現実的な核軍縮論を無視し代案も示さず安易に安保体制を否定する朝毎


◆批准進まぬ核禁条約

 8月に入ると核をめぐる論議がにわかに高まる。広島、長崎と原爆の日が続くからだが、とりわけ今年は一部新聞に「核廃絶」の文字が躍った。

 昨年、国連で核禁止条約が採択され、これを後押しした団体がノーベル平和賞を受けた。だが、日本政府は条約に賛同しない。それで朝日は「核禁条約 首相は背を向けるな」(10日付社説)と安倍批判の声を一段と高めている。


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