[会員向け] rss

米新政権の親イスラエル派

獨協大学教授 佐藤 唯行 中道右派のクシュナー 極右派代弁するフリードマン  親イスラエル色を鮮明にしつつある米トランプ新政権。その舵(かじ)取り役はトランプから厚い信頼を寄せられている娘婿のジャレド・クシュナー(198…

続き

どうなる「民共協力」 蹴られても民進に付いていく

どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点(1) 元共産党書記局長代行 筆坂秀世氏に聞く  日本共産党が今月15日から4日間、3年ぶりに27回党大会を開く。同大会の焦点は何か、民進党との協力関係はどうなるのか、などにつ…

続き

留学に際して、語学以上に重要な人格の成長

留学に際して、語学以上に重要な人格の成長

「次世代リーダー育成道場」のフォーラムで手嶋龍一氏講演  昨年12月18日、東京都教職員研修センターで海外留学支援事業「次世代リーダー育成道場」のフォーラム・成果報告会が行われた。外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一氏が「…

続き

時代の世界的潮流が変わりつつある状況を分析したエコノミスト

◆力の入った新年予測  2016年は世界を驚かす事件が相次いだ。その一つが英国の欧州連合(EU)離脱表明(6月)。もう一つが米国大統領選のトランプ氏の勝利(11月)。さらに隣国・韓国での朴槿恵大統領の弾劾(12月)である…

続き

タイ仏教僧団と政権が対立

3年空席の大僧正の選出めぐり  タイは敬虔(けいけん)な仏教国だ。人々の心の中心には仏教が大きな比重を占めている。その仏教国タイでクーデターで政権を握ったプラユット暫定政権と高位の僧侶で構成されるタイ・サンガ(仏教僧団)…

続き

トランプのアメリカと同盟国

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 内向きの原因は双方に 「共に何ができるか」考えよ  1961年1月、現駐日米国大使の父、ジョン・F・ケネディは大統領就任式で次のように述べた。  「全ての国々…

続き

韓国大統領選、潘氏出馬なら中道で勝負か

2017激動の世界を読む(5) 元韓国自民連議員 李東馥氏(下) 国政介入事件とそれに伴う国会弾劾可決で今年12月に予定されていた大統領選が前倒し実施される可能性が出てきた。  今の情勢では野党系候補が有利。中でも文在寅…

続き

テロで新年を迎えたトルコのエルドアン政権に批判と同情の各紙

◆テロのブーメラン?  1日未明、トルコのイスタンブールのクラブで銃撃事件が起き、39人が死亡した。2015年、16年にテロで400人以上の死者を出したトルコにとって、最悪の1年の幕開けとなった。  安全保障・情報を専門…

続き

デジタル技術で小規模化するテロ

 政府は機密報告で、「イスラム国」(IS)などのテロ組織は、9・11テロのような大規模な計画を完全に放棄したと指摘、ローンウルフ(一匹おおかみ)型の攻撃、殺戮(さつりく)がデジタル時代の恩恵を受ける「新たな状況」が生まれ…

続き

朴大統領弾劾 退陣圧力、審理に影響も

2017激動の世界を読む(4) 李東馥氏 元韓国自民連議員(上) 国政介入事件の原因を改めて考えると。  やはり朴槿恵という政治家が抱えていた問題が一番大きいだろう。朴槿恵氏がフランス留学中だった1974年に母、陸英修女…

続き

デジタル技術で小規模化するテロ Digital technology transforming terrorism to small-scale plots

 政府は機密報告で、「イスラム国」(IS)などのテロ組織は、9・11テロのような大規模な計画を完全に放棄したと指摘、ローンウルフ(一匹おおかみ)型の攻撃、殺戮(さつりく)がデジタル時代の恩恵を受ける「新たな状況」が生まれ…

