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経済再生の原点求めるも「なぜ道半ば」の一因に消費増税触れぬ各紙

◆初心への回帰を強調  第3次安倍改造内閣がスタートした。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで失った国民の信頼回復に全力を挙げるべく、閣僚経験者を多数配置した実務型布陣で、安倍晋三首相は組閣後の会見で、「経済最優…

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「印象操作」批判に聞く耳持たず「フェイクニュース」の拡散続ける朝日

◆虚偽を32年間も放置  朝日の「あすへの報道審議会」(紙面論評)が「フェイク(偽)ニュース」が拡散する中でのメディアの役割について論じている(5日付)。テーマは「『トランプ時代』をとらえきれているか」。米国の話題だが、…

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西欧科学の可能性と限界を見るNW日本版「癌治療レボリューション」

◆異分野学者が癌研究  週刊誌の今週の自然科学に関する話題では、ニューズウィーク日本版8月8日号の「癌治療レボリューション」特集の中の「宇宙研究者が挑む癌のミステリー」がダントツ面白かった。  がん治療の在り方に一石を投…

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北のミサイル発射/中・露の事実上の国連決議破りを追及した産経

◆現実味を帯びる脅威  北朝鮮が先月4日に続いて28日深夜に、中国国境近くの舞坪里から発射した大陸間弾道ミサイル(ICBМ)について、米国や韓国の国防・研究機関などの分析・評価がまとまってきた。通常より高い高度のロフテッ…

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前川氏の「嘘」に触れず読売の報道姿勢を批判した池上氏の朝日コラム

◆安倍政権つぶし狙い  加計学園の獣医学部新設問題をめぐる国会の第2回目の閉会中審査が行われた。前川喜平・前文部科学事務次官の「証言」から始まった加計問題だが、審査では大山鳴動してネズミ1匹どころか1匹も出てこなかった。…

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辞意表明の当日に稲田朋美氏のダメっぷりを暴露した文春・新潮

◆見る目なかった首相  稲田朋美防衛相が辞意を表明した27日、その日の朝、店頭に並んだ週刊文春(8月3日号)と週刊新潮(同)はそろって稲田氏を取り上げ、防衛大臣としての資質を問う記事を載せていた。8月3日と言われている内…

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聖地をめぐる衝突で解決への道筋を示せぬイスラエル各紙

◆繰り返される衝突  イスラエルとパレスチナとの間で再び、「聖地」をめぐる衝突、流血事件が起きた。イスラエル側の譲歩で一応の収束を見たが、解決案は提示されず、火種は残ったままだ。  エルサレムで、イスラム教徒パレスチナ人…

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6度目の物価目標先送りに日銀の信頼損ねると批判強める朝日、毎日

◆現実受け止める読売  日銀は物価上昇2%の目標達成時期を、これまでの「2018年度頃」から「19年度頃」に1年先送りした。目標達成の先送りは、これで6度目である。  今回の先送りについて、社説で論評を掲載したのは、読売…

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都議選を共産党の描く構図で「非自民総力戦」と分析した朝日コラム

◆民協路線堅持求める  今年1月、共産党は第27回党大会を開き、従来の「自共対決時代」という位置付けを捨て、「自公と補完勢力」対「野党と市民の共闘」という新しい対決構図を描いた。この話を思い出したのは、朝日が共産党の描く…

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日本は中国にとっくに負けている分析するダイヤモンドの独善

◆ITで後れ取る日本  東京の上野動物園で6月12日、29年ぶりにジャイアントパンダが生まれた。このところ、何かとギクシャクする日中関係もこの日だけは違ったようで、菅義偉官房長官も「日本全体が明るくなるニュース。そのこと…

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深海探究のロマンから海の魅力を啓発される東京の「海の日」の社説

 夏本番に入った暑い日には、つい口ずさみたくなる懐かしの童謡や文部省唱歌がある。♪われは海の子 白浪の…。あるいは♪海はひろいな大きいな 月がのぼるし…。  この17日は祝日法が定める22回目の「海の日」であった。<海の…

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加計学園めぐる閉会中審査で「加戸発言」に触れない朝毎の印象操作

