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「新たな全体主義」から子供を守れ

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 国連利用する左派NGO 人権振りかざし過激な性教育  9月に発足した「こども政策の推進に係る有識者会議」の座長や構成員は概(おおむ)ね重厚な人事といえるが、配布資料には懸念される内容も…

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韓国与野党大統領候補 安保観の違い歴然

尹氏 日米韓で対北軍事協力を 北の非核化より平和体制 李氏  韓国大統領選挙(来年3月)に出馬する革新系で与党「共に民主党」公認の李在明前京畿道知事と保守系で最大野党「国民の力」公認の尹錫悦前検事総長の安全保障政策の輪郭…

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秋田市、フレイル予防で健康長寿の街づくり

秋田市、フレイル予防で健康長寿の街づくり

東大高齢社会総研と協定、「フレイル予防講演会」を開催  「命が尽きる直前まで身体も心も元気に過ごしたい」と誰もが願う。近年「フレイル予防」が広がっている。秋田市でも本格的な取り組みがスタートした。  フレイルとは、要介護…

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中央アジアから見る アフガン情勢 田中哲二

中央アジアから見る アフガン情勢(上) 「友好橋」通し貿易活発化 国境の町・テルメズ  アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を掌握して3カ月になる。今後アフガンはどこへ向かうのか。このほど、中央アジアのウズベキ…

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子供たちに安心できる居場所の設置が不可欠

子供たちに安心できる居場所の設置が不可欠

 全国的に増加する不登校生徒、その傾向は北海道でも同じだ。こうした不登校に陥った児童生徒に対して学校や地域はどのように支援すべきかをテーマとするセミナーがこのほど札幌市内で開かれた。民間団体の北海道人格教育協議会が主催。…

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衆院選で負けた立民・共産にエール送る毎日、鋭く敗因指摘する新潮

維新が希望の票奪う  衆院選は野党共闘した立憲民主党と共産党が負けた。サンデー毎日(11月21日号)はこれを「リベラル敗退」という。そこで応援に出た。「リベラルよ、負けて強くなれ」とエールを送っている。  同誌コラムの「…

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新首相に注目する韓国、慰安婦合意反故に腹立ち

 日本で岸田文雄政権が誕生したことに韓国は強い関心を抱いている。戦後最悪と言われる両国関係に改善の道が開かれるかどうか、新しい指導者に注目しているのだ。  おおむね韓国メディアは「安倍・菅政権を継承する」とみているが、彼…

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拮抗する韓国大統領選、支持基盤に極左集団の影

各党の候補出そろう、李在明氏に左派政権継続の「特命」  韓国大統領選の各党の候補がほぼ出そろった。与党共に民主党からは李(イ)在明(ジェミョン)前京畿道知事、野党国民の力からは尹(ユン)錫悦(ソンニョル)元検察総長(検事…

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「ジェンダー平等」の公約、生活実感とズレ

 自民党の“実質勝利”となった先の衆院選は、大物議員の落選が相次いだことで注目を集めた。その一人に、立憲民主党副代表の辻元清美氏(大阪10区)がいる。  投票結果が出た今月1日、辻元氏はSNS上の動画で「本当にごめんなさ…

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米国の量的緩和縮小に日銀も出口探る議論始めよとする毎日の先走り

経済状況異なる日米  米連邦準備制度理事会(FRB)が、新型コロナウイルス禍への危機対応で2020年3月に導入した異例の量的金融緩和の縮小開始を決め、金融政策の正常化に踏み出した。  新聞では東京と本紙を除く5紙が社説で…

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辛亥革命110年と中華民国(台湾)国慶節

平成国際大学教授 浅野 和生 国際社会に「台湾」を強調 「中華人民共和国」とは別の国  今から110年前、1911年10月10日の武昌蜂起をきっかけとして、12年1月1日、孫文を初代臨時大総統とする中華民国が成立した。そ…

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ブラジル COP26で「野心的政策」提案

28年までにアマゾン違法伐採ゼロ  英国のグラスゴーで、今月12日まで国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開催されている。世界各地で洪水や旱魃(かんばつ)、熱波などの異常気象が相次ぐ中で開催された今回…

