中国の宇宙開発に求められること


茅原 郁生

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 昨年12月18日付の中国「人民日報」は無人探査衛星「嫦娥(じょうが)5号」が、月のサンプル採取後に無事地球に回収されたニュースを偉業としてトップで大々的に報じた。これは米・旧ソ連に次ぐ44年ぶりの宇宙開発成果であり、わが国の「はやぶさ2号」の快挙と共に慶賀に値しよう。


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