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今年も続く「半島リスク」

 日本に大きな影響を及ぼす朝鮮半島情勢。新年を迎え懸案解決を期待したいところだが、北朝鮮の非核化とそれをめぐる米朝対話、歴史認識問題などで日本との関係悪化が続く韓国・文在寅政権の動向の見通しはいずれも厳しい。今年もしばら…

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世界人権宣言を無視する中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 少数民族を二級市民扱い 信仰の自由認めず弾圧・虐待  昨年12月10日は世界人権デーであった。1948年12月10日に第3回国連総会で世界人権宣言が採択されてから70年を迎…

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太古の昔から「命のつながり」を見る企画展

太古の昔から「命のつながり」を見る企画展

北海道博物館が国立科学博物館と協働事業  地球が生まれて約46億年、さまざまな生物が地上に登場した。北海道博物館(札幌市厚別区)では昨年12月上旬から1月20日までの期間、「生命のれきし―君につながるものがたり―」をテー…

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トランプ大統領の実績トップ10

アメリカ保守論壇 M・ティーセン カバノー氏を判事指名 イラン核合意から離脱  トランプ大統領は就任2年目、並外れた成果を上げ、大変な失敗もしてきた。それは今も続いている。この1年間のトランプ氏の実績トップ10について考…

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韓国の反日感情は国家的損失

 北朝鮮の長期独裁政権を支える2本柱は「反米扇動」と「反日扇動」である。外に敵を作って国民の敵愾心(てきがいしん)を煽(あお)り、不平不満のはけ口にして国内の結束を固めるのが、彼らの常套(じょうとう)手段だ。  韓国の過…

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F35B導入と「いずも」改修

元統幕議長 杉山 蕃 海空防衛力充実へ前進 対潜艦艇の増強等が急務に  先月防衛省は、米海兵隊のF35B型機の導入を明らかにし、これに伴い「いずも型ヘリ搭載護衛艦」(DDH)をF35Bが運用可能なように改修することを公表…

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ブラジル北東部の襲撃多発で治安部隊投入

 ブラジル北東部のセアラ州で5日、今月2日からバス焼き討ちなどの凶悪犯罪が続いている州都フォルタレーザ市などに国家治安特殊部隊が投入された。政府系ブラジル通信などが報じた。  同市では2日から4日にかけて市営バスの焼き討…

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「常識」砕いたトランプ氏、半世紀の関与政策を転換

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (1)  米国と中国の対立は、貿易戦争を超え軍事やハイテク分野を含む全面対決の様相を呈してきた。21世紀の覇権を懸けた「新冷戦」の背景や現在の動きを、第1部は米国側から探る。(編…

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東洋的思想の「精神療法」

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「森田療法」100年に思う 「生き方」の処方箋に活用を  日本で生まれた森田正馬(まさたけ)による「森田療法」の理論が確立したのが1919(大正8)年、森田正馬45歳の時で、今年は…

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辺野古めぐる県民投票 正当性なき「政治闘争」

辺野古めぐる県民投票 正当性なき「政治闘争」

《 沖 縄 時 評 》 地元無視、中立性からも逸脱 設問で異なる結果に  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐって沖縄県は2月24日に県民投票を行う予定だ。だが、県民投票は「地元」の普天間や辺野…

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日韓関係史 一喜一憂せず歴史的理解を

金玉均研究会会長 卞 東運氏に聞く  今日の日韓関係は、戦後最悪と言われている。そうした中、金玉均研究会は両国の現代史、とりわけ李氏朝鮮時代、清からの独立を狙った開化派・金玉均に焦点を当てて研究する。当時の東アジア情勢は…

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米ブラジル外相が会談、ベネズエラ問題など協議

 ブラジルのアラウジョ外相は2日、同国を訪問している米国のポンペオ国務長官と首都ブラジリアで会談し、安全保障分野や中南米の反米左派独裁政権への民主化などで協力することを確認した。政府系ブラジル通信が報じた。  ポンペオ氏…

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マレーシア政府系ファンド流用問題

財務相「ゴールドマンは賠償を」 債権額超える8300億円要求  マレーシアのリム・グアンエン財務相は先月、米フィナンシャル・タイムズ紙に「われわれが(米投資銀行ゴールドマン・サックスに)求めている金額は75億ドル(約83…

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国民の幸祈る昭和天皇、直筆メモに未発表御製や御心境

 昭和天皇の御製(和歌)の直筆草稿と共に発見された直筆メモ16枚を世界日報社は写真撮りし調査を進めてきた。これらメモは昭和天皇が、地方の訪問先でも熱心に作歌に勤しんでおられたことを示すとともに、公にされていない歌、発見さ…

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昭和天皇の御製草稿発見 岸元首相悼む3首など

 昭和天皇の御製(和歌)の草稿の直筆原稿とメモがこのほど見つかった。宮内庁の罫紙に書かれた原稿は、昭和天皇に近い人が保管していた物で、世界日報社が写真撮りし、分析調査を進めていた。昭和天皇の和歌の相談役を務めていた岡野弘…

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文政府の根源に排他的な“古い民族主義”

韓国紙セゲイルボ 自由主義的な愛国主義で克服を  2018年の韓半島は歴史的転換点だった。北朝鮮が南北、朝米、朝中首脳会談を経て、現実的に核保有国家となり、南北は平和時代でなく第2の体制競争時代に入った。この過程で文在寅…

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ブラジル、ボルソナロ大統領が就任

左派路線と決別、銃規制緩和へ  南米ブラジルの首都ブラジリアで1日、昨年10月の大統領選挙で当選した元軍人の右派ジャイル・ボルソナロ大統領(63)の就任式が行われた。任期は4年。  ボルソナロ氏は、大統領府前に詰め掛けた…

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20年の米次期大統領選、混戦模様の民主候補指名争い

 2019年を迎え、20年米大統領選でトランプ大統領の再選阻止を目指す民主党候補の指名獲得に向けた動きが加速する。30人以上が大統領選への出馬を検討しているとされる。出馬が取り沙汰される主な人物を探ってみた。 (ワシント…

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始まったハイブリッド戦争

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき MI6長官が異例の警告 情報やインフラ操られる危険  携帯電話から家の電気を付けたり、風呂を温める。そんなことが当たり前になった時代、遠隔操作を可能にする技術が不…

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天皇陛下「良い年に」

皇居に平成最多15万人 在位中最後の新年一般参賀  平成最後となる新年一般参賀が2日、皇居で行われた。宮内庁によると、参賀者数は計15万4800人に上り、平成最多だった昨年(計12万6720人)を上回った。天皇陛下は皇后…

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続く海面の上昇

地球環境を救え! 台風21号の影響は甚大 今後、被害増大の恐れ  昨年9月初旬、関西地方などを襲い、最大瞬間風速58・1㍍を記録した、今世紀最強とされる台風21号。大阪の都市部にも大きな被害をもたらした。関西国際空港では…

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どう動く北朝鮮の核・ミサイル

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の米朝首脳会談が昨年6月12日にシンガポールで行われ、朝鮮半島の完全な非核化が合意されたものの、その実現の見通しは立たないまま年を越えた。新年早々にも2度目…

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波乱予想させる新年経済、低成長の中で消費増税

 昨年末の株価の乱高下は、迎えた2019年の日本経済に波乱の展開を予想させる。終わりの見えない米中貿易戦争、中国経済をはじめとした世界経済の減速化、国内では成長力の乏しい状況の中、10月には消費税の10%への引き上げが実…

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