玉城知事「必ず復元する」 沖縄県民、対応遅いと批判も


 首里城の火災を受け沖縄県は31日午後2時半、対策本部を立ち上げ、玉城デニー知事や県幹部が対応を協議した。

 火災当時、玉城氏は観光客誘致目的で韓国を訪れていたが、予定を早めて正午すぎに帰国。すぐに火災現場に向かった。記者会見では、「管理責任を負う者として遺憾」と述べた上で、「全身全霊で取り組み、必ず復元する」と明言した。11月1日に首相官邸などを訪れ、復元に向けての協力を要請する。

 ただ、火災発生から対策本部が立ち上がるまで12時間が経過していたことから、県民から「対応が遅い」と批判が出ている。

 首里城は昨年度まで国が管理していたが、今年度からは県が管理している。首里城公園の屋内にスプリンクラーなどの自動消火設備がない。那覇市によると、正殿の軒下に外側からの延焼を防ぐ設備「ドレンチャー」と放水銃があるという。防災設備や警備体制は適切だったのか、検証が必要だ。