オピニオン rss

敵基地攻撃能力保有は必須

インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(下) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 北朝鮮の脅威が新たな段階に入ったことで、日本はミサイル防衛をどう強化していくべきか。敵基地攻撃能力の保有や地上発射型イー…

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民進党大会、明確な外交安保政策が不可欠

 民進党の結党後初となる定期党大会が行われた。蓮舫代表は次期衆院選に向け、「2030年代」とした原発稼働ゼロの目標を前倒しした法案の策定を表明し、政権交代への決意を語った。しかし、国家の舵(かじ)取りをする上で不可欠な外…

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なぜ勉強しないといけないの?

国守る若者を受験に勝たせる プロ家庭教師 平井基之氏に聞く  「なぜ学校で勉強をしなければいけないのか」。誰しも一度は疑問に思ったことがあるだろう。しかし、納得のいく答えを出せずに悩んだ人は多いのではないか。そこで「国を…

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1兆元の大台、中国国防費

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 軍権掌握を急ぐ習主席 強軍建設めぐり党軍間に葛藤  中国では、第13期全国人民代表大会(全人代)が北京で5日に開幕し、李克強首相による政府活動報告で改革と成長の均衡が提起され、経済成長目標が…

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「新段階」北ミサイルの脅威 日本標的の技術完成域に

インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(上) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏  北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射に関し、安倍首相は「北朝鮮の脅威は新たな段階になっている」との強い懸念を表明した。「新たな…

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朴大統領罷免、懸念される地域の不安定化

 韓国の憲法裁判所は朴槿恵大統領について、機密文書流出などを違法行為と認定し、「国民の信任を裏切り、憲法を守る観点から容認できない重大な法違反行為を犯した」として罷免を宣告した。朴大統領は失職した。  韓国で大統領が国会…

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期待先行のトランプ経済政策

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 効果出るのは10月以降 ドル高進み経常赤字拡大も  トランプ米国新大統領の経済政策の方針が少しずつ明らかになってきた。これにつれて、米国の経済の先行き感は好転しており、株価…

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在日米軍「攻撃」、基地撤去狙う北の緻密な戦略

 北朝鮮当局は今回の弾道ミサイル発射実験を、在日米軍基地への攻撃訓練だと発表したが、日本のメディアは「日本への脅威が新たな段階に入った」と報道し、国民の恐怖心を煽(あお)る結果を招いている。北朝鮮当局は、ほくそ笑んでいる…

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教育勅語論争、評価できる歴史上の立国理念

 国会では学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる質疑から、同法人が幼稚園教育に取り入れた教育勅語に論争が及んでいる。8日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂副党首が稲田朋美防衛相に「教育勅語が戦争への道につながったとの…

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無料塾で共産党の勧誘 教育を党勢拡大に利用

小中高校生ら集める  小学生、中学生、高校生に、無料で勉強を教えると宣伝して、子どもたちや青年を集め、共産党や日本民主青年同盟の勧誘の場としている。「無料塾」のチラシを共産党員や支持者が、駅前などでスマイルしながら配布し…

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米国VSカンボジア、この債務どうする

 米国とカンボジアが争っている。問題はカンボジアの債務未払いだ。  米国は1970年代前半、カンボジアに2億7800万㌦の借款を供与した。支払い期限はとうに過ぎ、利子を含め5億㌦余りに膨らんでいる。米国が世界各国に利用さ…

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聖徳太子を厩戸王に変えるな

大月短期大学名誉教授 小山 常実 「学び舎」化する指導要領 「家族」「地域社会」の復活を  2月14日、小中学校の学習指導要領案が出された。中学校歴史教科書と公民教科書の内容史研究者である筆者は、指導要領案のうち、中学校…

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ベトナム御訪問、両陛下が結ばれた日越心の絆

 天皇、皇后両陛下は、ベトナム、タイ両国を訪問された。初めての御訪問となったベトナムでは、国家主席ら4人の指導者との御面会をはじめ、さまざまな人々と心を込めた交流に努められ、日越間の友好に新たな一ページを開かれた。  元…

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北ミサイル発射、迎撃システムの強化急げ

 北朝鮮が北西部の東倉里付近から弾道ミサイルを発射し、4発が東方に約1000㌔飛んだ後、秋田県男鹿半島の西約300~350㌔の海域に落下した。4発のうち3発は日本の排他的経済水域(EEZ)内に、残り1発もEEZのすぐ近く…

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先人から学ぶ人間の本質

名寄市立大学教授 加藤 隆 「切り分ける」と「物語る」 正反対のベクトルが共に存在  大都市への集中的な人口流入は衰えを見せず、他方で、20年後には全国1800地方自治体の半分が存続困難になると予測されている。このような…

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自民党大会、改憲にも「常在戦場」の気概を

 自民党は党大会で「憲法改正原案の発議に向けて具体的な歩みを進める」と明記した平成29年の運動方針を採択した。自主憲法制定は自民党の党是だ。今年5月で施行70年を迎える現行憲法は、時代の変化と齟齬(そご)を来している。運…

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「JATトライアングル」構築を

世日クラブ 中国の膨張と日台関係 前参議院議員 江口克彦氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が2月23日、都内で開催され、前参議院議員の江口克彦氏(PHP研究…

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新たな防衛の理念検討を

元統幕議長 杉山 蕃 米軍事力に過大に依存 予断許さぬ周辺情勢の変化  トランプ米大統領と安倍晋三首相の首脳会談が行われた。これは米英首脳会談に次ぐ早期の会談で世界中の注目を集めた。選挙戦を通じて各分野で過激な持論を展開…

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中国国防費、好戦的な「兵営国家」の脅威

 中国の2017年の「公表国防予算」が初めて1兆元(約16・5兆円)を突破することが確実となった。習近平政権の「強軍路線」を反映したものである。この「公表国防費」には兵器開発費、装備輸入費などは含まれていない。国際社会で…

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米国が変える欧州統合の姿

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 臨機応変の協力体制へ 一律的深化はもはや不可能  欧州はトランプ米大統領の外交安全保障への姿勢、特にロシアとの関係の不透明さ、自由民主主義や言論の自由を尊重し…

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宅配見直し、求められる利用者の協力

 宅配最大手のヤマト運輸が、インターネット通販の拡大と人手不足を背景に、宅配サービスの抜本的な見直しに着手する。 荷受量抑制の検討始める  ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングスは2017年3月期、国内取扱量が前期…

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米韓合同演習、中朝の挑発抑止に不可欠だ

 米韓両軍は韓半島有事に備えた定例の合同演習を韓国で開始した。北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、その脅威が高まっていることに加え、最高指導者・金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、正男氏の殺害事件に国家ぐるみで関わっ…

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トランプ氏演説、世界の安定に資する軍備増強

 トランプ米大統領は連邦議会の上下両院合同会議で、就任後初めての議会演説に臨んだ。演説では米国の自由、正義、真実などの価値観を強調。「アメリカン・スピリット(米国精神)の再生」を目指すと強く語り、米国民と世界に向けて内政…

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