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特権階級が牛耳る経済構造
中国共産党100年 ―識者はこう見る 東京大学大学院教授 阿古智子氏 中国共産党創立100年式典での習近平演説のポイントは。 演出は文化大革命を彷彿(ほうふつ)させるものだったが、習近平の表情も明るくなく、毛沢東のよう…

大幅な最低賃金引き上げに政府へ生産性向上などの注文付けた日経
◆中小企業の経営圧迫 2021年度の最低賃金(時給)が、目安の全国平均で前年度比28円引き上げ、930円とすることで決着した。引き上げ率は3・1%。20年度は新型コロナ禍を考慮して1円増の902円と事実上据え置きとなっ…

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トランプ氏側近が新SNS
ゲッター 新たな受け皿となるか トランプ前米大統領の陣営のシニアアドバイザー、ジェイソン・ミラー氏が立ち上げたツイッターに似た新たなインターネット交流サイト(SNS)「ゲッター(GETTR)」が話題を呼んでいる。米メデ…


国旗への異なる関心、日本の子供の方が幸せだ
「セントビンセント・グレナディーンの国旗について質問します」。国旗専門家で東京五輪組織委員会国際局アドバイザーを務める吹浦忠正さんは、4年前から東京・江東区の小中学校で出前授業を開いてきたが、こんな質問を受けて舌をまい…


オール沖縄が衰退、革新市政に“NO”を示す
任期満了に伴う那覇市議選(定数40)が11日投開票され、革新系の城間幹子市長を支える与党が議席を減らした。一方で、自公と保守系野党で過半数を確保し、年内に行われる総選挙、さらに、来年秋にも予定される市長選と県知事選に向…

ぬかるみの内国歳入庁に出す金はない No new money for the IRS: Agency mired in partisan scandal and inefficiency
リチャード・ニクソンが辞任した後、多くの評論家が共和党は終わったと宣言した。代わって、ロナルド・レーガンの下での慎重な再調整と、小さな政府の党への転換によって、共和党はホワイトハウスの支配権を取り戻した。そして、20年…


菅政権は基地問題解決に指導力を
東洋大学名誉教授 西川 佳秀 台湾有事は即沖縄有事 不可欠な防衛施設の安定運用 菅総理は4月の日米首脳会談で「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する」共同声明を発表した。日米首脳間の文書に「台湾」が明記されたのは、19…

と中国の習近平国家主席=2019年6月、平壌(AFP時事)-150x150.jpg)
中朝“同盟”3度目の更新
北経済難で中国に存在感 核武装・半島統一では隔たりも 北朝鮮が1961年に米韓による軍事攻撃を危惧して中国と締結した「中朝友好協力相互援助条約」が今月60周年を迎え、今回で3回目となる20年ごとの自動更新がなされた。更…

戦後70余年、日本が自由主義国であることに難癖を付け続ける朝日
◆非武装なら即共産化 日本は天皇を戴(いただ)き、かつ自由と民主主義の国だ。経済的に恵まれた国だ。何よりも戦争がない、飢餓がない、独裁がない、民族的ジェノサイド(集団虐殺)がない。むろん、さまざまな問題もあるが、大局か…


他人事でない熱海の土砂災害
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 日頃から防災意識定着を 自然界の現象は想定外が基本 静岡県熱海市で7月3日10時30分頃に起きた土砂災害(土石流災害)による行方不明者の捜索が続いている(18日時点…

産経の措置命令法違反の新聞販売を第2社会面トップに載せた読売
◆匿名通報で不正発覚 かつて新聞業界では熾烈(しれつ)な販売競争が繰り返されていたが、すわ、その再燃かと思わせるような記事が出ている。 読売新聞10日付第2社会面トップの3段見出し「産経 過剰景品を継続/新聞勧誘で/…


漁業・養殖業復活へ政策大転換を
一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之 水産資源は国民共有財産 漁業権制度改め新規参入促進を 2018年改正漁業法が20年12月に施行された。そこで改正漁業法の効果としての漁業・養殖業と水産業の将来の展望につ…

米中対立が激化する中、経済安保を踏まえた戦略を訴える東洋経済
◆日本企業は板挟みに 米中2国間の軋轢(あつれき)は収まる気配がない。トランプ政権下にあった2019年5月、米国政府はファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)などの中国IT企業に対し、事実上の禁輸措置を実施、中国へ…

李俊錫氏の登場と政界の変化
2030世代の老害への反発 韓国大統領選の幕が開け、与野党ともに候補者が名乗りを上げて、事実上、大統領選がスタートしている。大統領の被選挙権は40歳からだ。つまりそれ以下では立候補できないのだが、36歳の若者が注目を集…

日韓関係改善の条件 まずは重要性の認識から
文政権の「理念偏重」姿勢が問題 韓国の中央日報社が出す総合月刊誌月刊中央(7月号)が特集「韓日関係改善の必要十分条件」を組み、2人の外交専門家に意見を聞いている。いずれもアジア太平洋地域での日韓関係の重要性に目を向け、…


「ジェンダーの視点」の歪み
《 記 者 の 視 点 》 結婚による女性の幸せ軽視 メディアに「ジェンダー平等」という言葉が頻繁に登場する昨今だが、ジェンダーとは「社会的・文化的につくられる性別」と解説され、その不平等や偏見が女性に関わるさまざまな…

米宇宙軍、レーザー兵器を開発へ Space Force working on laser defenses
米宇宙軍は、中国とロシアによる宇宙戦争の脅威に対抗するため、指向性エネルギー兵器の開発に取り組んでいる。 レイモンド宇宙軍作戦部長(大将)が6月、議会証言で明らかにした。 民主党のランジェビン下院議員(ロードアイラ…


10年超えた北海道師範塾
子供と向き合う余裕を 北海道師範塾会長 吉田 洋一氏に聞く 北海道師範塾は設立から今年で12年目を迎えた。「学び続ける教師」を念頭に現役教師や教育関係者が研鑽(けんさん)を積み、これまで100人以上の教師を養成してきた…


下期の日本経済回復の展望
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 設備投資・輸出リード型に 非製造業・中小企業は低迷続く 1~3月期のマイナス成長に続き、4~6月期もマイナス成長と予想される日本経済は、欧米に比べてコロナ禍からの立ち直り…


台湾有事 近隣国への攻撃も、中国 軍増強で自信
米軍情報トップが警告 米インド太平洋軍の情報トップ、マイケル・スチュードマン海軍少将は、中国は台湾への圧力を強めているが、軍事力増強によって自信を強めており、近隣諸国への攻撃の可能性も高まっているとの見方を示した。 …


宣言解除認められず、コロナ対応で失策続きの県
新型コロナウイルス感染拡大を受け、沖縄県で今年5月23日、県独自のものを含む5回目の緊急事態宣言が発令された。2度の延長により、その期間は8月22日までの3カ月間となる。7月に入り、感染拡大が減少傾向にあることから、玉…

トランプ対ビッグテック 言論の自由を救え Trump vs. Big Censor: Free speech is worth rescuing
古代ギリシャの神話によると、ゼウスの息子ヘラクレスは、頭が三つある狂暴な地獄の番犬である「ケルベロス」に首輪を着けた時、最後の英雄テストに合格する。寓話(ぐうわ)の登場人物ではないが、ドナルド・トランプ氏は、同じように…


注意要する「こども庁」審議
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 自民勉強会に左翼活動家 当初案の名称から「家庭」削除 櫻井よしこ氏が毎月連載している産経新聞のコラムで、「自民左傾化 危うい兆候」「『家族』壊す保守政治家」と題し、「極左の運動家が首…
