安保法制への反対に現実を見ぬ「法匪」と読売で批判した五百旗頭氏


◆言論責任示さぬ朝日

 「破滅的な見当違い」。戦争の世紀と呼ばれた20世紀にそう呼ばれる教訓が残されている。ひとつは第1次世界大戦をめぐってだ。

 1910年に米スタンフォード大学のジョーダン学長は、戦争を引き起こせば、欧州諸国は破産するから、起こせないとして「将来、戦争は不可能になる」と論じた。経済的相互依存、労働組合や知識人の相互交流、資本の流れなどで戦争は時代遅れになったと唱える学者らもいた。だが、14年に大戦が勃発し、「破滅的な見当違い」となった。


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