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フィリピン 警官の親子射殺に猛批判

 フィリピンのルソン島で現役の警官が、隣人の親子を射殺する残忍な事件が発生し人々の怒りを呼んでいる。被害者の家族が事件の一部始終を記録したビデオはネット上でまたたく間に拡散され、警官への迅速な処罰を求める声も強まっている…

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佐野常民と日本赤十字社の創設

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 西南戦争時、敵方も救護 人道精神を植え付ける契機に  日本赤十字社(以下、日赤)は、明治10(1877)年に起きた西南戦争に際し、佐賀藩出身の佐野常民が敵味方の区別な…

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コロナ第2波に苦しむブラジル

感染者700万人以上 失業率は14%超  新型コロナウイルスの感染「第2波」が南米ブラジルを襲っている。一時は感染ピークが過ぎたと思われたが、ここに来て1日当たりの新規感染者が過去最多を記録しており、政府と各自治体が対応…

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2020年の世界 理解し難い変なこと

 今年、世界で起きた変なことを六つ選び、主観的にコメントしたい。 (1)「米大統領選の大混乱・弟子も泣きたくなる」  トランプ候補に投票した者の73%が「不正選挙でなければ勝っていた」と信じているとか。選挙後そんな大きな…

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中国による有事を想定、日米が合同演習を実施

中国による有事を想定、日米が合同演習を実施

大規模図上演習「ヤマサクラ」を米軍キャンプや健軍・朝霞駐屯地で  陸上自衛隊西部方面隊と米陸軍・海兵隊が参加する日米共同指揮所演習「ヤマサクラ」が12月2日から14日まで健軍駐屯地(熊本市)や朝霞駐屯地(東京都練馬区など…

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「不法移民ゼロ」移民を歓迎するバイデン氏 Illegal no more: Joe Biden readies an immigration welcome mat

 「1人も違法ではない」というのは、流行のTシャツ・スローガンの上を行くものになろうとしている。ジョー・バイデン次期大統領の公約、「公正で人道的な移民制度」創設が実施されるということは、この錯乱したスローガンがいずれ事実…

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大統領選後の米政界再編を占う

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 民主「極左」が新党結成へ 共和・民主両党の中道は合流か  以前に当欄で書いたように、2016年の米大統領選の予備選の時から不正を繰り返した民主党全国委員会は…

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英国でコロナ変異種拡散の懸念 EU各国、往来を次々禁止

ワクチン接種も前倒しへ  英国で新型コロナウイルスの変異種が発見されたことを受け、欧州連合(EU)加盟国の多くが20日、英国との往来を禁止する措置を打ち出した。  フランス、ドイツ、イタリアは英国からのフライトを停止した…

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朝鮮半島2020年回顧 「左派独裁」邁進の文政権、北は経済三重苦に直面

 今年、朝鮮半島は新型コロナウイルスの感染拡大でその対応に追われた一方、為政者たちの行き過ぎた言動などが国内外に波紋を広げた。韓国では文在寅政権による「左派独裁」とも呼ぶべき強権政治が続き、北朝鮮はいわゆる経済三重苦に見…

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金沢発祥の伝統集団演技「若い力」を全国に配信

金沢発祥の伝統集団演技「若い力」を全国に配信

 石川県金沢市では、市内の小学校で70年以上受け継がれている集団演技「若い力」をネット配信し、「コロナ禍を乗り越える元気を全国に届けよう」というプロジェクトを起こした。映像には、ご当地アイドルグループを起用し、彼女たちの…

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座間事件裁判、「罪と罰」から逃避し死刑判決への意思表示をしない朝毎

◆極刑以外の結論なし  「罪と罰」は古代からのテーマだ。紀元前17世紀のハムラビ法典には「目には目を、歯には歯を」とある。奪ったものと同じものをもって報いる。これが罪刑法定主義の起源とされる。ロシアの文豪、ドストエフスキ…

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日本的個人主義のススメ

NPO法人修学院院長 久保田 信之 関わり合い深め自由確立 慈愛と感謝で寄り添う関係を  私は長年、家庭裁判所の調停委員として、多くの夫婦間のトラブル、さらには親子や親族間の争いを「傍観者とは違う調停者の立場から」深刻に…

