沖縄県知事選を大局的に解説して「辺野古」で論戦を求めた読売社説


◆保守分裂に革新介入

 沖縄県知事選(16日投開票)が現地でヒートアップしている。だが、東京では地方選挙の一つと関心の度合いはいまいち。その重要性も理解されているとは言い難いが、他の知事選とは違い、日本の外交と安全保障の行方に大きな影響を及ぼすのである。

 沖縄県知事選に立候補したのは4人。現職の仲井真弘多(ひろかず)知事が3選を目指し、翁長雄志(おながたけし)・前那覇市長、喜納昌吉(きなしょうきち)・前参院議員、下地幹郎・前郵政改革相の新人3氏が挑み、最大の争点は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古(名護市)移設問題とされる。


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