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ベネズエラ危機、米露衝突の場にも
目まぐるしく情勢が変わる南米ベネズエラの政治危機。反米左派ニコラス・マドゥロ大統領と、野党指導者フアン・グアイド暫定大統領による権力争いは、世界の主要国による代理戦争の様相も呈している。 (サンパウロ・綾村悟) 「二人…
北朝鮮、特殊部隊を増強
非対称戦での戦力に エイブラムズ在韓米軍司令官は、北朝鮮が特殊部隊の拡大を進め、韓国と米国の特殊部隊にとって脅威になっていると指摘した。 エイブラムズ氏は12日、上院軍事委員会で「金正恩(朝鮮労働党委員長)は、特殊部…
俺流の金正恩氏「新年の辞」
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 非核化言及も放棄せず 人民は寒さと飢えに苦しむ 朝鮮半島の北部地域の冬の寒さは厳しく、大正11(1920)年1月18日には鴨緑江の上流にある中国と北朝鮮の国境都市・中江で氷点下41・6…
左派紙が麻生発言を批判し「暴言」呼ばわりするのは形を変えた家族潰し
◆問題は「少子」の方に 麻生太郎副総理の歯に衣着せぬ発言がまた、袋だたきに遭っている。歯に衣着せぬといっても、よくよく聞けば、常識的な発言なのだが、左派紙は「暴言」のレッテルまで貼っている。またも言葉狩り。そんな図であ…
トランプ大統領のイランの見方 The president’s eye on Iran
外交辞令的物の言い方は、トランプ大統領のあまり得意とするところではない。しかし、米国の国家安全保障に対する脅威に気付く才能は素晴らしい。それには、文明社会は感謝してもいい。なぜ、米国が隣国イラクの監視所からイランを監視…
日産とルノー 「対等の関係」で駆け引き本格化
仏大手自動車メーカー、ルノーは、背任などで逮捕・長期勾留中のゴーン同社会長の辞任に伴い、仏タイヤメーカー、ミシュランのジャンドミニク・スナール氏を会長に選任した。日産自動車はルノーとの「対等な関係」を求めており、同社筆…
厳しい台湾海峡の安保情勢 沖縄と台湾は平和守る最前線
呂秀蓮・台湾元副総統に聞く 沖縄を初訪問した台湾の呂秀蓮元副総統はこのほど、世界日報のインタビューに応じ、沖縄と台湾の親密な交流が、両岸関係や東アジアの平和と発展に寄与するとの考えを示した。(聞き手・豊田 剛) 平和祈…
アフガン撤収は過激派の勝利
アメリカ保守論壇 M・ティーセン テロ組織は依然存在 議会の圧倒的多数が反対 「偉大な国は終わりのない戦争はしない」。トランプ大統領は一般教書演説でこう断言した。オバマ大統領でも同じようなことを言ったかもしれない。20…
米中国交「40周年」中国の本音
平成国際大学教授 浅野 和生 台湾統合に武力行使も 米国はアジアの安定を保証 40年前の1月1日、米中の国交が正常化された。これに伴い、その1月1日にアメリカと台湾は断交となった。しかしそのアメリカは、国内法で「台湾関…
ベネズエラ危機、キューバ情報機関が軍に浸透
米南方軍のフォーラー司令官(海軍大将)は、危機的状況が続くベネズエラ問題でキューバ治安要員が「中心的位置」を占め、中露も、経済、軍事面でマドゥロ独裁政権を支援していると非難した。 フォーラー氏は7日の上院軍事委員会で…
富士山の信仰、神話、歴史
建国記念の日 特集 民俗宗教史家 菅田正昭氏に聞く 火の中で出産したコノハナサクヤヒメ 天地開闢からの神々しい山 きょうは建国記念の日。国の始まりを記した史書に古事記や日本書紀、万葉集があり、それらの史書では富士山が歌…
若者の「旧メディア」離れでもはや老人の読み物と化した週刊誌の行く末
