力強さ見られぬも消費増税から初のプラス成長に楽観的な日経社説
◆予測外す民間や新聞
昨年4月の消費税増税後、2四半期連続のマイナス成長から、日本経済はようやくプラス成長に転じた。
先日明らかになった昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、前期比0・6%増、年率換算では2・2%増。3四半期ぶり、消費税増税後では初めてのプラス成長である。ただ、プラス成長とはいえ、事前の民間調査機関による予想は平均で3%台後半だったから、それを大きく下回る数値だった。
民間予測はここのところ分析が甘いのか、消費税増税後という大きな経済事象の状況判断は難解なのか、大きく外すこと3連敗である。
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