欧州の一貫性のない対応がリビア情勢を悪化させたとアルジャジーラ


◆対立する仏伊の利害

 2011年のカダフィ政権崩壊を受けて始まったリビア内戦は10年目を迎えた。民主化運動として隣国チュニジアで始まった「アラブの春」に端を発する内戦だが、東西勢力への分断、外国勢力からの介入へとつながり、収拾のめどは立たない。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、欧州の一貫性のない介入が現在の混乱を招き、ロシアの軍事介入につながったと糾弾した。


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