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民主代表選で「原点回帰」と党の再生を中心に多彩な主張をした各紙

◆信頼回復に読売注文  細野豪志元幹事長(43)との決選投票になり、逆転で辛勝した岡田克也代表代行(61)が選出された18日の民主党代表選挙。代表となった岡田氏は「オール民主党ということを考えて、しっかりした人事をやる」…

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阪神大震災20年に非常事態条項で改憲を説くべきだった読売、産経

◆危機管理のお粗末さ  阪神大震災から20年が経った。各紙が特集を組んでいるが、それらを読むと当時、国の危機管理がいかにお粗末だったか、改めて思い知らされる。時の総理、村山富市氏は毎日16日付のインタビューで次のように語…

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今年の「経済大予測」でカギとなる原油安の動向に各誌の関心が集中

◆経済に楽観的見通し  原油安が続いている。ようやく、日本のガソリン価格も庶民が「安くなった」と実感できるレベルには来たようだ。ガソリン価格の値下がりは25週連続で過去最長。業界ではさらに値下がりは続くとみている。ガソリ…

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海外でも多発する子宮頸がんワクチン副反応を追った「NEWS23」

◆推進派の主張を覆す  重篤な副反応とみられる症例が予想を超えて多く発生していることから、接種の積極的勧奨が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチン問題で、12日放送のTBS「NEWS23」が海外の実態を放送した。 …

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新年展望で経済再生へ「新しい成長モデルの確立」の視点説いた産経

◆民意にそぐわぬ東京  今回は、各紙が今年経済の課題なりポイントを何に置いて、どう捉えているのかをウオッチしたい。関連社説の見出しを並べると次の通り(いずれも5日付)。朝日「暮らしを守る脱デフレに」、読売「アベノミクスの…

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民主党代表選に「新しい公共」など文化共産主義的価値観で煽る朝日

◆日経で戦後70年政治  18日に投開票される民主党代表選には長妻昭元厚生労働相、細野豪志元幹事長、岡田克也代表代行の3氏が立候補し目下、選挙戦たけなわだ。  と言っても、維新の党との合併をめぐる暴露合戦や旧社会党を思わ…

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歌の論評もなくNHK紅白ばかり話題にする“平和な”各誌新年特集

◆新潮は他愛ない裏話  年が明け、松も取れて、寒波の中で日本列島は新年を迎えている。週刊誌は「迎春増大号」を出しているが、内容は新しい年のスタートにしては物足りない小ネタばかりだ。なかでも大晦日に行われたNHK紅白歌合戦…

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安倍政権圧勝のタイミングで群衆とナチス扱う「サンモニ」新春特集

◆戦後70年に当てつけ  戦後70年の新年を迎えたところで、4日放送のTBS「サンデーモーニング」は「新春スペシャル“群衆”と戦後70年」という特集を組んでいた。ナレーションで「今、世界で起きている群衆の動きを通して戦後…

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虚偽報道の幕引きをしても「国際社会への影響」に認識を示さぬ朝日

◆新聞の基本から再生  朝日新聞社は昨年末までに、慰安婦報道や東電福島原発事故の「吉田調書」報道をめぐる虚偽記事の取り消しなどをめぐる問題を検証・評価する第三者委員会などによる報告書公表と、それを受けた新任の渡辺雅隆社長…

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新年号で代わり映えしない健康モノなどのテーマが並んだ新潮連載

◆科学エッセーも一服  新聞では読者の購読を切らさないよう、連載小説に力を入れてきたが、週刊誌でもそれをまねて売れっ子作家の内田康夫らを起用して成功した例もある。しかし、週一で読ます実力もあり、器用な作家が最近はなかなか…

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2014年を振り返る特番で朝日新聞誤報問題を避けたテレビ各局

◆池上氏のみ朝日扱う  毎年、年末になるとテレビはバラエティーや歌番組、スポーツの特番が目白押しになる。  その影響で普段の報道番組は休みになることが多いが、「今年のニュースを振り返る」といった趣旨で特番を組むテレビ局も…

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3・5兆円経済対策に「バラマキ」「効果に疑問」示す読売、日経、毎日