◆新聞読まずTV見ず 若者が新聞を読まなくなって久しい。日刊紙の部数は年々減っている。笑えない話がある。小学校で「図工で使うのであした新聞紙を持ってきて」と先生に言われる。夜お父さんがコンビニに走ってスポーツ紙を買って…
決意感じぬ4島返還大会
今年の「北方領土の日」(2月7日)は「最悪の日」となった。東京都内で開催された北方領土返還要求全国大会での安倍晋三首相の挨拶からは、日本固有の領土である北方4島がロシア(旧ソ連)によって「不法占拠」されてきたという歴史…
在米ユダヤ人の改姓事情
獨協大学教授 佐藤 唯行 進学・就職の差別回避策 70年代以降姿消し旧姓復活も 在米ユダヤ人の間で改姓が無視し難い割合で行われてきた事実はユダヤ社会内部の公然たる秘密であった。ここで言う改姓とはユダヤ姓を捨て、米英のキ…
ロシアとの核条約には中国を加えることが不可欠とトランプ氏 Trump: China vital to Russian nuke pact
米国とロシアによる冷戦時代のミサイル条約を時代遅れのものにしたのは、グローバルパワーとして台頭する中国の地位だった。トランプ米大統領は今週、米露の合意を維持する唯一の方法は、中国も急拡大する軍事力を制限することだと示唆…
アフガンの米軍縮小は内戦を招来すると警告する英紙ガーディアン
◆テロとの戦いは失敗 アフガニスタン情勢をめぐる動きがこのところ慌ただしい。1990年代に一時「政権」を樹立した反政府勢力タリバンが勢力を拡大する一方で、米国がタリバンとの交渉に乗り出した。トランプ米大統領が、アフガン…
消えた初版の「まえがき」、証言と食い違いも
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (42) ここ数回にたって、曽野綾子さんの『ある神話の背景』についてその概要を紹介してきた。渡嘉敷島の住民の「玉砕」すなわち「集団自決」について、「極悪人赤松…
「保守の狙撃手」洪準杓氏、韓国次期大統領選に意欲
「崩壊した」と言われる韓国保守だが、期待される人材が一人もいないかといえば、そうでもない。月刊中央(2月号)は自由韓国党前代表の洪準杓(ホンジュンピョ)氏(64)に焦点を当てている。 洪氏は昨年6月の統一地方選での惨…
韓国退役軍人が“決起”、文政権の従北政策を糾弾
現役将兵の“覚醒”を促す 韓国の文在寅政権は「従北左派政権」であり、彼らは「共通の価値」を持っていた日本、米国との同盟関係を破壊し、「体制の違う」北朝鮮、中国との関係を強めている―。日本で聞こえる韓国政府への危惧である…
混迷のベネズエラ情勢、鍵握る軍部の動向
ベネズエラでは、強権政治を続ける反米左派のマドゥロ大統領とグアイド暫定大統領の「2人の大統領」がそれぞれ正統性を主張、国際社会も両者の承認をめぐって真っ二つに分かれている。混迷を深めるベネズエラ情勢の行方を大きく左右す…
足利学校で学ぶ思いやり
息子の案内で、栃木県足利市にある日本最古の学校と言われる史跡足利学校を訪ねたことがある。 その昔、漢文を学ぶ若者たちが集まり、それを基礎に日本文化を築こうと志した日本最古の学問所と言われている。 今から560年ほど…
米兵のイラク駐留交渉に暗雲 Trump remarks cloud talks on new U.S. troop deal with Iraq
米国とイラクは6日、米軍の駐留継続に関する新たな合意をめぐる交渉を開始した。トランプ大統領は数日前、イラクの隣国イランを「監視」し、過激派組織「イスラム国」(IS)などのテロリスト復活を阻止するため、米軍を無期限に駐留…
女にとっての仕事と家庭
母親の経験を社会に生かす マナーコンシェルジュ 新倉 かづこ氏に聞く 人口減少の中、社会における女性のいっそうの活躍が期待されるが、家庭と仕事の関係をどう考えたらいいのか。長年のOL生活の後、起業し、社員教育やマナース…