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安倍晋三首相戦後70年談話/駄々っ子が喚き散らすような朝日社説

◆評価が高かった談話  70回目を迎えた終戦の日の前日に、安倍晋三首相は閣議決定した戦後70年談話(安倍談話)を発表した。  「戦後50年の村山談話を大きく書き改める談話になるとの見方もあった」(日経15日社説)が、内外…

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安倍首相戦後70年談話に読売、日経、産経が「前向き」「常識的」と評価

◆格調高かった「談話」  終戦記念日の8月15日に、こんな記憶が蘇(よみがえ)った。  白い病衣を着た傷痍軍人が駅頭で軍歌をアコーディオンで奏で、汗もぬぐわず、ひたすら頭を下げて寄付を募っている。その光景を子供らが奇異と…

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聞こえのいい推薦文?実利に乏しい文春の「手術が巧いがん外科医」

◆推薦人の実名は出ず  週刊文春8月13・20日号に「本当に手術が巧いがん外科医リスト」と題して107人のがん外科医がリストアップされている。従来「いい病院」「評判のいいドクター(医者)」…などの“番付”特集は週刊誌の定…

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「失われた20年」の教訓で97年度緊縮政策の失政を語らぬ日経社説

◆「政治」に苦言は尤も  あと2日で15日の終戦記念日を迎える。ちょうど戦後70年である。  今年は大きな節目の年として、新聞でも各種の特集記事を掲載し、70年を様々な角度から振り返っている。  社説でも同様で、いくつか…

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反安保学生団体の側に立ち自民党議員の言葉尻を捉える朝日、毎日

◆米大使従兄弟の著作  「あの夏」がまた巡ってきた。終戦から70年。戦争と平和、国の在り方、そして何よりも慰霊――。さまざまな思いもまた、巡る夏である。キャロライン・ケネディ駐日米大使は広島と長崎の祈念式典に出席して、ど…

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「反日」を批判した韓国大統領実妹の発言に識者の分析を加えた新潮

◆文春に立花氏原爆論  8月6日と9日を迎えた。広島、長崎に原子爆弾が落とされた日である。戦後の占領軍による情報統制、未発達な情報媒体などの理由により、原爆被害の悲惨さはあまり世界に伝えられていなかった。それは今でも変わ…

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トルコのIS掃討への本気度を疑問視するエルサレム・ポスト

◆存在感増すクルド人  米・トルコ両国政府が7月、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で連携を取ることで合意したことが報じられた。IS掃討作戦で米国がトルコ南部の基地を使用、トルコも空爆などでISへの攻撃を支援するという…

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朝日慰安婦報道取り消し1年/産経が植村元記者インタビュー詳報

◆読みごたえある特集  そうか、もう1年になるのか。すっかり忘れていた――。  朝日新聞が自社の慰安婦報道に関する記事の一部の誤報を認め、関連記事を取り消してから5日で1年となる――と書き出す産経新聞(4日)の記事で、そ…

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沖縄紙の「銃剣とブルドーザー」の軍用地報道に不都合な政府答弁書

◆基地必要多い高校生  今年6月、沖縄の県内高校生が中心となって沖縄平和フォーラム2015が開催された。その中で県内28高校の生徒1046人を対象に行った米軍基地に関するアンケートの結果が発表された。地元紙、琉球新報(以…

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世界経済に悪影響及ぼす中国上海株急落・ギリシャ危機を3誌特集

◆国際金融の不安要素  今年3月のギリシャ選挙を境にEU(欧州連合)が揺れ始めた。急進左派で緊縮財政に反対するチプラス氏が首相に任命されたことでギリシャ危機到来の幕開けとなった。事実、6月30日期限のIMF(国際通貨基金…

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反安保法制から人命の肩代わりが目的と戦死連想させるサンモニ

◆討論避けた日曜討論  安全保障関連法案をめぐっては衆院を通過してなお喧しい。平和安全法制特別委採決はプラカードの野党議員で騒然、本会議(7月16日)は反対野党が退場し、まだ対決冷めやらぬ19日のNHK「日曜討論」は討論…

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油井さん宇宙で日本のISS後の有人活動の議論求めた産経、毎日

