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戦後70年談話へ朝日を除き視野、視点が幅広く多彩、多角的な各紙

◆反日宣伝に拠る朝日  「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」(21世紀構想懇談会)という何とも長ったらしい名称の会議が先月25日に初会合を開き、注目を集めている。安倍晋三首相が…

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民法の契約ルール改定に乗じて家族条項に浅薄な改定論を出す毎日

◆家族の有り様は不変  お金の貸し借りや物の売買といった契約ルールを時代に合わせて分かりやすくする。法制審議会はそんな答申を上川陽子法相に提出した。  契約ルールを定めた民法には、例えば賃貸住宅の「敷金」の規定がない。そ…

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ネット起業家の焦りも窺えるNW日本版の「宇宙ビジネス」関連記事

◆全地球カバーの衛星  ニューズウィーク日本版(2月24日号)の「新世代起業家は宇宙を目指す」と題した記事は「宇宙ビジネス」の話。宇宙空間を利用して、通信とくにインターネット技術を飛躍的に発展させ、ビジネスにつなげたいと…

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春節の中国人訪日観光客の爆買いで身近な関心追った「新報道」など

◆“二極化”と報ステS  旧正月(今年は2月19日)は中華圏で「春節」と呼ばれ、その休暇期間に円安の日本を訪れた中国人観光客の買い物風景を追うテレビ番組が多かった。ケタ違いの買いっぷりに「爆買い」と称して囃(はや)し立て…

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力強さ見られぬも消費増税から初のプラス成長に楽観的な日経社説

◆予測外す民間や新聞  昨年4月の消費税増税後、2四半期連続のマイナス成長から、日本経済はようやくプラス成長に転じた。  先日明らかになった昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、前期比0・6%増、年率換算…

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渋谷区の同性愛結婚相当条例案に社会規範差し置いて賛成する朝毎

◆同性愛とHIV感染  最近、エイズ(後天性免疫不全症候群)に関するニュースがめっきり減ったように思う。かつては厚生労働省のエイズ動向委員会の発表モノが新聞の1面を飾ることもあった。それが慣れっこになったのか、新薬の開発…

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介護報酬引き下げに超高齢化社会の深刻な現実に関心を寄せる各誌

◆老人漂流と嘆く毎日  4月からの介護報酬引き下げを受けて、週刊誌各誌は判で押したように「高齢者介護」問題を取り上げている。「介護現場での労働力空洞化」「介護崩壊に拍車」「外国人スタッフ頼み」などの見出しが目に突き刺さる…

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「イスラム国」の日本人人質事件を安倍政権批判に利用する「報ステ」

◆番組に外務省が抗議  今月に入って、テレビ朝日「報道ステーション」の放送内容が話題になっている。  3日には外務省が前日の内容に抗議と訂正を申し入れ、9日には放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会が昨年9月…

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現実的な電源比率を求めた日経、産経、小紙と原発ゼロありきの朝、毎

◆最適な電源構成議論  エネルギーのベストミックス(最適な電源構成)についての議論が、政府(経済産業省)の有識者会議「長期エネルギー需給見通し小委員会」で始まった。2030年の時点で、火力や原子力、水力や太陽光発電などの…

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災害時の軍の救援支援するODA大綱の趣旨を解さぬ朝日「素粒子」

◆軍=悪玉の決めつけ  イスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画はイスラム教徒の心を傷つけたとして物議を醸しているが、朝日の夕刊、題字下の社会風刺コラム「素粒子」にも傷つけられた人は少なからずいる。  かつて鳩山邦夫法相が…

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シェールオイルにらみ原油減産見送ったOPECなど動向探る各誌

◆分かれたサウジ評価  ひと頃の高騰を思えば、最近は「安くなった」と思ってしまうガソリン価格。昨年7月には1㍑=160円だったのが、現在では120円台に低下し、“安心”して満タンを入れる客も増えたとか。消費者の関心はガソ…

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虐待による愛着障害の治療で脳科学への過剰な期待諫めた「クロ現」

◆唯物論的な人間観に  近年、脳科学の発達は目覚ましく、脳のどの部位がどのような精神作用に関わっているのかが分かるようになってきた。かつてNHKスペシャルが電極の付いた細い管を脳に差し込んで、うつを治療する「脳深部刺激」…

