Date archive for 2019
独社民党が大敗、政権も危機―欧州議会選
大連立解消の観測も 欧州連合(EU)加盟国28カ国で26日まで行われた欧州議会選挙で、これまで過半数を占めてきた「欧州人民党」(EPP)と「欧州社会・進歩連盟」(S&D)の2会派は議席を大きく減らし、欧州懐疑派、ポピュ…
川崎通り魔、規範意識高め凶悪犯罪防止を
川崎市多摩区の小田急線登戸駅周辺で、スクールバスを待っていた小学生ら19人が男に次々と刺され、小学6年女児と別の児童の父親である外務省職員が死亡した。襲撃された子供たちが味わった恐怖と苦痛を思うと激しい怒りを禁じ得ない…
能力ベースの新移民政策 Immigrants with merit
トランプ大統領は先週、国境を、中に入りたいと叫ぶ群衆のための単なるスピードバンプ(減速帯)にしてしまった危機を解決するための青写真を、ローズガーデンで提示した。「われわれの提案は、米国人支持、移民支持、そして労働者支持…
政府は、70代の認知症の人の割合を10年間…
政府は、70代の認知症の人の割合を10年間で1割減らすとした新たな大綱の素案を発表した。認知症の人数に関する数値目標を定めるのは初めてだ。 認知症は運動不足、高血圧、喫煙、うつ、社会的孤立などが、リスクを高める要因で…
尊厳死か延命治療か
地球だより フランス北部ランスで10年間生命維持装置につながれている植物状態のバンサン・ランベールさん(42)は最近、一度延命治療が中止され、数日で人生を終えるはずだった。しかし、パリの裁判所の命令で治療が再開され、元…
独カトリック教会で初の女性ストライキ
ドイツのローマ・カトリック教会で「マリア2・0」運動と呼ばれるグループが5月11日から1週間、女性たちにも聖職の道を開くことを要求して「教会ストライキ」を行った。カトリック教会で女性信者たちによるストは初めてで、大きな…
米中貿易戦争、団結する米国
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 強硬姿勢貫くトランプ氏 議会・諜報機関・軍と思惑一致 アメリカの対外政策を読み解くのは簡単ではない。「アメリカ」とは政権なのか、大統領なのか、議会、共和党か民主…
ヒアリ、「早期発見と早期根絶」が重要
外来アリ対策で琉球大・京大など4研究機関がタッグ 一昨年、国内でヒアリが確認され、日本全体を震撼(しんかん)させた。ヒアリ対策を研究する専門家による会議が15日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開かれ、研究者らが意…
米メディアがトランプ氏への厚遇ぶり報道
「ほぼ観光客」「伝統衝撃与えた」 米メディアは26日、国賓として来日したトランプ大統領に対する日本側の厚遇ぶりを大きく報道。トランプ氏がこれにどう振る舞ったかにも注目した。 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、トラン…
両陛下、米大統領夫妻と会見
初の国賓「うれしく思う」 皇居・宮殿で歓迎行事 天皇、皇后両陛下は27日午前、国賓として来日したトランプ米大統領夫妻と皇居・宮殿「竹の間」で約15分間会見された。会見は大部分が英語で行われ、天皇陛下は「私の即位後の最初…
天皇陛下「絆深め平和と繁栄を」
米大統領夫妻迎え宮中晩餐会 令和初の国賓として来日したトランプ米大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が27日夜、皇居・宮殿で開かれた。天皇陛下は歓迎のあいさつで、「両国の国民が、これからも協力の幅を一…
レゴブロック研修で相互理解を深める
保育士を辞める理由で最も多いのは「職場の人間関係」―。今年3月に東京都が公表した保育士の実態調査によると、保育士の退職理由として「給料が安い」「労働時間が長い」などよりも「職場の人間関係」を挙げる声が一番多いことが分か…
トランプ氏来日、令和時代も緊密な日米関係を
トランプ米大統領が令和最初の国賓として来日した。 皇居では天皇、皇后両陛下と会見した。天皇陛下は「私の即位後の最初の国賓として大統領をお迎えできることをうれしく思います」と述べられた。新たな時代において、日米両国の緊…
高齢者の運転免許返納
高齢ドライバーによる交通事故死が相次ぎ、高齢者の免許返納が増えている。 ただ、決して高齢ドライバーの死亡事故が増えているわけではない。全体の死亡事故が減っている中、高齢者の割合が高くなったということだ。とはいえ、高齢…
一党独裁の中国の裁判には沈黙し、民主主義国家の裁判はあげつらう朝日
◆弊害是正の本音忘却 裁判員制度が導入されて10年が経(た)った。殺人などの重大事件の審理に一般国民が裁判官と共に当たるが、なぜこの制度が採り入れられたのか。 新聞には「裁判への参加を通じ、司法に対する国民の信頼を高…
ご飯だけは圧力釜で炊いたのを頂くことに…
ご飯だけは圧力釜で炊いたのを頂くことにこだわるせいで、ガスコンロを使っている。長く使っていた古いコンロを「危ないから」と娘が新しいものに取り替えてくれたのが2年ほど前のこと。 新しいものはすべて、調理油過熱防止装置や…
国民の声聞かない民主党
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 弾劾手続き反対多数 長引く調査にうんざり 米国民はワシントンに明確なメッセージを送っている。トランプ大統領への調査にはもううんざりで、弾劾などしてほしくない。しかし、民主党はその国民の…
「御代替わり」をどう教える
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 官民協力し教材作成急げ 子供たちに正しい知識・情報を 4月22日、天皇陛下の御退位および皇太子殿下の御即位に合わせ、文部科学省は全国の都道府県教育委員会などに向けた通知で、「国民こぞ…
米民主党の大統領弾劾論、世論と乖離
難しい舵取りのペロシ氏 トランプ米大統領がロシア疑惑をめぐる調査を拒否していることについて、野党民主党の一部で弾劾論が高まっているが、世論の支持は十分に得られていない。こうした中、性急に弾劾の手続きを開始すれば、かえっ…
ウイグルは国連でなく米国と交渉を
日本ウイグル協会の学習会 戦争学研究家 上岡龍次氏が講演 中国政府によるウイグル人への弾圧問題について、日本ウイグル協会(イリハム・マハムティ代表)は25日、戦争学研究家の上岡龍次氏を招いた学習会を都内で開いた。上岡氏…
英首相辞意、EU離脱で問われる国家理性
メイ英首相が欧州連合(EU)離脱をめぐる混迷の責任を取り辞意を表明した。7月までに後継首相が決まる。 この問題では、2016年6月に国民投票でEU離脱が決まって以降も、国民の分断は深まっており、誰が後継となっても困難…
衆参ダブル選の心理戦争、国家の命運懸ける安倍宰相
警視庁担当の事件記者だった時に、突然、「賭博」の解説記事を書く仕事を命じられた。品行方正というわけではないにしても麻雀もパチンコもやったことがない。慌てて捜査4課の賭博専門刑事の下に日参して花札や骰子を使うチンチロリン…
新時代をつくる5Gテクノロジーの可能性に焦点を当てた2誌の特集
◆5Gの覇権争う米中 米商務省は15日、中国の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)とその関連企業68社を同省産業安全保障局(BIS)の「エンティティ・リスト」に加えた。これによりリストに載っている企業に対して米国…