小紙で北ペースの日朝交渉に警告と仕切り直し求めた中山元担当相


報告先送り各紙糾弾

 北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の進捗(しんちょく)状況を話し合うために開かれた日朝局長級協議(中国・瀋陽で9月29日)で、拉致被害者の調査結果の速やかな報告を求めた日本側に対し、北朝鮮側は「(再調査は)初期段階であり、具体的な調査結果を報告できる段階にはない」とした上で、詳細は日本側が訪朝して特別調査委員会メンバーから直接聞くように求めた。協議は、再調査の初回報告が当初「夏の終わりから秋の初め」で合意していたのに、北朝鮮側が先送りしてきたために、日本側が経緯の説明を求めて開かれたものだ。


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