韓国・北朝鮮 rss

迎撃ミサイル配備に現実味 北の長距離弾道ミサイル発射で韓国

 北朝鮮が地球観測衛星の打ち上げと称し事実上の長距離弾道ミサイルを発射し、韓国では迎撃態勢の強化へ終末高高度防衛(THAAD=サード)ミサイルの配備が現実味を帯び始めている。以前は配備に難色を示す中国への配慮が強かったが…

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北朝鮮が長距離ミサイル発射、レジーム・コラプス誘導せよ

 元韓国治安政策研究所研究官・柳東烈氏の話 北朝鮮が国際社会の制止にもかかわらず核実験や長距離弾道ミサイルの発射を強行し続けられるのは、逆に言えば米国を中心とする国際社会の対北制裁が武力挑発への抑止力としては役に立ってい…

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北朝鮮が長距離ミサイル発射、日本は独自の制裁措置を

 元拓殖大教授・吉原恒雄氏の話 北朝鮮は1月6日の地下核実験で核爆弾の小型化にめどが付いたとみており、今回の弾道ミサイル発射でも精度を高めた。  日本では北朝鮮の核関連開発力をばかにする向きがあるが、これは間違っている。…

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中国は韓国と日本の核武装を望むのか

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮の4次核実験で北東アジアは蜂の巣をつついたような状況となった。韓国と日本での核武装の可能性である。  韓国と日本が技術で北朝鮮に劣っていることはない。日本はすでに13年前に40・7㌧のプルトニウ…

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北朝鮮が自国の英語名を変更!

 うっかりして知らなかったが、北朝鮮は今年5月から国名「朝鮮民主主義人民共和国」を意味する英語名をこれまでの「Democratic People’s Republic of Korea」から「Democrat…

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世運商街

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  韓国で最初の複合用途建築物団地として1968年に造成された世運商街が大変身を試みる。世運商街はウォーカーヒル、ソウル五輪メインスタジアム、瑞草洞のソウル高裁・地裁庁舎を設計した建築…

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北朝鮮核・ミサイルの抑止策

 1988年、イランとイラクは長期戦の末、弾道ミサイル合戦を繰り返した。当時、イランがイラクのバグダッドに発射した88発のスカッドミサイルは全て北朝鮮製だった。80年代から北朝鮮は弾道ミサイルを中東地域に輸出して年間10…

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弱小国には統一はできない

韓国紙セゲイルボ 精神武装怠れば他国に蹂躙  三国時代、弱小国新羅は世界最強の唐軍18万をはね除け、遼東半島から追い出した。千年後、丁卯胡乱(1627年、後金のホンタイジ=太宗が李氏朝鮮に侵攻した戦役)で朝鮮に攻め込んだ…

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北「衛星」発射予告、核攻撃に自信持たせるな

 北朝鮮が今月8日から25日までの間に事実上の長距離弾道ミサイル発射とみられる地球観測衛星「光明星」の打ち上げを行うと国際電気通信連合(ITU)など国際機関に通告した。衛星打ち上げは核開発と連動したミサイル技術の検証実験…

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北朝鮮「水爆」は張り子の虎

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 体制の弱さの焦り露呈 核実験で揺れる中国・延吉  「延吉市内も揺れました。学校の校庭にもひび割れが生じたところもあり、大変でした」と、延吉にいる定点観測者が電話で答えてくれた。当初マスコ…

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「慰安婦」合意で慎みを 日韓の安保協力にも不可欠

2016 世界はどう動く-識者に聞く(17) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙氏(下) 「慰安婦」合意を弾みに今年は日韓関係が改善に向かうだろうか。  いくつも越えなければならない課題がある。日本ではまず来月22日に「竹島の日…

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台湾の総統選結果が韓半島にもたらすもの

韓国紙セゲイルボ  台湾の蔡英文総統時代の開幕を見守りながら、台湾が今後、北東アジア情勢に“バタフライ・エフェクト”を起こすかもしれないという気がしてきた。蔡当選人の羽ばたきが韓半島に台風をもたらすこともありうるという不…

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日韓関係、「慰安婦」合意は歴史的決断

2016 世界はどう動く-識者に聞く(16) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙氏(上) ここ数年の日韓関係を事実上妨げてきたいわゆる慰安婦問題で昨年末、日韓両国が劇的に合意に達したのはなぜか。  日韓関係というのはお互いが関係…

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“本物”論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1849年、朝鮮24代王の憲宗は後嗣を残さず他界した。朝廷は後を継ぐ血縁者を捜し、江華島に流されていた李元範(哲宗)が選ばれた。曾祖父が思悼世子(21代英祖の世継ぎだったが父の命で…

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「北」核実験、事前察知不能の衝撃

韓国紙セゲイルボ 安保能力点検、総体的措置履行を  大韓民国は北朝鮮の核を含んだ多様な脅威に晒(さら)されているだけでなく、南シナ海を中心にした米中間の覇権競争の深化と、東シナ海での中日間の軍事的摩擦など、容易でない安保…

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永遠の敵はいない?

地球だより  韓国に数ある博物館の中でソウルの「戦争記念館」は見応えがある。韓国動乱(1950~53年)にまつわる展示物の多さは圧巻で、戦争勃発の歴史的背景に始まり戦況の変化や休戦協定をめぐる攻防、当時の庶民の生活に至る…

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蔡英文氏当選に韓国の心中複雑

 台湾の次期総統に当選した民進党の蔡英文氏に韓国が戸惑いを隠せずにいる。親中路線とは一線を画し、日米との親密ぶりをアピールしているためだ。韓国女性アイドルグループの台湾出身メンバーによる国旗騒動が重なったこともあり、戦略…

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膠着状態の南北、4月総選挙で“従北”勢力支援強化も

2016 世界はどう動く-識者に聞く(15) 元韓国治安政策研究所研究官 柳東烈氏(下) 近年、平壌では高層マンションなどをはじめ大型建造物が立ち並ぶようになった。経済は上向きだとする見方もある。  金正恩第1書記の指示…

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イラン核問題は本当に解決したか

 イランが昨年7月の核合意内容を完全に履行したとして、米英仏独露中の6か国は16日、対イラン制裁の解除を決定した。国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長は同日、「核合意に基づく措置の履行が完了した」と発表した。具体的に…

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金正恩第1書記 「中長期政権」の岐路に

2016 世界はどう動く-識者に聞く(14) 元韓国治安政策研究所研究官 柳東烈氏(上) 北朝鮮は新年早々「水爆」と称し4回目の核実験に踏み切った。北の狙いは何か。  まず政治的な意味は実権を握って5年目に入り、強盛国家…

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相変わらず“中国牽制”は韓国外交のジレンマに

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮の核に焦点を合わせた13日、ソウルで行われた韓米日3カ国の6カ国協議首席代表協議では、北核だけでなく他の地域の安保懸案まで合わせる包括的な韓米日共助案を議論した。これは慰安婦妥結以後、初めてのこ…

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いちご世代

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  運動場に時ならぬ観光バスがずらりと並んだ。フロントガラスには光州、釜山、大田などの行き先が書かれていた。「故郷に向かって!」。まだ不在者投票をしていない学生たちのため、総学生会が準…

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核問題、米中葛藤が「北」に免罪符

韓国紙セゲイルボ 中国不参加なら制裁は制限的  北朝鮮による4回目の核実験への対応をめぐり、国際的競争が展開している。ケリー米国務長官は王毅中国外相との通話で、「中国の解決法は失敗したし、新しい対策が必要だ」と強調した。…

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