◆偏向手法が浮き彫り  学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる衆参両院の閉会中審査が先週、行われた。それを伝える一部メディアの偏向ぶりには唖然(あぜん)とさせられた。  本紙読者なら16日付本欄で承知の通りだ。NHK…

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既存メディアを出し抜きSNSの新しい可能性を示した松居動画

◆背後にサポーター  タレントの松居一代(60)が夫で俳優の船越英一郎(56)の「不貞」を訴える動画がインターネットで拡散している。既に5本が公開されており、いずれも、松居が夫婦間の秘め事や船越の個人情報を暴露しながら、…

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NHKの「加計」閉会中審査生中継で浮き彫りの「朝日」偏向報道

◆前川前次官の“詭弁”  新聞・テレビに限らず、メディアが行う偏向報道の常套(じょうとう)手段は客観報道を装いながら、実際は事実を切り取って、自分たちの都合の良いことだけ伝えることである。学校法人「加計学園」(岡山市)の…

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7年ぶり税収減で「成長頼みの財政」に警鐘ならす読売社説の先走り

◆成長途上でブレーキ  7年ぶりの税収減少に、読売新聞が8日付社説で「成長頼みの財政への重い警鐘だ」(見出し)と政府に注意を喚起している。  2016年度の国の一般会計税収がこのほど、前年度比0・8兆円減の55・5兆円と…

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都議選で「受け皿」になれなかった民共路線の「大」惨敗に沈黙する朝日

◆来る総選挙に関心  都議選から1週間、自民党の歴史的惨敗の余波はまだ続いている。都議選は地方選とはいえ、有権者は1000万人を超え、しばしば国政選挙の先行指標となってきた。それだけに来る総選挙にどんな影響を及ぼすのか、…

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反・脱原発をフォローする週刊金曜日が太陽光発電の不都合をリポート

◆「太陽光発電は汚い」  実用的な再生可能エネルギーのトップランナーの一つである太陽光発電。発電ためのパネル設置という比較的小さい初期投資で済むことから、同業界へ参入する事業者も少なくない。ところが、施設の設置をめぐって…

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時の党首人気が生む「チルドレン」議員問題を案じた「時事放談」など

◆豊田議員の声を分析  今回の東京都議選に与えたテレビの影響は大きかったと言えよう。例えば、週刊誌が告発報道した豊田真由子衆院議員の秘書に浴びせた暴言は、活字で表現するには限界がある。テレビでは生声が伝わりインパクトは数…

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都議選で自民大敗、ここを先途とばかりに政権批判畳み掛ける朝日

◆本音が覗く各紙社説  「小池系が過半数 自民惨敗」(日経)  自民党は過去最低だった38議席をさらに下回る23議席という歴史的惨敗。代わって小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が49議席を獲得して都議会…

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地方紙「社説」のカラクリ触れずテロ準備罪に「大半が反対」とした毎日

◆「肯定的」は一社のみ  毎日メディア欄(22日付)が興味深い分析記事を載せた。6月に成立したテロ等準備罪を導入する改正組織犯罪処罰法について全国紙、ブロック紙、地方紙の大半が16日付(一部は17日)で社説・論説を載せ、…

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与党政治家への感情的な反発心をあおることに執着する文春・新潮

◆「選挙妨害」との声も  このところ、週刊誌は政治の話題で騒がしい。下村博文元文科相の「闇献金」を週刊文春(7月6日号)が報じれば、週刊新潮(7月6日号)は金子恵美代議士の「公用車で保育園」送迎を報じている。“権力の不正…

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沖縄への「差別」が拡大しているとの誤解を与えるテレ朝「報ステ」

◆暴力的な抗議活動  沖縄「慰霊の日」の6月23日、沖縄戦の犠牲者らを悼む全戦没者追悼式が糸満市で行われた。この日、テレビ朝日の報道ステーションは「慰霊の日に考える沖縄への“ヘイト”」と題し特集を組んだが、その内容は、本…

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東芝半導体の日米韓連合への売却方針に原発絡め政府批判する東京

◆論理誘導がミエミエ  東芝は半導体子会社「東芝メモリ」の売却について、政府系投資ファンドの産業革新機構を中心とする「日米韓連合」と優先的に交渉することを決めたが、これに毎日、東京が社説で反対している。  特に東京23日…

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