◆財政再建視野に置く  2015年が明けた。旧年は、経済面では17年ぶりの消費税増税の影響に明け暮れた一年だったが、今年はどんな年になるのか、また新聞はどう伝えるのか。今後ともご愛読に応えられるようウオッチし小欄執筆に取…

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あくまで「朝日批判対策」だった誤報検証の第三者委員会報告書発表

◆後追いを避ける計算  どうやらこれでケリを付けたつもりらしい。朝日の慰安婦報道をめぐる虚偽問題についてだ。朝日報道を検証していた第三者委員会は22日に報告書を発表し、これを受け渡辺雅隆社長が26日に記者会見し、改めて謝…

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事件事故など今年の話題が多すぎ新年の展望が少ない文春「新年号」

◆朝日誤報で本領発揮  今年も世界中で日々様々な事件が起こり、週刊誌は話題に事欠くことはなかった。国内の事件も多かったが、海外の話題も多く、特に中国、韓国の記事が目立つようになり、報道量も格段に増えた。一部の週刊誌は、芸…

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結婚の意義触れず「LGBTの声聞け」と無責任すぎる「ZERO」

◆甘い認識のコメント  海外の有名歌手やスポーツマンが同性愛者であることを告白したとのマスコミ報道に接するたびに、当人たちは個人の性的指向を人前で語ることの下品さを考えないのだろうか、と思ってしまう。また、公の場で論ずべ…

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第三者委報告が指摘する慰安婦虚偽報道のツケ払いに追われる朝日

◆報告書の要約を6ページ  朝日新聞社による慰安婦報道を検証する同社の第三者委員会(中込秀樹委員長ら7人)が22日に記者会見し、報告書を公表した。A4判110ページに上る報告書全文はネット上で公開、記者会見では同40ペー…

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共同通信の自民3分の2超など衆院選予測が与えたアナウンス効果

◆「お任せ」低投票率に  先の総選挙の結果は、有権者が安倍政権の2年間を評価し、引き続き安倍首相に信を託したということだろう。  毎日は投票率が52%の戦後最低だったことをもって「わが国はかつて政党政治が機能不全を来し、…

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日本人の底力を示す次世代の乗り物技術に「夢」を描くエコノミスト

◆水素やリニアに注目  自動車、新幹線をはじめとして日本の輸送技術が世界で高い評価を受けていることは周知の事実。その安全性、技術力は世界を席巻するものがあるが、ここにきてさらに世界の注目を集める次世代の乗り物がある。具体…

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富士山噴火に古文書記録と地中の異変を追い現実性示した「新報道」

◆一昔前なら科学番組  今年は自然災害の猛威に見舞われた一年だ。2月の首都圏の大雪、8月の広島市を襲った豪雨と土砂災害、9月の御嶽山噴火……12月に入っても各地で雪害が発生しており、改めて我が国が自然災害列島であることを…

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「はやぶさ2」に期待するも「次」の計画なしに寂しさを示した各紙

◆日経は人材育成強調  数々のトラブルを乗り越え、史上初めて、小惑星の砂を持ち帰った初代「はやぶさ」の帰還から4年半。その後継機「はやぶさ2」が、今度は水や有機物を含むとされる小惑星「1999JU3」に向けて飛び立った。…

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朝日・毎日の反安倍政権キャンペーンの論調に審判が下った総選挙

◆ことごとく反対社説  総選挙で与党が圧勝した。安倍路線にことごとく反対してきた朝日と毎日にとっては大敗北である。  両紙は解散に大義はないとし、アベノミクスで格差が広がったと批判、安保問題では集団的自衛権や特定秘密保護…

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総選挙後新内閣の防災対策を示唆する新潮の「直下型地震」への警鐘

◆飯島氏予測は如何に  週刊誌は投票日を控えて、焦点選挙区やら話題の候補を取り上げて、お茶を濁すだけで、はっきりと当落予想は立てない。それよりも結果を踏まえた次の「総選挙総特集」に力を注いでいる。  そんな中、数字をはっ…

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野党に追い風を送ろうと「人間やめるか」の脅し文句出た「サンモニ」

◆反自民あの手この手  第47回衆院選は今日、投開票を迎える。今回の選挙では、新聞各紙が公示後に序盤情勢を掲載し、ほとんどが「自民300議席超」と報じた。  一方で、これらの情勢の流れを変えようと、公職選挙法に抵触しない…

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