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海保第11管区、洋上の救急医療で実施訓練

海保第11管区、洋上の救急医療で実施訓練

 はるか洋上を航行する船舶内で重傷者が発生したらどうするか。海上保安庁(以下、海保)の第11管区(那覇)はこのほど、救急病院の医師や看護師らを招き、洋上救急訓練を行った。海洋面積が広い沖縄では迅速な判断と関係機関とのスム…

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立共共闘を薦め共産の闊歩に手を貸す朝日こそ「ネオ55年体制」の元凶

与党より国民に脅威  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(ネット版)を見ると、立憲民主党の「統一候補」が当落にかかわらず地元の共産党委員会に次々と「応援御礼」に訪れている。選挙後の慣例とはいえ、共産の“立憲抱き付き”を象徴す…

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自民総裁選に見る「二つの民意」

文明論考家 元駐バチカン大使 上野 景文 正統性を有する議員票 党員票に直接民主制の色彩  岸田文雄総裁を選出した自民党総裁選挙からはやひと月。世間の関心は総選挙に移り、総裁選は「遠い過去」のことのように映る。が、総裁選…

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EU VS 英 離脱後も亀裂深まる

 英仏海峡で英仏の漁業権をめぐる対立がエスカレートし、英領北アイルランドが欧州連合(EU)の単一の商品市場に留め置かれていることへの不満が強まっていることが、EU英関係に亀裂をもたらしている。この二つはブレグジット(EU…

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がん教育、授業ではリスク回避、回復に重点を

 2人に1人が罹患(りかん)する悪性新生物(がん)に対する知識を持ってもらおうと、沖縄大学はこのほど、がん教育についての公開講座を行った。今年度から中学の授業で「がん教育」の授業が必修になり関心が高まっている。公開講座に…

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科学的知見を誘導的に並べてジェンダー思想に「洗脳」するNスペ

特異な事例を普遍化  4日朝、新聞のテレビ番組欄を見ると、NHKスペシャル(Nスペ)「ジェンダーサイエンス―男X女『性の真実』 女脳・男脳はあるの? 人類進化と“中性化”」が目に留まった。その瞬間、科学的なデータや知見を…

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モロッコとの対立激化でアルジェリアが中露接近と警告するMEE

西サハラめぐり敵対  アフリカ大陸の北西端、モロッコと隣国アルジェリアの間の緊張が高まっている。それとともに、モロッコが欧州への接近を模索、アルジェリアをロシア、中国が支援するなど、北アフリカに新たな対立軸が生まれようと…

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露記者ノーベル平和賞受賞の波紋

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 反政府陣営の分裂露呈 ナワリヌイ氏支持者が批判  ノルウェーのノーベル委員会は10月8日、2021年のノーベル平和賞をロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ(新しい新聞/NG)」編集長の…

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珊瑚海海戦で追撃断念、「実戦では無能」の烙印

珊瑚海海戦で追撃断念、「実戦では無能」の烙印

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(5) 孤高の海軍大将・井上成美(下) 史上初の空母同士の海上決戦、諦めが早いと批判集中  昭和17年5月、ポートモレスビー上陸を目指し、陸軍部隊を乗せた攻略部隊がラバウルを出港す…

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米軍を蝕むマルクス主義、兵士に反米を植え付け

 中国が台湾に武力侵攻するシナリオがいよいよ絵空事ではなくなってきた。中国の急速な軍備増強によって米国の軍事的優位が大きく揺らいでいることが、その懸念を強めている。  だが、不安を抱かせるのは、兵器の質や量といったハード…

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取材に応じた(左側から)野田瑞穂・交流文化部定住交流課総括主任、大西典宏・健康福祉部子ども家庭課課長補佐、大澤優・地域戦略部未来戦略課課長補佐、田中智美・地域戦略部県民活躍課参事、原淳一郎・交流文化部定住交流課総括主任=9月17日、福井県庁前で

人口減少歯止め策 あの手この手 ー 福井県

「静かなる有事」へ有効打模索 若者の県外進学が深刻  福井県の人口は令和3年9月1日現在、76万1306人。47都道府県の中で、43番目の規模だ。2000年の国勢調査での82万8944人をピークに年々人口は減少している。…

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