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“言い訳”に終始し“懐柔”を図る新潮「太田光の日大裏口入学」問題第2弾

◆新たな“証言”はなし  「『爆笑問題』太田光の日大裏口入学」問題を週刊新潮(8月30日号)が再び取り上げた。前号(8月16・23日号)で“裏口入学”の経緯を報じたのに対して、太田がラジオやテレビで激しく反発、反論したこ…

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イエメン内戦で有志連合への米軍の支援停止求めるワシントン・ポスト紙

◆40人の子供が犠牲に  内戦が続くイエメン西部でバスが爆撃され、乗っていた40人の子供が死亡したニュースは、世界中に衝撃を呼んだ。イスラム武装組織「フーシ派」を狙った爆撃とみられるものの、多発する民間人を巻き込んだ軍事…

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日中条約40年、政府のこれまでの対中政策の誤りを指摘した読売・産経

◆改善傾向の両国関係  1978年の日中平和友好条約締結から、この12日で40年の節目を迎えた。安倍晋三首相と中国の李克強首相は、この日に合わせて祝電を交換。その中で安倍首相が「(両国が)協力を深め、国際社会が直面する諸…

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報道を「権力の敵」と規定し国家と国民の対立をあおる朝日「素粒子」

◆本音丸出しのコラム  朝日の夕刊題字下の時事寸評コラム「素粒子」は、朝日の本音をしばしば丸出しにする。例えば、幼児連続殺人犯の死刑を執行した故・鳩山邦夫法務大臣を「死に神」と呼んだ。死刑廃止を唱えているからだ。  その…

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米中の貿易戦争と覇権争いを経済史から読み解こうとしたエコノミスト

◆米中が報復関税合戦  米中間で貿易関税をめぐる駆け引きが激しさを増している。  米国政府は6月18日に2000億㌦相当の中国製品に対して10%の追加関税を課すと発表。さらに翌7月6日には中国に対して知的財産権を侵害した…

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同性カップル「生産性」を障害者差別に結び付けた「ニュースウオッチ9」

◆率先して杉田氏批判  日本に広がるLGBT(性的少数者)の権利拡大運動を支える柱の一つは、NHKだということは以前にこの欄で指摘した。行政によるLGBT支援の行き過ぎに疑問を呈する論考を、月刊誌に寄稿した杉田水脈(みお…

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内需主導で2期ぶりのプラス成長にも楽観論を戒めた読売、日経社説

◆猛暑による影響懸念  内閣府が発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・5%増、年率換算では1・9%増と、2四半期ぶりのプラス成長になった。個人消費と設備投資が牽引(けんいん)した内需主導の成長…

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現実的な核軍縮論を無視し代案も示さず安易に安保体制を否定する朝毎

◆批准進まぬ核禁条約  8月に入ると核をめぐる論議がにわかに高まる。広島、長崎と原爆の日が続くからだが、とりわけ今年は一部新聞に「核廃絶」の文字が躍った。  昨年、国連で核禁止条約が採択され、これを後押しした団体がノーベ…

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山根明氏の素性に焦点当て告発への反論を聞き出せなかった文春・新潮

◆韓国との縁を隠さず  週刊誌はお盆休みを控え合併号を出している。値段も中身も普段の号よりぶ厚い。その中で旬な話題と言えば日本ボクシング連盟の終身会長である山根明氏(78)の一連のスキャンダルだ。  山根氏は暴力団との関…

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東京医大の不正入試で女性医師が働きやすい環境整備を強調する読売など

◆受験生への背信行為  どなたか医学界に多大な業績を残した東京医科大学(東京・新宿区)出身者もおられようが、こちらは寡聞にして知らない。知っているのは『甲賀忍法帖』で忍法ブームに火をつけたとされる作家の山田風太郎(200…

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従来の学テ反対論を総括せず有効活用論に転向するも順位載せぬ朝日

◆成績向上しない大阪  小学6年と中学3年を対象にした全国学力テスト(学テ)の結果が発表された(各紙1日付)。夏の甲子園が始まるとあって、出身地の成績が気になった方もおられよう。  かく言う筆者は小中高とも大阪市立学校の…

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米国人のライフスタイルの危うさこそ警鐘を鳴らすべきNW科学記事