◆国際協力を読売強調  油井亀美也宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在をスタートさせた。45歳にして初の宇宙飛行、しかも約5カ月の長期滞在である。航空自衛隊のテストパイロット出身という異色の経歴も重な…

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安保法案に関係ないレッテル貼りで不安を煽る野党に手を貸す毎日

◆造語で徴兵制を印象  「憲法解釈変えたら次は徴兵制ですよ」。こんな荒唐無稽な民主党・枝野幸男幹事長の話を6月、朝日が大真面目に報じて以来、安保法案に反対する新聞に「徴兵制」の文字が躍るようになった。  曰く、「憲法と徴…

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集団的自衛権合憲の憲法学者に光を当て論拠語らせた新潮の座談会

◆「違憲」ばかりが報道  衆院憲法審査会に呼ばれた「憲法学者」3人が、集団的自衛権は「違憲」との見解を示した。その後、憲法学者たちの“人気投票”のように集団的自衛権が扱われ、朝日新聞、東京新聞などは「違憲が多い」というこ…

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信憑性欠くデータで「同性婚」支持に誘導する「週刊ニュース深読み」

◆慎重論の出演者なし  NHKが同性愛者などの、いわゆる性的少数者(LGBT)問題を、親和的な視点で取り上げていると、この欄でたびたび指摘してきた。その報道姿勢はいつから始まったのかは、正確には分からないが、筆者の知る限…

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新国立競技場、一般紙を越え角度が付き過ぎ始末に負えぬ朝日社説

◆評価した読売、産経  「コストが予定より大幅に膨らみ、国民、アスリートから大きな批判があった。このままではみんなに祝福される大会にすることは困難だと判断した」  安倍晋三首相はこの17日に、2020年東京五輪・パラリン…

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安保法制への反対に現実を見ぬ「法匪」と読売で批判した五百旗頭氏

◆言論責任示さぬ朝日  「破滅的な見当違い」。戦争の世紀と呼ばれた20世紀にそう呼ばれる教訓が残されている。ひとつは第1次世界大戦をめぐってだ。  1910年に米スタンフォード大学のジョーダン学長は、戦争を引き起こせば、…

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部数競争が最優先か?女性読者をターゲットに誌面作りに励む文春

◆「週刊文春」は45万部  月刊「THEMIS」4月号の記事「『文藝春秋』激減が示す出版不況止まず」によると、「出版業界の落ち込み、とりわけ雑誌部門の落ち込みが一段と加速」「総合月刊誌として唯一、健闘してきた『文藝春秋』…

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イランに「敗北」とワシントン・タイムズで批判するギングリッチ氏

◆核開発阻止は不透明  イラン核交渉で最終合意が交わされた。2002年に核開発疑惑が明らかになったことを受けて、国際社会はイランの核保有阻止へ、交渉を行い、制裁を科してきた。ようやく交わされた合意だが、1979年イラン革…

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株価の乱高下で中国当局の露骨な市場介入をそろって批判する各紙

◆景気実態に日経警告  中国経済が怪しくなってきた――。最近の中国株式市場の株価の動きは、その兆候の一つとみていいだろう。  中国の代表的な指標である上海総合指数は、昨年後半から急ピッチで値を上げ、今年6月半ばには、前年…

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安保関連法案の成立求めた参考人・中山石垣市長の発言歪める毎日

◆異論封じの朝日社説  「(朝日記者は)どれほどの国語能力を持っていたのか。朝日の入社試験を受けたことがないから知らないが、相当の国語能力がないと採用されないのではないか」  地方創生担当相の石破茂氏の言である。昨年9月…

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三笠宮殿下の「家庭内暴力」報じた文春に新潮が彬子さま取材で反論

◆世界遺産外交に苦言  紆余(うよ)曲折の末、「明治産業革命遺産群」が世界遺産に登録された。わが国19件目の世界遺産であり、3年連続の登録である。しかし、素直には喜べない。誤解、横やり、中傷、妨害、反対、攻撃に遭い、ボロ…

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拉致再調査1年 北朝鮮への圧力強化を検討すべきとする産、読、経

◆浮上する制裁強化論  家族は一日千秋の思いで、わが息子、娘を取り返す日を待っている――。  この4日で、北朝鮮が日本人拉致被害者について、特別調査委員会を設置し、再調査に着手して1年が過ぎた。再調査は1年をめどにして終…

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