続き

トランプ政権と日本、不健全な米依存から脱却を

2017激動の世界を読む(3) 米ペンシルベニア大学教授 アーサー・ウォルドロン氏 トランプ次期米政権下で日米関係はどうなる。  今まで以上に良くなるだろう。安倍晋三首相がそれを強く望んでいる。安倍氏がハワイ・真珠湾を訪…

続き

古琉球の形成、奄美・喜界島から波及

古琉球の形成、奄美・喜界島から波及

《 沖 縄 時 評 》 独自の内的発展説は虚構  1年半ほど前、『琉球史を問い直す』と題する一冊の本が出版された(森話社、2015年4月)。地元紙の琉球新報や沖縄タイムスだけでなく、朝日新聞にも書評が掲載され、少なからず…

続き

トランプ米政権の登場 リアリズム時代の外交力を

日露協調と日米同盟  昨年12月は、日本外交にとって大きな節目となる出来事が相次いだ。一つ目はロシアのプーチン大統領が来日し、日露協調の進展が見られたことである。  ロシアの立場に立てば、日本は彼らが対立する米国の同盟国…

続き

悲劇の「シャペコエンセ」 奇跡の復活へ動きだす

 ブラジルサッカー史上最大の悲劇となったコロンビアでの墜落事故から1カ月――。監督と主要選手を事故で失ったブラジル全国1部「シャペコエンセ」は、来日予定も含めクラブ復活に向けて動きだしている。(サンパウロ・綾村 悟) サ…

続き

トランプ政権警戒する中国

蔡総統との電話に衝撃 日露の関係進展にも焦燥感  2016年はプーチンロシア大統領とトランプ次期アメリカ大統領が世界の注目を浴びた年でもあった。プーチン大統領はアメリカのフォーブズ誌で4年連続世界で第1位の最も影響力のあ…

続き

日米関係、尖閣防衛に不可欠なオスプレイ

2017激動の世界を読む(2) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(下) トランプ政権で米国の対日政策は変わるのか。  当選後にトランプ次期米大統領がいち早く安倍晋三首相と会ったことは非常に良かっ…

続き

中国の攻勢前に連携求めるトランプ、ドゥテルテ両氏 Trump, Philippines’ Duterte seek connection as China looms

 【スービック湾(フィリピン)】ここはかつて、この地域内で最も強固で、永続的な米国との同盟関係を象徴する場所だった。長い間閉鎖されてきたこの巨大な海軍基地をめぐって今、新たな疑問が浮かび上がっている。両国で戦略的な大転換…

続き

洞察乏しい元旦社説/行き過ぎた資本主義の規制を識者が説く読売

◆不安の年明け告げる  「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるが、ものごとは最初が肝心である。その伝でいくと新聞の元日社説が何を論ずるのか、かつての影響力は衰えたとはいえ、新聞社説から新年の世界と日本を展望する人も…

続き

オバマ氏の恥ずべきレガシー

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 国連で反入植活動決議 譲歩迫られるイスラエル  「いざというとき、イスラエルには私が付いている」-オバマ大統領、米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)で、2012年3月4日 …

続き

「玄黙」貫いた終戦工作 救国の宰相鈴木貫太郎生誕150年

東大名誉教授 小堀桂一郎氏に聞く  昭和天皇の篤(あつ)い信任を受け、巧みな終戦工作によって日本を滅亡の危機から救った終戦時の宰相・鈴木貫太郎。今年はこの救国の宰相の生誕150年に当たる。折しも昨年暮れ「ミネルヴァ日本評…

続き

「太平洋戦争」の名称の背景

 昨年暮れのとある会合で、先の戦争の名称について、参加者の間で意見が割れ、あわや喧嘩(けんか)になるのでは…と思う場面があった。  私は、先の戦争の名称については「大東亜戦争」だと主張し、次のように説明した。  そもそも…

続き

トランプ外交 中国の脅威、米軍再建で対抗

2017激動の世界を読む(1) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(上) トランプ政権の外交・安全保障政策は孤立主義的になるのか、それとも指導的役割や国際協調を重視する政策になるのか。  トランプ…

続き