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各紙評価する岩盤規制打破の農協改革は本当に農業再生に繋がるか

◆10日各社説は同論調  「岩盤規制」の一つに挙げられていた農協改革が事実上決着した。全国約700の地域農協を統括する全国農業協同組合中央会(JA全中)が、政府・自民党がまとめた農協改革案の受け入れを9日に表明した。農協…

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「イスラム国」邦人人質事件でテロ批判が米国批判にすり替わる朝日

◆テロ集団に与した?  イスラム過激派「イスラム国」の残虐極まりないテロ行為に国際社会はどう立ち向かうか、新たな段階に入った。わが国は2邦人を殺害され、標的に名指しされただけにテロ対策が急がれる。  テロ集団は「世界16…

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宗教戒律に無頓着な日本人の軽率な行為にテロの危うさ報じた文春

◆警察情報追った新潮  イスラムスンニ派過激テロ組織「イスラム国」は2人の日本人を殺害し、さらにその刃を日本にも向けると公言した。週刊誌はこの話題で持ち切りだ。  週刊朝日(2月13日号)は安倍晋三首相に対し、「イスラム…

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人質殺害映像に各紙談話でイスラム観形成に冷静さ求めた専門家ら

◆ジャーナリスト受難  イスラム過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)に日本人2人が拘束され身代金やテロ事件犯死刑囚の釈放を要求されていた人質事件は、湯川遥菜さんに続き、フリージャーナリストの後藤健二さんを殺害したと…

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秘密保護法や共謀罪に反対の朝日と毎日にテロ対策を語る資格なし

◆邦人殺害で両紙社説  過激組織「イスラム国」によって日本人2人が殺害された。「痛恨の極み」(安倍晋三首相)の最悪の結末だ。テロリストは今後も容赦なく日本人に矛先を向けてくる。2020年には世界の耳目を集める東京オリンピ…

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アエラの安倍政権の原発政策は「具体的な道筋示せず」は偏った見方

◆国内48基稼働はゼロ  アエラ2月2日号で「絵に描いた餅も描けない混沌/原発再稼働後に広がる不安」と題し、リード文で「再稼働したとしても、原発政策は八方ふさがり。原発維持に方針転換した安倍政権だが、具体的な道筋は示せず…

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「イスラム国」邦人人質事件を過激派組織同士の競争と見た「新報道」

◆守勢に立った過激派  シリアとイラクに勢力を持つ中東の過激派組織「イスラム国」が日本人人質1人を殺害したとみられ、解放に向けた交渉は難航している。  フランスで先月7日に起きた風刺週刊紙「シャルリエブド」襲撃事件の衝撃…

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2年ぶり改定の宇宙基本計画に安保能力強化を是とした読売と日経

◆沈黙したリベラル系  政府の宇宙開発戦略本部が今月上旬にわが国宇宙開発の2015年度から10年間の基本方針となる新しい宇宙基本計画を決定した。現行の計画(5年間)は13年1月に策定したばかりで、2年ぶりの改定は異例であ…

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護憲論調の朝毎に「表現の自由」に責任伴う主張せしめた風刺画事件

◆ムハンマド画の扱い  テロをめぐって1月に二つの衝撃が走った。イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した仏週刊新聞「シャルリー・エブド」の襲撃事件と日本人人質事件だ。いずれもイスラム過激派の犯行だ。  言うまでもな…

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仏国のテロに風刺と表現の自由、宗教の尊厳など文春で説く識者ら

◆キリスト教にも風刺  フランスの風刺画週刊紙「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃された事件は「表現の自由」とともに、宗教に対する理解の重要さを実感させた。  わが国でも「表現」をめぐってメディアが抗議されたり、…

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阪神大震災20年に災害時報道の在り方で「娯楽」論じる「新フジ批評」

◆救助妨げる報道ヘリ》  6434人の犠牲者を出した1995年の阪神大震災から1月17日で20年を迎えた。  NHKはこの日、震災発生時刻に合わせた早朝の番組をはじめ、昼、夜と続き翌日も特集番組や関連ドラマなどを放送した…

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