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玉城知事は国の立場理解し、問題解決を
自民党県連会長に復帰した 照屋守之氏に聞く 知事選、名護市長選、那覇市長選など、沖縄県にとって重要な選挙が目白押しだった選挙イヤーが幕を閉じる。照屋守之自民党沖縄県連会長に凋落(ちょうらく)傾向にあった革新勢力を復活さ…
コソボ議会、軍設立を決定
コソボ議会は14日、独自軍の設立を明記した法案を可決した。首都プリシュティナからの情報によると、議会に参席した107人の議員全員が独自軍設立を支持したという。コソボを主権国家と認めていないセルビア共和国は、コソボの独自…
北延命の道は非核化だけだ
昨年、米朝間は戦争前夜を彷彿させるほど緊張が高まったが、今年6月の首脳会談を境に緊張緩和ムードに転じた。しかし、11月の米中間選挙の後も両国の非核化交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥り、再び緊張が高まる状況を呈している。…
混迷深める中東情勢
エジプト科学技術大学教授 バセル・ユスリ氏に聞く トルコ・カタール「政治同盟」 アラブ諸国と対立 中東地域の動きが複雑化している。アラブ諸国も二分され、外からはイラン、トルコが関わり、シリアをめぐっては、ロシアや米国、…
オバマ氏の間違い繰り返すな
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、シリア撤収表明 IS復活、地域紛争勃発も 同時多発テロの黒幕ハリド・シェイク・ムハンマドは米中央情報局(CIA)に拘束されていた時、捜査官に予言めいたことを言っていた。「(…
頼りがいある男性復活を
人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (4) 文藝評論家・日本平和学研究所理事長 小川榮太郞氏(下) 今、若者で結婚したい人は男女とも9割近くいるのに、なぜ結婚できないのか。 男女共同参画社会の実現が叫ばれ、…
作文に綴られた「真剣に生きる姿」
石川県志賀町で中高生対象に「加能作次郎文学賞」授賞式 大正から昭和初期の文壇で活躍した自然主義文学の作家・加能作次郎(1885~1941)の功績をたたえる「加能作次郎文学賞」の授賞式が、このほど生まれ故郷の石川県志賀(…
軍事外交を積極展開する中国
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 合同演習と国際会議参加 軍要人や艦艇の相互訪問も 先のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、ペンス米副大統領と習近平中国国家主席の激しい応酬で、ついに共同宣言が発出できないまま…
玉城沖縄県政の空騒ぎ危惧
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 保守を名乗る資格なし 説明すべき政治的立ち位置 よもや、まさか、玉城デニー氏が沖縄県知事になるとは。ショックが大き過ぎた。筆者は関西弁も関西人も大好きだが、大阪府民が芸人…
天皇陛下「大勢の祝意嬉しい」
85歳誕生日の皇居一般参賀 平成最後、最多の8万人超 天皇陛下の85歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は「大勢の皆さんからこのように祝意を受けることを誠にうれしく思います」と述べられた。 来年4月…
極端な個人主義 少子化加速
人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (3) 文藝評論家・日本平和学研究所理事長 小川榮太郞氏(上) わが国の急激な少子化、人口減少をどう見るか。 戦後、世界でも類を見ないほど極端な個人主義を、マスコミ、日教…
「象徴の旅」声震わせられ回想
にじむ被災地や沖縄への思い 天皇誕生日前に最後の御会見 天皇陛下は85歳の誕生日を前に、皇居・宮殿「石橋の間」で最後となる記者会見に臨まれた。戦争の記憶、被災地や沖縄に寄せる思い、国民への感謝。陛下は時に声を震わせなが…
「務め、最後まで全う」 天皇陛下、在位最後の1年
北海道、沖縄、今年も各地に 天皇陛下はこの1年、皇后陛下と在位中最後となる多くの行事に臨まれた。陛下は「象徴としての務めを最後まで全うされる意向」(側近)を示しており、今年は御用邸での静養を除き1道8県を訪問。北海道地…
天皇陛下85歳 半生回顧、最後の御会見
「多くの国民の支えに感謝」 天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿「石橋の間」で記者会見。来年4月30日の退位を控え、自身の半生を回顧して「平成が戦争のない時代として終わろうとしているこ…
日露国境線の変遷と北方領土
拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 17世紀に4島の統治確立 ロシア領には一度もならず 11月14日、安倍晋三首相はシンガポールでロシアのプーチン大統領と会談した。「1956年の日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加…
「自由民主」入管法改正 「深刻な人手不足」で押し切る
「野党勉強不足」と社民誌に 終幕した臨時国会は出入国管理法改正をめぐる与野党対決に明け暮れ、安倍晋三首相が掲げた憲法改正の議論は進まなかった。だが、外国人労働者に「特定技能1号」の在留期間上限を5年、より熟練した「特定…
始動した「気候変動適応法」
地域主体で被害に備え 気候変動対策の新たな枠組みとなる「気候変動適応法」が1日に施行された。「適応」は地域が主体となって、気温上昇や集中豪雨などの被害に備えるもの。さまざまな分野に影響を及ぼす気候変動に対して、国や地方…
マティス米国防長官2月辞任
シリア撤退で意見対立 トランプ米大統領は20日、マティス国防長官が2019年2月末に辞任すると発表した。トランプ氏が表明した米軍のシリア撤退などをめぐって意見が対立したことが理由とみられる。 トランプ氏はツイッターに…
教育再生の根本問題
世日クラブ講演要旨 麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗氏 「育自」から「育児」へ 麗澤大学大学院特任教授の高橋史朗氏は14日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「教育再生…
比南部で戒厳令が再延長
フィリピン国内で物議を醸している戒厳令が、ドゥテルテ大統領の強い後押しで再び延長された。南部ミンダナオ島で活動するイスラム過激派や共産ゲリラなどの掃討を目的に、ドゥテルテ大統領が強く求めていたもので、12日に上下両院が…
「産む性」の正しい教育を
人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (2) 元厚生省児童家庭局企画課長 大泉博子さん(下) 大泉さんは「人口省」の創設を提言しているが。 人口政策を新たな社会政策として確立させ、ピンポイントの対策も含め、大…
熟慮しての判断か疑問
東京財団上席研究員・元IWC日本代表代理 小松正之氏 9月のIWC総会で日本の意見が通らなかったからといって、「IWCは宗教団体化している」などと感情的に批判し脱退していいのか、十分熟慮しての決定とは思えない。IWCで…
ブラジルで保守新政権発足へ
南米ブラジルで1月1日、民政化後で最も保守的な政権が誕生する。軍政賛美などの過激な発言で知られるジャイル・ボルソナロ次期大統領(63)は組閣作業でも独自性を見せる。一部政策の方向性で懸念材料はあるが、世論調査等での国民…