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夫婦別姓問題で結婚・離婚繰り返す事実婚カップル登場させた日テレ

◆控除狙い“偽装結婚”  当初案に入っていた「選択的夫婦別氏(姓)」の文言を削除した第5次男女共同参画基本計画案を、自民党が了承したのを受けて放送(18日)した日本テレビ「news every」。別姓導入に賛成する割合が…

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医師・中村哲の生き様を支えた思想

名寄市立大学教授 加藤 隆 内村鑑三の“教え”を実践 「勇ましい高尚な生涯」を歩む  中村哲という人物がいる。医師としてパキスタンでハンセン病治療に取り組み、その後は長年にわたってアフガニスタンで貧困に苦しむ人々の診療に…

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バイデン氏のエネルギー政策で西部州が犠牲に Study says Western states would pay heavily for Biden drill plan

 ジョゼフ・バイデン次期米大統領は大統領選で、気候変動との闘いを名目に、連邦政府所有地での石油・天然ガス採掘の許可を取りやめると公約した。だが、マーク・ゴードン・ワイオミング州知事は15日、バイデン氏がそれを実行すれば、…

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「わいせつ教師」が学習塾に流れることも阻止せよと訴える新潮

◆日本版DBS創設を  週刊新潮12月17日号で「過去最多!『わいせつ教師』は二度と子どもに近づけるな」を特集している。12月2日、自民党の野田聖子幹事長代行らが、子供の性被害防止を求める要望書を上川法務大臣に手渡した。…

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「赤旗」種苗法改正 食の安全に争点すり替え

「企業支配」と農政批判誘う  5日に閉幕した臨時国会では、種苗法改正がマイナーながら対決法案だった。共産党が立憲民主党と共に反対したためだが、共産党機関紙「しんぶん赤旗」(12・2)は、参院農林水産委員会で1日に同法案が…

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「自由民主」ネット運動 コロナ禍でリモート演説

「自由民主」 ネット運動 コロナ禍でリモート演説

選挙・政治活動もデジタルトランスフォーメーション化へ  来年は選挙イヤーだ。衆院選は任期満了の10月21日までに行われ、東京都議選も夏にある。この年末年始は各党議員・候補者とも選挙区回りに拍車が掛かるところだった。  と…

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三島自決から50年、遅々として進まぬ改憲

《 記 者 の 視 点 》 国民民主が「憲法改正に向けた論点整理」で一石  作家の三島由紀夫が陸上自衛隊の市ケ谷駐屯地(現、防衛省)で自決して先月25日で50年となった。当時、筆者は中1でクラブ活動に明け暮れていたが、そ…

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気候変動が軍の重要課題に復活へ Biden to tap entirety of government ― including military ― to further ambitious climate agenda

 国防総省で気候変動がすぐに、優先的課題として復活する。バイデン次期政権はこの問題を、国家安全保障への直接の脅威であり、世界中の不安定要因、内外の軍事施設への脅威と位置付けている。  アナリストや消息筋によると、国防総省…

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拡大する「同性パートナーシップ」

「家族」保護は国の優先課題 政治評論家 ナザレンコ・アンドリー氏に聞く  同性カップルを「夫婦」相当の関係として公認する「パートナーシップ制度」の導入が60以上の自治体に拡大し、いずれ「同性婚」の合法化が政治課題になる情…

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欧米の支援不可欠な香港民主派

 香港では国家安全維持法(国安法)の施行に伴い、政治的な締め付けが強まったことで一部の急進民主派は海外に逃れ、特に旧宗主国・英国で移民受け入れや欧米からの支援を取り付ける動きが加速している。香港の自決権を求める香港衆志(…

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イスラエルとモロッコが国交合意

米、西サハラへの主権容認  トランプ米大統領は10日、イスラエルとモロッコが国交正常化に合意したことを発表した。トランプ政権が仲介したイスラエルとアラブ諸国の国交正常化合意は、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、スー…

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