◆脂肪抑える細胞発見  ニューズウィーク7月31日号「脂肪を抑える細胞が見つかった」は2ページの科学記事だが、少々深読みし、医療・食品業界の動向や事情を見据えながら読むと、なかなか興味深い。  これはヨーロッパの出来事だ…

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安倍首相ら懇談会写真で非主流派の政権批判誘うTBS「時事放談」

◆被害と併せ印象操作  この夏、異常気象が日本列島を襲い、テレビの報道番組も記録的豪雨、危険な暑さ、東から西に逆走する台風、それらの気象災害を多く取り上げている。その対策は政治に関わるが、ここで「赤坂自民亭」という自民党…

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米欧首脳の摩擦回避を評価するも管理貿易化に警鐘鳴らす日経、産経

◆貿易戦争は一時停戦  トランプ米大統領と欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長が、ホワイトハウスで会談し、工業製品の関税撤廃に向けて新たな貿易協議を始めることで合意。米国が輸入制限を検討する自動車分野の結論は先送りされ、…

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都合の悪いニュースは小さく扱い、その批判は容赦なく展開する朝日

◆「君が代訴訟」が決着  先のワールドカップ(W杯)ロシア大会では試合前セレモニーで、特大の国旗がフィールドに登場し、国歌が演奏されたことは記憶に新しい。  今さら言うまでもないが、国旗国歌はその国の歴史と伝統をシンボル…

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問題意識の違うアエラ「大人恋愛」とニューズウィーク「世界貿易戦争」

◆「野田氏排除」の意図  国会も終わり、自民党は総裁選に向けて動き出したタイミングで、候補に名乗りを上げた野田聖子総務相の「元暴力団員の夫」が取り上げられた。しかも週刊新潮(8月2日号)、週刊文春(同)の2誌同時にである…

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パキスタンで「一帯一路」を推進する中国の戦略的脅威を指摘せぬ各紙

◆対中債務が足かせに  パキスタン下院選が25日、実施され、第3党の野党パキスタン正義運動(PTI)が勝利を宣言、第1党として政権を担当することになる。  民主的な政権移行は、パキスタン史上2度目、PTIが政権を担当する…

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東京五輪まで2年、酷暑を吹っ飛ばし、とにかく元気が出る産経の主張

◆暑さ対策重視の各紙  猛烈な酷暑に襲われている日本列島。暦の上で大暑となった24日は熊谷市などで国内の観測史上の最高気温を更新する41・1度、東京・青梅市では都内初の40度超え(40・8度)を記録した。  この24日で…

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安倍1強批判に終始し国会で内政・外交の課題を論議させなかった朝日

◆眉唾モノの醜聞記事  通常国会が閉幕した。何ともすっきりしない、人民裁判のような印象の残る国会だったが、政府提出法案65本のうち60本が成立、成立率は92・3%だというから、どこでいつ、そんな審議をしていたのか、首をひ…

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シリコンサイクル長期化で活況を呈する半導体市場と米中の思惑を分析

◆存在感を示す日本勢  かつて半導体はわが国にとって“産業のコメ”と言われた。世界シェアの半分近くを占め、日本経済の屋台骨を支えていた。しかしながら、その後に韓国をはじめとして海外勢の猛追を受け、ナンバーワンの座を明け渡…

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知識中心の性教育に偏り不適切な情報を流した「あさイチ」性教育特集

◆「実践的な特別授業」  NHKは最近、総合テレビ・Eテレを問わず、早期からの性教育を後押しする姿勢を強めている。性を真面目に考えることには賛同するが、どの番組も知識中心の教育に偏り、性の本質とも言える生命の尊厳を深く考…

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来年度予算の概算要求基準に「膨張の歯止めなし」と批判の各紙

◆安倍政権で税収増加  来年度予算の編成に向けた作業がスタートした。政府が決めた、予算の大枠となる概算要求基準に対して、社説で論評を掲載した各紙の論調は総じて厳しいものになっている。  掲載日順に社説見出しを並べると、次…

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2014年問題を特集するも事実に忠実、公正に向き合う姿勢見えぬ朝日

◆“信頼回復策”を自賛  朝日の2014年問題。そう言われてピンとくる人はなかなかのメディア通だ。朝日10日付オピニオン面の「あすへの報道審議会」(第7回会合、6月24日)の特集は、朝日自身の2014年問題についてこう記…

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