北京冬季五輪「外交的ボイコット」を「大国の争い」にすり替える朝日


毎日ネット版9日付で外交評論家の宮家邦彦氏が中国の「民主」を読み解こうと原文(中国語)まで掲載して「深読み」を試みたが、結論は「恐るべきトートロジー」だった。トートロジーとは同語反復のことで、「中国の民主とは民主なのである」といった類を指す。要するに、「中国の民主」は意味不明なのだ。

 もっとも共産党が「民主」を掲げるのは目新しいことでない。日本共産党の青年組織は「民主青年同盟」、自らが加わる政権は「民主連合政権」と「民主」を口にする。左派メディアも共産党系団体のことを「民主団体」と書く。共産主義の独善の賜物だ。


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