、2ページ見開きで掲載した(15日付)。その中にこんな投稿…
新聞週間で苦言投稿相次ぐ朝日だが慰安婦虚報に反省ない木村社長
◆世論誘導を読者批判 新聞週間にあたって各紙が特集を組んでいる。朝日は一連の虚報問題に対する読者の声(投稿)を「読者からの叱咤 耳を澄ます 襟を正す」との見出しで、2ページ見開きで掲載した(15日付)。その中にこんな投…
ノーベル賞受賞者の美談ならぬ「怒り」と「犬猿の仲」取り上げた文春
◆社内評価は僅か2万 また日本人がノーベル賞を授賞した。喜ばしく誇らしいことだ。特に科学部門のノーベル賞は「ナンバーワンでなく、オンリーワンに与えられる」と言われるように人類に貢献する基礎科学に与えられるもので、日本が…
消費不振でも「消費税10%なら軽減税率を」と説く読売の歯切れ悪さ
◆来年の増税を不安視 「景気後退入りの可能性/内閣府 8月指数、判断引下げ」――本紙8日付7面のトップ見出しである。8月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が2カ月ぶりに悪化。内閣府は基調判断を「足踏み」から「下…
言論規制でガス抜きの思惑が濃厚な朝日「第三者委員会」の虚報検証
◆不可解な初報の特定 「内容は自信を持っている」。慰安婦問題の虚報をめぐって朝日の木村伊量(ただかず)社長は9月の謝罪会見でこう述べた。「吉田証言」を取り消した慰安婦特集(8月5、6日付)についてだ。ところが、朝日はそ…
漱石作品を現代社会に照射し読み解く姜尚中氏アエラ記事に違和感
◆『三四郎』は都市論か 文豪・夏目漱石の人となりや作品を紹介しながら、若者の生き方などを提示した「悩む力」などの作品がある政治学者の姜尚中氏が、アエラ10月13日号で「我がこころの漱石を旅する/姜尚中が行く熊本文学紀行…
「吉田調書」記事は原発所員「貶めず」と「朝ナマ」で強弁した朝日OB
◆江田氏が見たい現実 朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長が、いわゆる「吉田証言」と「吉田調書」に関する二つの誤報問題で謝罪会見を行ってから1カ月が経過した。テレビの報道・討論番組は過去数カ月間、朝日の報道に関する問題…
小紙で北ペースの日朝交渉に警告と仕切り直し求めた中山元担当相
報告先送り各紙糾弾 北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の進捗(しんちょく)状況を話し合うために開かれた日朝局長級協議(中国・瀋陽で9月29日)で、拉致被害者の調査結果の速やかな報告を求めた日本側に対し、北朝鮮側は「…
朝日誤報問題を真摯に議論しないマスコミ倫理懇を扱う朝・毎記事
◆「吉田調書」虚報は? 新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会の第58回全国大会が9月下旬、松江市で開かれた。「岐路に立つ社会でメディアに求められるもの」をメーンテーマに、102社286人が参加して議論…
朝日バッシングを懸念する論客に語らせ「多様な言論」を示した文春
◆半藤氏は問題を混同 毎週「朝日」問題を追及している週刊文春は10月9日号で「追及キャンペーン保存版」として34人の論客に「私の結論」を述べさせている。「怒り、嘆き、励まし」の内容だ。中で、「作家、元『文藝春秋』編集長…
「イスラム国」問題を対岸の火事とする意識が先行した「サンモニ」
◆欧米諸国にショック 「8月豪雨」の次に火山とは誰もが予想し得なかった。9月28日朝の報道番組は、前日の土曜に起きた御嶽山の噴火と登山者救援活動に大半を費やしていた。山で自然を愛する無辜(むこ)な人々が犠牲になったこと…
円安が一段と進行し経済へのマイナス面を無視できなくなった各紙
◆毎日の懸念は中長期 円相場がこの1カ月で対ドルで10円近く安くなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が今月に量的金融緩和を終了し利上げが秒読みに入ってきたのに対し、日本は消費税増税後の景況改善が遅れて追加の緩和策…
「慰安婦」「原発」誤報の対処でもイデオロギー優先体質が露呈した朝日
◆機能不全に陥る朝日 9月中旬のことだが、神奈川県在住の知人から、郵便ポストに入っていたという読売新聞社のB5判の小冊子を頂いた。タイトルには「朝日『慰安婦』報道は何が問題なのか」とある。 カラー版19ページで、表紙…
教職を超ブラックな仕事にした非常識保護者に警鐘鳴らす東洋経済
◆経済誌が異例の特集 今から40年以上も前、学校現場ではよく“デモシカ先生”という言葉が使われた。大学は出たものの、就職先が見つからず、「先生でもなるか」「先生しかなれない」というところからできた言葉である。それほど人…
質問で世論調査の結果は変わると毎日調査室長に語らせたBS報道21
◆疑問符付く世論調査 新聞やテレビで内閣支持率などの世論調査がよく記事になる。各メディアによって結果が大きく違うこともあり、「本当に世論を反映しているのか」と疑問視する声も多い。 数ポイントの差なら誤差とも言えるが、…
慰安婦誤報で初のお詫びも「付け足し」謝罪と批判を浴びる朝日社長
◆追及足りない大問題 小欄が「『慰安婦』誤報で謝罪せず火だるま状態の朝日――」を掲載した今月11日に、朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長は謝罪会見を行った。 この日に政府が東京電力福島第1原発での「吉田調書(聴取結果…
基地反対運動に偏りすぎている沖縄タイムス、琉球新報の選挙報道
◆賛成する辺野古地元 かつて三里塚闘争というのがあった。三里塚とは成田国際空港の建設予定地となった地元の名称だ。地元の反対運動に極左過激派が加わり、流血事件が絶えなかった。成田闘争とも呼ばれたが、成田市は市も議会も空港…
朝日新聞のインタビュー捏造、朝日出版の窃盗で文春が追及の連打
◆盗んでいた経営機密 「水に落ちた犬は叩け」―。朝日新聞をめぐる状況は、まさにこれだ。ライバル紙はもちろんだが、追及の矛先がめっぽう鋭いのは週刊誌である。中でも群を抜いているのが週刊文春で、9月25日号にスクープを載せ…