編集局
「赤旗」庁舎内購読自粛を通達 東京都町田市、議会で追及へ
共産市議の読者名簿入手 東京都町田市は日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」など政党機関紙の庁舎内での販売・購読自粛を求める通達文(11月5日付)を出したが、本紙はこのほど、髙橋豊副市長名の通達文と庁舎内での「赤旗」読者名簿…
読解力低下、本や新聞熟読して能力向上を
「日本『読解力』急落15位」(読売)、「『読解力』続落、日本15位」(朝日)など教育関係者にはショッキングな見出しが躍った。経済協力開発機構(OECD)が79カ国・地域で15歳計60万人を対象に2018年に実施した「国…
「自分の個性と違う役を演じる場合、困る…
「自分の個性と違う役を演じる場合、困ることはないか?」という質問に対し、女優の奈良岡朋子さんが「違う自分は実は自分の中にあったことに気づく」と答えていた。民放テレビで放送された番組だが、興味深かった。もともと自分の中に…
G2のセール競争
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 世界的な景気の鈍化にもかかわらず、G2(米国と中国)の年末セールが熱気を帯びてきている。先月29日、米国の“ブラックフライデー”1日のオンラインの売上高が74億㌦となり歴代最高値を…
牛肉の価格高騰に怒り心頭
地球だより ブラジル人が怒っている。理由はサッカーワールドカップ(W杯)でブラジル代表が優勝を逃し続けていることではない。ブラジル人が愛してやまない「牛肉」のことだ。 先月末、妻が近所にある精肉店の買い物から怒り心頭…
なぜ“GSOMIA外交”は失敗したか
韓国紙セゲイルボ 米の意中読み間違え独断に陥る 最近3カ月の間、終了宣言から始まって条件付き延期で幕を下ろした韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)事態は韓国外交史の汚点として記録されることは間違いない。 大統領府…
報復合戦回避の協議へ、デジタル課税で仏米首脳
フランスが導入した大手IT企業を対象とした「デジタル課税」について、アメリカのトランプ政権が自国企業を標的にしていると不満を表明し、フランスからの輸入品に関税の上乗せを検討している問題で、両国の首脳は対立解消に向けた協…
フィンランドのリンネ首相が辞任
ストめぐり政治不信招く フィンランドのリンネ首相は3日、ニーニスト大統領に辞表を提出して辞任し、これに伴い内閣は総辞職となった。中道左派の5党連立政権は新たな内閣を形成することになり、それまでは暫定政府として現内閣が継…
新国立競技場 日本らしい五輪のシンボル
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)が完成した。 多くの木材を使用して暑さ対策に自然の風を生かすなど、日本らしい五輪のシンボルが誕生した。 47都道府県の木材を使用 新国立…
中国の広州で行われたクライミングチャイナ…
中国の広州で行われたクライミングチャイナオープンの試合をテレビで見た。国際スポーツクライミング連盟公認の大会で女子決勝の場面。野中生萌選手が金メダル、伊藤ふたば選手が銀メダルだった。 身体のしなやかさ、パワー、卓越し…
両陛下 武蔵野陵を参拝
大正、昭和天皇に即位報告 天皇、皇后両陛下は3日、東京都八王子市の武蔵陵墓地を訪れ、昭和天皇の武蔵野陵と大正天皇の多摩陵を参拝し、即位の礼と大嘗祭を終えたことを報告する「親謁の儀」に臨まれた。 いずれの陵でも、モーニ…
ブルームバーグ氏大統領選出馬へ Bloomberg out the gate
これが、もし、ロシアかウクライナで起こっているとしたら、私たちは、メディアが読むであろう台本が想像できる。「メディア帝国と、下院の支配政党(野党)とに深い関係を持つオリガルヒ(ロシアの新興財閥の指導者)が、大統領選に出…
マネ最晩年の傑作<フォリー=ベルジェール…
マネ最晩年の傑作<フォリー=ベルジェールのバー>を観(み)ようと、上野の東京都美術館の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」に足を運んだ。15日が最終日で、この作品だけでも観られればと駆け込んだが、セザンヌやルノワール…
ロンドン橋襲撃事件 IS収監者抱える仏に波紋
英ロンドン中心部ロンドン橋付近で先月29日に起きた2人の死者を出した通行人襲撃事件で、ウスマン・カーン容疑者は、イスラム過激派として8年間の刑務所収監の経緯があったことから、聖戦主義過激派の収監者が最も多いフランスにも…
女川原発「合格」 政府は地元の理解を得よ
原子力規制委員会は、東北電力女川原発2号機(宮城県)について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合している」とした審査書案を了承した。「事実上の合格」となる。 震災時に冷温停止に成功 2011年3月の東日本大震災で被…
冷戦終結、マルタ会談から30年
中国と新たな対立構造権威主義国家からの挑戦 米国と旧ソ連の首脳がマルタ会談で冷戦終結を宣言してから3日で30年。冷戦後、米国は「リベラルな国際秩序」の旧共産圏への拡大を目指したが、現在、ロシア、中国という権威主義国家か…
習体制へ対決姿勢強化か 対中国で米政権
習体制へ対決姿勢強化か 対中国で米政権米政権の中国への対応に微妙な変化が起きている。中国の習近平国家主席の肩書を「国家主席」から中国共産党中央委員会「総書記」と改める動きが出ており、政権内で中国政府への対決姿勢が強まっ…
英国のイメージダウン
地球だより 「出て行きたければ出て行けばいい」。仏大手金融会社の調査部長を務めるポワイエ氏は、2年前、吐き捨てるように私に言った。フランスには、自由主義経済を信奉するビジネスマン、エグゼクティブが多く、ポワイエ氏もその…
スマホに“使われる”
2カ月前、ガラケーをスマホに替えた。スマホ使用がとっくに「当たり前」になっていたのだから、「遅ればせながら」と言うべきなのだろうが、電車でスマホの画面に釘(くぎ)付けになっている姿が好きになれなかったので、持たなかった…
令和最初の師走に入り、あとひと月ほどで…
令和最初の師走に入り、あとひと月ほどで令和最初の新年を迎える。少し早いが、重大ニュース(国内)で今年を振り返ってみたい。 何といっても今年を特徴付けたのは、皇太子徳仁(なるひと)親王殿下が第126代天皇に即位(5月)…
豪の中国人スパイ、日本にとって人ごとではない
香港と台湾、オーストラリアで中国のスパイ活動に関わっていた男性が豪州への亡命を希望し、中国の政治干渉活動に関する膨大な情報を豪当局に提供していたことが明らかになった。 議会への浸透工作を証言 亡命を希望しているのは王…
米朝非核化交渉の行方
核実験など挑発の再開も ワシントン・タイムズ紙安全保障部長 ガイ・テイラー氏 米国と北朝鮮の非核化交渉が一向に進展しない。その背景や今後の展望、次期米大統領選が及ぼす影響などについて、米紙ワシントン・タイムズのガイ・テ…
「技術(機械)は自然の中の異物として捉え…
「技術(機械)は自然の中の異物として捉えられることが多い」「工場が都市から離れて、次第に遠い地域に建てられるなど、日常的に技術の恩恵を受ける量が多くなればなるほど、技術の本質が人間から見えなくなっていく」(吉川弘之著「…