Date archive for 2019

暗躍するロシアの政治技術者

日本対外文化協会理事 中澤孝之 アフリカで勢力圏を拡大 豊富な資金使い親露勢力支援  「政治技術」とか「政治技術者」という日本語は日ごろ、ほとんどなじみがない。ロシア語(以下、読者のためにカタカナ表記)で「政治技術」は、…

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アルゼンチン大統領選、フェルナンデス元首相が当選

左派が政権を奪還  経済危機に見舞われている南米アルゼンチンで27日、現職マウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。即日開票の結果、社会保障の拡大などを訴える左派アルベルト・フェルナンデス元…

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混乱続く英語4技能試験

 2020年度実施の大学入試共通テストから導入される英語4技能(読む・聞く・書く・話す)の民間試験をめぐって、教育現場の混乱が収まらない。  文部科学省の10月の最終集計によると、英語民間試験を合否判定などに利用するのは…

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政教「完全」分離を唱え「即位の礼」に注文を付ける朝・毎・東の時代錯誤

◆社民・共産と同意見  風雨から一転、日が差し、空に虹が懸かった。こんな空模様の移ろいはそうそうない。先の「即位礼正殿の儀」。高御座(たかみくら)の帳(とばり)が開き天皇陛下のお姿が初めて見える「宸儀初見(しんぎしょけん…

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英離脱延期「最長3カ月」 EU合意、前倒しも可能

 欧州連合(EU)は28日、ブリュッセルで開催した大使級会合で、今月31日に迫った離脱期限について、最長で来年1月末まで3カ月延期し、状況によっては前倒しも可能とすることで合意した。29日か30日に正式決定する見通しで、…

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IS指導者死亡、テロ撲滅への一里塚にせよ

 過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が米軍の作戦で死亡した。突然のシリアからの米軍撤収表明で内外から批判にさらされていたトランプ米大統領にとって、テロ対策で実績をアピールする絶好の機…

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小4児童が入学前の園児に動物の可愛さ伝える

東京大学弥生講堂で、全国学校飼育動物研究会21回大会  子供の成長を育むことを目指す全国学校飼育動物研究会の21回目の大会が東京都文京区の東京大学弥生講堂で行われた。 武蔵村山市立第一小学校の取り組み 課題は継続、地域と…

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来年の東京五輪のマラソンと競歩の実施コース…

 来年の東京五輪のマラソンと競歩の実施コースが東京都から札幌市に変更される見通しである。国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会、都などが明日から都内で開く調整委員会(J・コーツ委員長)で正式決定となる。  すで…

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民主党の弾劾調査は不公正

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 証言の公開を制限 共和党の支持得られず  民主党のアダム・シフ下院情報委員長が23日、警備が厳しく、入室が制限される議会の施設で国防総省職員の証言を行おうとしていたことを受けて、何十人も…

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トランプ政権の「ならず者外交」

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 非公式ルートで裏工作 大統領弾劾調査で明らかに  トランプ大統領の弾劾を調査するアメリカ議会下院の合同委員会が証人喚問を進めているが、弾劾の証拠が固まるのと同時に…

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改憲へ匍匐前進・安倍自民党

鍵は二階氏の公明「折伏」  天皇陛下の御即位を内外に知らしめる「即位礼正殿の儀」が厳かに執り行われた。雨中で始まった式典の途中で虹が出るという吉兆も現れた。目出度(めでた)いことである。皇室の弥栄(いやさか)を祈りたい。…

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金剛山観光に中国人誘致

NEWSクローズ・アップ 中朝首脳 6月に合意  金正恩朝鮮労働党委員長が北朝鮮南東部の景勝地、金剛山に本格的に中国人観光客を誘致することで習近平国家主席と合意していたことが分かった。北朝鮮が今後、国連制裁決議への抵触や…

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ペンス氏対中演説、価値観重視の内容を評価

 ペンス米副大統領が「米中関係の将来」をテーマに、およそ1年ぶりとなる対中政策演説を行った。  この中で、中国による香港の人々の権利や自由の抑制や沖縄県・尖閣諸島周辺における挑発行動などについて「一段と攻撃的になり、不安…

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神戸東須磨小教員間のいじめを「学校崩壊」の危機と警鐘鳴らすポスト

◆50項目超の嫌がらせ  神戸市の市立東須磨小学校の教員らの同僚に対する度を超えた嫌がらせを地元新聞が報じ、各週刊誌が後追いしている。  40代ベテランの女教師Aが30代・中堅の男性教師3人を引き連れて、20代半ばの男性…

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「間尺に合わない」とは、努力に見合う利益…

 「間尺に合わない」とは、努力に見合う利益を得られないことをいう。昔、工学部の学生を前に、ある教官はよくこの言葉を出して訓を垂れていた。大学生レベルの電気回路の出力計算にプログラムを作ってコンピューターを回すのは愚の骨頂…

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参院選で見えた沖縄自民の課題

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 若者層動かす戦術が必要 堂々と「辺野古反対」に反論を  筆者は26歳でコザ市(現在の沖縄市)議会議員に当選した。以来、市議3期、沖縄県議会議員5期を全てトップ当選してきた経…

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台風の激甚化と被害に治水や避難を再考させられる「日曜討論」など

◆堤防整備不十分の声  今月、台風が連続して東日本に上陸し、各地に大きな被害をもたらした。暴風の激しかった台風15号に続いて台風19号は豪雨で中部、関東、東北地方にわたる広域に水害をもたらし、国土交通省の調べでは7県71…

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大雨被害 被災者への手厚い支援を

 また、大雨による被害が生じた。四国沖から北東へ進んだ低気圧と、関東の南東海上を北上した台風21号の影響による大雨で、冠水や土砂崩れなどが相次ぎ、千葉県や福島県で10人以上の死者・行方不明者が出た。  千葉県や福島県では…

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「母家より起きよと電話秋出水」(杉森干柿)…

 「母家より起きよと電話秋出水」(杉森干柿)。今年は台風の襲来が多い。特に、記録的な大雨による河川の氾濫で被害が続出している。このほどの台風21号でも、大雨による土砂崩れなどが発生した。  秋には台風による被害が多い。俳…

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GSOMIA破棄決定 日韓米の連携崩壊の引き金に

文政権の「思想」「自尊心」の表れ  月刊誌11月号は日韓問題の特集で埋め尽くされている。「韓国が敵になる日」(「正論」)、「日韓相克」(「文藝春秋」)、「日米韓の断層」(「Voice」)、「韓国という難問」(「中央公論」…

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聖地への攻撃に懸念/信教の自由委員会 Holy site security concerns religious freedom panel

 米国の「国際宗教の自由委員会」の委員らが23日、ワシントンで、世界中で教会や礼拝所などへの攻撃が増加していることを受けて、聖地をいかに守るかについて語った. 委員会のパネルディスカッションで参加者らは、過激派組織「イス…

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ボリビア大統領選 モラレス氏「勝利」宣言

メサ氏は決選投票要求  ボリビアの反米左派エボ・モラレス大統領(59)は24日、20日に行われた大統領選での「勝利」宣言を行った。4選目で任期は5年。  選挙管理委員会は、開票率99・99%の段階で集計情報をウェブで公開…

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米で広がるコロンブス排除 西洋文明そのものを断罪

《 記 者 の 視 点 》  米国の首都ワシントンDCの「DC」が何を意味するのか、知らない人も多いと思う。「ディストリクト・オブ・コロンビア(コロンビア特別区)」の略で、米大陸を発見したクリストファー・コロンブスに由来…

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