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30年続く「海浜クリーン作戦」、海洋ゴミ問題で新聞制作も
かほく市立七塚小学校、今年度の環境美化教育最優秀校に 石川県かほく市の市立七塚(ななつか)小学校(坂本由紀子校長)では平成2年(1990)から4年生が中心となり、毎年6月下旬に砂浜の美化運動に取り組んでいる。地元の人た…
米中争覇、宇宙にまで発展
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 中国がGPS拡大戦略 性能向上させ全世界普及急ぐ 年初に中国が月の裏側に衛星を軟着陸に成功させたニュースが報道され、今後、宇宙開発をめぐる米中角逐の激化を予測させた。周知のように米中間では…
両陛下、戦没船員を慰霊される
民間から徴用、犠牲に 天皇、皇后両陛下は21日、神奈川県横須賀市の県立観音崎公園を訪れ、戦没船員の碑に供花された。 太平洋戦争では、多くの民間船が徴用され、連合国軍による攻撃で日本の民間船員6万人余が死亡した。両陛下…
トランプ氏周辺で続く情報漏洩
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 首脳会談詳細がメディアに 国家の安全脅かす犯罪 米紙ワシントン・ポストはトランプ大統領が「あらゆる手を尽くしてロシアのプーチン大統領との会話の詳細を隠した」と報じた。通訳者のメモを取り…
経済学上の常識無視する米中
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 保護主義が世界に悪影響 日銀は金利体系の修正を急げ 第2次大戦後70余年間、世界経済発展の指導理念であった自由貿易主義と、米国のトランプ大統領が打ち出した自国最優先の保護…
日本の課題、天安門後の失策の轍踏むな
米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (13) 共産主義国家の本質的悪は「嘘(うそ)と暴力」だ。 今の中国に共産主義はないという人は多いが、「嘘と暴力」による強弁・強権統治の手法はしっかり残っている。 新疆ウイグ…
在位最後 両陛下が初場所観戦
理事長に「良い相撲ありがとう」 天皇、皇后両陛下は20日夕、東京・両国国技館を訪れ、大相撲初場所8日目の取組を観戦された。宮内庁によると、両陛下の大相撲観戦は即位以来23回目で、在位中では最後となる見通し。 両陛下は…
国会審議は単なる通過儀礼か
NPO法人修学院院長、アジア太平洋学会会長 久保田 信之 「生煮え」の改正入管法 「違い」排除が議員の意欲奪う 外国人就労の受け入れ拡大に向けて、政府がしゃにむに押し切った「改正出入国管理法(入管法)」が、野党による「…
一帯一路の狙い、港湾とサイバー基地を確保
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (11) 中国は海南島を「中国のハワイ」として宣伝し、内外から資本を呼び込んだ。これらの資本などを使って、高速鉄道や高速道路、港湾などインフラ整備を果たした。 確かに南部・三…
トランプ米政権、宇宙に監視網構築目指す
中露の脅威に対抗 ミサイル防衛見直し公表 トランプ米政権は17日、中長期戦略「ミサイル防衛見直し(MDR)」を発表した。地上からは追跡が困難な極超音速ミサイルや新型巡航ミサイルに対抗するため、宇宙空間にセンサーを配置し…
「自由民主」の平成31年新年号 デジタル覇権阻止を争点化へ
統一選・参院選で選対委員長 自民党の機関紙「自由民主」1月1・8日合併号は富士山にかかる日の出の写真に「平成31年新春」と白抜き見出しの新年号だ。安倍晋三総裁(首相)の挨拶は、冒頭で「本年は5月1日に歴史的な皇位継承が…
西田天香の教育思想 枝葉の学問に惑わされず
燈影学園学園長 相 大二郎氏に聞く “争いのない生活”を目指して一燈園を開いた思想家・西田天香によって昭和5年(1930)に創設された燈影学園。当初、生徒は共同生活を営む同人たちの子弟だけだったが、昭和64年(1989…
イノベーション力、独裁下で欠落する創造性
米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (10) 中国の「赤いシリコンバレー」と呼ばれる深圳市の技術開発力が大きな評価を得ている。確かに世界シェア7割を占めるドローン企業DJIや顔認証や音声認証ソフト、人工知能(AI)…
比で違法就労中国人増加
フィリピンで中国人労働者の急増が問題となっている。親中外交を推し進めるドゥテルテ大統領により、フィリピン国内に進出する中国企業が増加しており、合法的な労働者だけでなく違法就労を目的に入国する中国人も後を絶たない状態だ。…
ブラジル新政権、期待が反発上回る現状
南米の大国ブラジルで今月1日、民主化後初の本格的な保守政権が誕生した。過激な発言や政策から「極右」と呼ばれるジャイル・ボルソナロ大統領(63)だが、ブラジル国内での期待度は決して低くない。(サンパウロ・綾村悟) 相次ぐ…
4者会談攻勢に出た金正恩委員長
韓国紙セゲイルボ 中国加え3対1の構図狙う 金正恩朝鮮労働党委員長は新年の辞で、20年前の「1997年4者会談」カードをこっそりと持ち出した。「休戦協定の当事者との緊密な連携の下に、朝鮮半島の現休戦体制を平和体制に転換…
続く医学界の日猶師弟交流
獨協大学教授 佐藤 唯行 秦、志賀、野口らを教導 世界水準の偉業、今後も期待 明治日本を代表する医学者の中にはユダヤの恩師に育てられたことで世界水準の偉業を成し遂げた者が少なくない。梅毒の特効薬サルバルサンの開発に成功…
先端技術競争、世界の命運握る「量子」
米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (9) 昨年10月4日、ペンス米副大統領のハドソン研究所演説は鮮烈だった。 「中国は先端軍事計画など米国の技術を盗み、陸海空、宇宙における米国の軍事的優位を脅かす」と糾弾し、「…
平成最後の歌会始
皇居「松の間」 「光」お題に 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が16日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。平成最後となる今年のお題は「光」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下、皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしう…
対決の行方、本当の勝負は安全保障
米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (8) 「米中新冷戦」の背景や展望を米国側から探った第1部に続き、第2部では中国を軸足に論じていく。(編集委員・池永達夫) 米中新冷戦が長期戦となるか、短期戦となるか、識者によ…
「辺野古」県民投票 「安保」要の宮古島、宜野湾、石垣、沖縄、うるま市が不参加
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日実施)は2月14日の告示まで1カ月を切った。ただ、安全保障面で深く関わる五つの市が不参加を表明しており、県内有権者の約3割が投票でき…
仏の黄色いベスト抗議運動、国民の55%が運動継続望む
フランス・マクロン政権への黄色いベスト抗議運動は、クリスマス休暇に一旦参加人数が減ったものの今月5日には盛り返し、2カ月を超えた。政府は抗議運動の鎮静化のために、今年の増税策を取り下げ、最低賃金引き上げなど妥協の姿勢を…
「世代を継承する」義務と責任
平成国際大学教授 浅野 和生 過程共有の価値見直しを 手間厭わないのが健全な家族 教育基本法はその前文で、日本国民は「民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献する」ことを願い、こ…