Date archive for 2019

警戒厳重な「万聖節」到来

地球だより  日本のお盆に相当するフィリピンの万聖節(オールセイントデイ)の季節がやって来た。お墓参りをして故人を偲(しの)ぶための帰省期間でもあり、今年も1500万人が各地の墓地を訪れると予測されている。各地のバスター…

続き

過激思想との戦い継続を、イスラム連盟事務総長訴え

 サウジアラビアの元司法相で、「世界イスラム教徒連盟」(本部・首都メッカ)事務総長のムハンマド・イッサ氏はワシントン・タイムズとのインタビューで、過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者の…

続き

「アジアと欧州の同盟」を研究 笹川財団

 笹川平和財団は10月24日、「日米同盟は不公平か?」をテーマにパネル講演会を開催。昨年から1年かけて「アジアと欧州の同盟」を比較研究した結果を報告し、対中国で対峙(たいじ)する台湾と日本の間で公的な協力関係が結べない基…

続き

「琉球文化の土台 早期復元を」

元沖縄県立博物館・美術館館長 牧野浩隆氏  沖縄県の振興開発で格差是正で本土並みの経済を目指す一方で、沖縄の個性を発揮すべく、歴史・文化・芸術に力を入れてきたが、それらは首里城に集約されている。日本全体の多様性を広げたと…

続き

ビル・ガーツ

中国が新型ミサイル発射台、北に輸出か

 中国共産党はインターネットへの規制を強化しているが、ネットで中国の軍事機密が公表される事例が相次いでいる。新型の移動式ミサイル発射台が公表され、アナリストらは、北朝鮮に輸出されるのではないかとみている。  中国の軍事問…

続き

英総選挙へ、これ以上混迷を長引かせるな

 英下院は、前倒し総選挙の実施に向けて政府が提出した法案を賛成多数で可決した。これで総選挙が12月12日に行われる見通しとなった。 EUと新離脱案で合意  選挙戦でジョンソン首相は、欧州連合(EU)と新たな離脱案で合意し…

続き

玉城知事「必ず復元する」 沖縄県民、対応遅いと批判も

 首里城の火災を受け沖縄県は31日午後2時半、対策本部を立ち上げ、玉城デニー知事や県幹部が対応を協議した。  火災当時、玉城氏は観光客誘致目的で韓国を訪れていたが、予定を早めて正午すぎに帰国。すぐに火災現場に向かった。記…

続き

これまで何十回となく本を処分してきた。…

 これまで何十回となく本を処分してきた。古書店相手の場合、多い少ないはともかく、お金がもらえる。近所の処分所へ運んだこともあった(お金はもらえない)。今回処分所に運び込んだのは、古書店が買い取ってくれるはずがないような本…

続き

裸の大統領

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  政治風刺が活発な欧米諸国などでは性別を問わず、政治指導者を裸または下着姿に描写してあざけることは珍しくない。昨年6月、ロシアの米大統領選挙介入疑惑が露見した当時、米紙ニューヨーク・…

続き

天皇陛下の即位の礼に思う

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ 国民との深い絆に感銘 皇室の重要性再認識の好機  今、私は帝国ホテルの一室でこの原稿を作成している。10月22日は天皇陛下の即位の礼、大変おめでたい日である。天気は残念なが…

続き

貧困層が拡大か

地球だより  エジプトの首都カイロ市内を車で走行すると、実に多くの物乞いに出会う。  信号待ちする車両を狙い、ある女性はちり紙が入った袋を手に、ある男性は、車の窓を拭く布を手に持ち、ある老人はただ、手だけを出して運転手や…

続き

どうなる?令和時代の韓日関係

韓国紙セゲイルボ 問題は両首脳の関係改善の意思  5月に王位を継承した徳仁日王が22日、公式儀式を行って即位の事実を内外に知らせた。新日王は、「国民の幸福と世界平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国…

続き

イスラエルとヨルダン 「冷たい平和」続く

 イスラエルとヨルダンは10月26日、平和条約締結25周年を迎えた。しかし、この歴史的な和平条約が調印されてから四半世紀たった今、この歴史的節目を祝うための盛大な国家的行事は、どちらの国でも行われることはなかった。イスラ…

続き

徴用工判決1年、文氏は国際法違反を是正せよ

 朝鮮半島出身労働者の徴用問題をめぐり日本企業に賠償金の支払いを命じた韓国大法院(最高裁)の判決から1年が経過した。韓国で文在寅政権が発足して以降、日韓関係は悪化の一途をたどり続けたが、この問題が最大のネックになっている…

続き

政府の米月探査計画への参加決定に「得意技術での貢献」訴えた読売

◆費用対効果説く日経  政府の宇宙開発戦略本部(本部長・安倍晋三首相)が、米国が構想を掲げている有人月探査計画に参加する方針を正式に決めた。  月周回軌道上に新たな宇宙ステーション「ゲートウェー」を建設し、2024年に人…

続き

「君が手に花冷えの手重ねけり」。先日亡く…

 「君が手に花冷えの手重ねけり」。先日亡くなったエッセイストの木村梢さんが、夫で俳優の木村功さんのことを詠んだ句だ。梢さんがエッセーを書くようになったきっかけは、夫の死だった。  最初の著書『功、大好き』(講談社)は、1…

続き

世界のメディアの自由低落、中国の影響力拡大に要警戒

 今月15日~21日は新聞週間だった。長年新聞で生きてきたので特にこの時期、メディアの現状や報道の自由の問題などが気にかかる。  NGO[国境なき記者団]によると、今年、今月25日現在でジャーナリスト、取材協力者など39…

続き

3回目の饗宴の儀 国会議員や知事ら参列

 天皇陛下の即位を祝う「饗宴(きょうえん)の儀」の3回目が29日午後、皇居・宮殿で行われた。今回から立食形式で開催され、天皇、皇后両陛下は皇族方と共に、宮殿「豊明殿」に続いて「春秋の間」で会場内を回り、招待客と歓談された…

続き

反基地運動に主体思想浸透、沖縄大学が活動拠点に

篠原常一郎氏が講演で明かす  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、北朝鮮の主体(チュチェ)思想を浸透させている全国の拠点の沖縄大学が反対運動の中心的役割を担っていることがこのほど分かった。元…

続き

介護予防、社会とのつながりも重要

 加藤勝信厚生労働相は、高齢者の心身に衰えが生じる「フレイル」の状態に陥るのを防ぐため、健診でのチェックに取り組む方針を表明した。  生活の質(QOL)を高めることができれば、高齢者が生き生きと老後を送ることができ、社会…

続き

ジャスティン・トルドー危機を脱する Justin Trudeau sidesteps the pitfall

 カナダの有権者は、どうやら、時々黒人の仮装をする指導者に甘いようである。  それは、私たちが、ジャスティン・トルドーがカナダの2期目の首相として再選されたというニュースから引き出せるほんの一つの教訓にすぎない。トルドー…

続き

台風21号に伴う記録的な豪雨で死亡した10人…

 台風21号に伴う記録的な豪雨で死亡した10人のうち、5人は乗車中に浸水で流された「車中死」であることが分かった。豪雨時の避難手段などについて議論が起こっている。  冠水する道路を走る乗用車の映像を見ると、危なっかしく冷…

続き

なぜ先鋭化?香港事態 中国は力で呑み込むか【PTV RADIO:064】

 香港デモでは警察官がデモ隊の高校生に発砲して、衝突が先鋭化している。警官が市民を撃つという異常事態だ。中国は香港をどうしようとしているのか。四中全会以降、何が起こってもおかしくない。台湾総統選への影響など、池永達夫編集…

続き