Date archive for 2019

短観2期連続の景況感悪化にもデフレ化の危機感が薄い読売、日経

◆3紙しか関心示さず  安倍晋三首相側近の一人である、自民党の萩生田光一幹事長代行が4月に、その結果次第では10月の消費税増税見送りの可能性もと言及(その後「個人的見解」と釈明)した“注目”の6月日銀短観が1日に発表され…

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日本政界・沖縄に浸透図る中国 米シンクタンクリポート

 中国は日本に対して考え方や信念、行動に影響を与える「政治戦」を仕掛け、さまざまな手段を通じて政界や沖縄への浸透を試みている――。米ワシントンのシンクタンク「グローバル台湾研究センター」のラッセル・シャオ主任はこのほど、…

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露横断高速道、需給で相互依存を強める中露

 ロシア政府はこのほど、中国と欧州を結ぶハイウエーの実現に向けロシア国内を横断する約2000㌔の高速道路を建設する民間投資家の計画を認めた。完成すれば、経済発展した欧州と中国を陸路で結ぶ物流網の大動脈として機能するとみら…

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「ミクロネシアの離島に住む航海者たちは…

 「ミクロネシアの離島に住む航海者たちは、カヌーの揺れ具合や船体にあたる水の音によって、方角や自分がいる位置を把握する能力を持っている」。冒険家の石川直樹さんが『全ての装備を知恵に置き換えること』(集英社)で記した一節。…

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米国の国連人権理事会復帰が必要だ

“人権”理事会の立て直しへ  「国連人権理事会は人権侵害者の防壁だ」として米国が理事会を離脱してから1年。先日、中国の人権派知識人、滕彪(テンビャオ)氏の話を聞いたが、彼も「中国や人権落第国が頑張る理事会では、有益なこと…

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米副大統領、イランへの軍事行動も辞さず

「核兵器の獲得許さず」  ペンス副大統領は8日、ワシントンで講演し、イランがウラン濃縮度を核合意で制限された基準を超えたことに触れ、「われわれは彼らの経済に圧力をかけ続ける。トランプ大統領の下で、イランが核兵器を手に入れ…

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米軍住宅跡地を医療研究拠点に、専門家らが沖縄の未来像を提言

米軍住宅跡地を医療研究拠点に、専門家らが沖縄の未来像を提言

革新県政で西普天間住宅地区再開発構想が後退  米軍の西普天間住宅地区(沖縄県宜野湾市)が2015年に返還された。県が同地区再開発の基本構想に掲げる「沖縄健康医療拠点」や沖縄の将来像について、医療やIT、自治分野の専門家ら…

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文政権虚勢張れば存亡の危機

 昨年、徴用工賠償判決、慰安婦合意破棄、レーダー照射等により韓日関係が悪化したが、日本を訪れた韓国人は750万人に達し、過去最多を記録した。日韓貿易も日韓関係が悪化するのと裏腹に増加する傾向である。  韓国の歴代大統領は…

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イラン緊迫、ウラン濃縮は解決にならぬ

 イランが核合意に反してウラン濃縮を再開し、中東の緊張が高まっている。米国による経済制裁の回避へ欧州を揺さぶることを狙ったものだが、反発を強める米国との軍事衝突の可能性もある。 核合意の上限を超える  イランは5月、核合…

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セブンイレブン、あす沖縄初上陸

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  コンビニ最大手のセブンイレブンが、語呂合わせで7月11日に沖縄で初めてオープンする。午前7時、那覇市を中心に14店が一斉に開店を迎える。那覇市内には巨大な壁面広告も掲示され、県民の…

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野放しの過激な活動組織 Vigilantes at large

 機能する民主主義の基準は明快である。開かれた選挙、自由で何物にも束縛されないメディア、そして偏向していない司法制度である。最も重要なのは、市民は、ポピュラーであっても、なくても、恐れることなく、自分の意見を書いたり、話…

