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自公圧勝でもアベノミクス「再加速の前に」と訴える東京の民意無視

◆生産性革命こそ必要  衆院選は「国難突破」「アベノミクスの再加速」を訴えた自公が絶対安定多数を超える圧勝で終わった。  選挙後、「アベノミクス」に焦点を当てた社説を掲載したのは、読売、日経、産経、東京で、朝日、毎日はな…

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与党圧勝を無視した論調を張り憲法を歪めて安倍政権を批判する朝日

◆恨み節噴出の「希望」  総選挙の「総括」が続いている。圧勝した与党から「謙虚」の言葉が聞かれたので、敗者は反省の弁かと思いきや、恨み節ばかりだ。希望の党のことである。  初めて開かれた両院議員総会で小池百合子代表(都知…

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大国の自然災害対策の不備な実情を垣間見せたNW日本版山火事記事

◆900平方キロが焼失  10月初旬、米国カリフォルニア州で恐るべき山火事が起きたことは、日本のメディアでも現場の映像を含め、かなり大きく取り上げられたから、憶(おぼ)えている読者も少なくないと思う。ニューズウィーク日本…

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「バルフォア宣言」100周年でパレスチナの無策を非難した英誌

◆“二枚舌外交”の一環  イスラエルの独立につながった「バルフォア宣言」から100年を迎える。宣言が作成された11月2日には、ネタニヤフ首相がパレスチナの旧宗主国英国を訪れ、メイ英首相と共に記念の祝賀会に参席する予定だ。…

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衆院選与党勝利、敗退した希望の存在意義で大局観示した読売と小紙

◆自ら墓穴掘った希望  第48回衆院選(22日投開票)は自民党が追加公認3人を含め、284議席を確定する圧勝となった。大きな争点となった憲法改正は、連立を組む公明党と合わせた与党313議席に達し、改正の国会発議に必要な3…

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「国難」の少子高齢化問題に「家族」の強化策を論じず解せない保守紙

◆公約に「家族」抜ける  総選挙で安倍政権が信任された。喧噪(けんそう)な宣伝合戦が終わり、各党の公約を振り返ってみると、すっぽり抜け落ちていた課題が浮き上がってくる。それは「家族」をめぐる施策だ。どの党もほとんど言及し…

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韓国軍慰安所「歴史的スクープ」めぐり文春と新潮のバトルが勃発か

◆文春の報道は捏造?  ライバル誌が報じたスクープ記事を検証する…。週刊誌の双璧である週刊文春と週刊新潮の間で一つの記事をめぐって“バトル”が繰り広げられようとしている。  焦点の記事は週刊文春が2015年4月2日号で報…

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選挙番組で“モリカケ”追及も墓穴を掘った「報ステ」と「NEWS23」

◆論理の稚拙さを露呈  「反安倍」色の強いテレビ朝日とTBSの選挙報道が、左派野党寄りの偏向スタンスを取ったところで、今さら驚きはしない。しかし、その意図に反して、安倍晋三首相をやり込めるどころか、逆に反安倍論理の稚拙さ…

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財政健全化と成長で「責任ある経済政策」主張も難しさ語らぬ各紙

◆二兎を同時に求める  衆院選も22日の投開票まであとわずか。各党とも自党政策のアピールや他党批判に舌戦を展開しているが、新聞は、経済問題では約5年間の安倍政権の経済政策「アベノミクス」の是非を中心に「責任ある」政策論議…

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「与党圧勝」を予測する各紙報道による「アナウンス効果」に油断は禁物

◆度々外れる事前予測  先週、各紙が衆院選の序盤情勢調査を報じた。「自公両党で300議席をうかがう」(読売12日付)、「自民単独過半数を大きく上回る」(朝日12日付)などと、いずれも与党勝利を予測している。  朝日の12…

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基礎力・教養力としての国語力の充実を訴える東洋経済の特集

◆問題の漢字を読めず  近年、日本語の乱れや国語力の低下を指摘する声がある。札幌のある塾の講師がつぶやいた。「数学の問題を解くにしても、問題の漢字が読めない。文章題では文章を数式に直す読解力がない。数学以前に国語力の問題…

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衆院選公示、政権選択から安倍政権5年の通信簿付けに性格が変わる