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九州地方を襲った記録的な豪雨の際、鹿児島…

 九州地方を襲った記録的な豪雨の際、鹿児島市は市内全域で避難指示を出した。しかし、避難率は全体の0・6%にとどまった。同市当局は「住民との間で危機意識に開きがあった」としている。  開きがあるのは当然と言えば当然だが、大…

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ベネズエラでの米露代理戦争

ロシア研究家 乾 一宇 政権と一蓮托生の軍高官 制裁強化受けドル抜きで貿易  民主主義が問われる時代になっている。その一つ、主権者は国民として、一応選挙には参加している。一方、その選挙が法の下に正当に行われているかが問題…

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EU新指導部構築が難航、課題は加盟国の結束強化

 欧州連合(EU)は5月末の欧州議会選挙の結果を受け、新体制への移行を進めている。英国のEU離脱を10月に控える中、変化した欧州議会の勢力図に合わせた新たな指導体制の構築が難航している。国家を超えた連合の先駆けでもあった…

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火災の露潜水艇、特殊任務に従事か

海底光ケーブルから情報を傍受  ロシア国防省は声明で、海床を調査する原子力潜水艇「ロシャリク(AS12)」で1日火災が発生し、14人が死亡したと発表した。事故が起きたのはロシア領海内とだけ発表されたが、報道によると現場は…

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特別展「三国志」

パトロール  天下統一を目指して戦った魏・呉・蜀の英雄たちの歴史にスポットを当てた特別展「三国志」(主催・東京国立博物館など)が9日、東京・上野公園の同館で始まるのに先立ち8日、報道陣向けの内覧会が行われた。  注目を集…

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海岸の漂着ごみや漁具・流木などで美化を啓蒙

海岸の漂着ごみや漁具・流木などで美化を啓蒙

富山県氷見市の海浜植物園で「漂着物アート展」  海岸に流れ着いたごみや漁具、流木などを使い、芸術作品に仕上げた「漂着物アート展2019」が、富山県氷見市の海浜植物園で開かれ、地元の大学生と小学生の作品30点余りが展示され…

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セブンペイ、顧客軽視の安全対策後回し

 セブン―イレブン・ジャパンが今月から始めたバーコード決済サービス「セブンペイ」が不正にアクセスされた。約900人が計約5500万円の被害に遭った恐れがある。  被害発生の大きな原因は、なりすましを防ぐために広く用いられ…

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「あなたの知らない筋肉の世界」 サルコペニア予防の鍵は「白筋」

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科・町田修一教授  高齢の健康長寿を維持・改善するには筋肉の量を保つことが必要だ。それには高い筋力を出す白筋を増やすための「過負荷な運動」が不可欠だ。「今、筋肉が熱い!?~あなたの知ら…

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介護制度の“限界”

 知人から介護日記の書籍を紹介され、一読した。100歳になる母親を介護している記録である(『そうして、百歳の朝がきた』小野塚久枝著)。3人の兄弟姉妹で協力し、サービスも利用しながらの介護である。介護というと重いイメージが…

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自民圧勝を予測する共同の参院選序盤情勢はアナウンス効果が狙いか

◆過去に突出した予測  参院選が始まるや否や、各紙が一斉に「序盤情勢」を報じた(6日付)。どこも似たり寄ったりで「参院選 自民が優位」(読売)「自公、改選過半数の勢い」(朝日)なのだそうだ。  議席数の焦点は、53(自公…

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訪日外国人ランキングトップ5(2018年)は…

 訪日外国人ランキングトップ5(2018年)は、中国838万人を首位に、韓国754万人、台湾476万人、香港221万人、米国153万人の順である。日本人の海外旅行先(17年)は、米国360万人、中国268万人、韓国231…

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独裁者に厳しいトランプ氏

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 圧力と制裁弱めず 中露北首脳とは会談  トランプ大統領はアジア訪問中に1人でも、2人でもない、3人の独裁者に会った。北朝鮮に足を踏み入れた最初の米大統領になり、独裁者、金正恩氏との「素晴…

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