◆希望の失速が顕わに  10日に公示され、22日に投開票される第48回衆院選が始まった。衆院の総定数が前回より10減の戦後最少465(小選挙区選289、比例選176)の議席獲得に、12日間の短期決戦である。  各紙は休刊…

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希望の党に矛先を向け左派勢力への肩入れ続ける朝日のご都合主義

◆メディアの世論操作  総選挙が公示された。投票日までどんな展開を見せるのか、先の読みにくい今選挙だ。そんなとき、メディアはラベリング(レッテル貼り)などで世論操作をやり、有権者を巧妙に誘導しようとする。  細川連立政権…

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“小池劇場”ばかりに目を奪われ希望の党の政策を追及しない新潮

◆見出しで知れる内容  見出しを見ただけで、本文を読まずとも内容が知れるのは、編集の腕なのか、それとも中身がないのか? 週刊新潮(10月12日号)は希望の党を立ち上げた小池百合子東京都知事を特集し、「小池百合子の希望・横…

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消える民進党にこそ総選挙戦略を問うてほしかったNHK「日曜討論」

◆希望は野党第1党か  10日公示の衆院選に向け役者も出そろった。しかし、民進党が存在しながら審判を受けないのは腑(ふ)に落ちない。9月1日代表選で、共産党との共闘を見直すと表明して選出された前原誠司代表は、同党の原点だ…

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「ツケノミクス」とアベノミクス批判に終始した毎日「日本の岐路」

◆選挙戦の構図明確に  衆議院が解散され、選挙戦が事実上スタートした。かつて政権を奪取し、国政を進めた野党第1党、民進党(当時、民主党)の「希望の党」への合流、分党騒動もどうやら落ち着き、選挙戦の構図が次第に明確になって…

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自公VS希望に「共産など」加え三つ巴の構図作り出した朝日の思い入れ

◆玄人筋も先が読めず  「政界は一寸先は闇」。この台詞(せりふ)で知られるのは故・川島正次郎氏だ。佐藤栄作政権下で自民党副総裁を長年務め、しばしば「政界の舞台回し」を演じた。それを今日的に言えば「小池劇場」。演出、主演と…

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未婚率急増に対し匿名氏の発言とらえ安手の分析に終始した週刊朝日

◆4人に1人が未婚男  週刊朝日9月25日号の「未婚・独身男が増えている裏事情」は「国立社会保障・人口問題研究所の調べで『50歳まで一度も結婚したことのない男性』が4人に1人に。2035年には3人に1人になるとの試算だ。…

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憲法や安保問題を避け安易なテーマで劇場型政治を助長する各番組

◆小池氏の巧みな戦術  9月28日の臨時国会の冒頭で衆院が解散され、選挙戦が事実上スタートした。安倍晋三首相は、解散理由に消費税増税の使途変更と北朝鮮情勢への対応を挙げ、「国難突破解散」と命名した。  しかし、連日テレビ…

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「北朝鮮情勢への言及」を隠しながら機関紙並みに政権批判する朝日

◆国難への対応に集約  「野党は『加計隠し』『解散の大義』などを問題にするが、国会で大変な時間を費やしたその問題を含め、安倍内閣の信任不信任は国民に委ねられた」(小紙27日付「上昇気流」)のである。  二院制をとる日本の…

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基本政策の違い問わず共産党と歩調を合わせ野党共闘に執着する朝日

◆有権者の選択を軽視  安倍首相が解散総選挙に踏み切った。野党第1党の民進党は“エース”の不倫騒動と離党者の続出、「小池新党」は準備不足、しかも議員の任期は残すところ1年余り。北朝鮮危機が高まれば、解散の時期を逸しかねな…

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なぜ今、解散総選挙なのか、時期と争点に疑義を唱える文春・新潮

◆争点とすべきは改憲  安倍晋三首相が国連総会から帰国し、本稿が掲載される頃には解散総選挙の日程が明らかになっていることだろう。野党や一部メディアは猛反発しているが、一気に選挙モードに突入する。  「大義なき解散」と野党…

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サウジ「七男の台頭」、若い皇太子の急速な改革に警鐘鳴らす英紙

◆異例の皇太子の交代  サウジアラビアはムハンマド皇太子の下で、経済・社会改革を精力的に進めているが、自身の政策に否定的なイスラム聖職者を拘束するなど、反政府的な活動を弾圧、改革も順調とは言えず、中東の大国サウジの未来に…

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