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平和条約交渉、日露で温度差
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 安倍首相は功を焦るな 「加速で合意」と言わぬ露側 ロシアのプーチン大統領は旧臘(きゅうろう)20日、モスクワのワールド・トレード・センターで年末恒例の大型記者会見を開いた。今回は14回…
行政・校長・担任・保護者など“チーム学校”での取り組み必要
沖縄大で「SSWの現状と課題」シンポ 文部科学省が平成26年、「子供の貧困対策大綱」の中で、スクールソーシャルワーカー(SSW)による教育相談体制の整備充実を定めてから5年が経(た)とうとしている。SSWの学校教員との…
中国は「無神論者の独裁」
関係深めるバチカンも批判 香港の枢機卿に「トルーマン・レーガン自由賞」 米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」はこのほど、首都ワシントンの連邦議会で、自由と民主主義の促進に貢献し、共産主義に反対してきた個人や団体に贈ら…
レーダー照射事案に思う
元統幕議長 杉山 蕃 不審な韓国艦艇の行動 監視活動の行動基準整備必要 昨年12月中旬、日本海の我が国の排他的経済水域(EEZ)内で生起した海自哨戒機(P1型機)に対する韓国駆逐艦による火器照準電波発射について、双方…
いずも「空母化」どう進める
狙いは太平洋の防空強化 広大な空域にプラットホーム 昨年の12月に「防衛計画の大綱(防衛大綱)」と「中期防衛力整備計画(中期防)」が閣議決定された。中でも注目を集めているのは、海上自衛隊の「いずも型」護衛艦の改修だ。事…
海・空自衛隊に多くの宿題
香田洋二・元自衛艦隊司令官の話 現代の軍事作戦において航空戦力は必須。その選択肢の一つとしての、STOVL機の艦上運用という意味では評価できる。 ただ現段階では、現場の海・空自衛官の声が十分に反映されていないように思…
中国に「宣戦布告」した米
米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (25) 拓殖大学海外事情研究所教授 澁谷司氏 米中新冷戦は、どの程度続くことになるのか。 短期で終わると思う。昨年10月4日のペンス米副大統領の演説は「現在版ハル・ノート」だった…
国連「敵国条項」と日中関係
日本大学名誉教授 小林 宏晨 削除には応じない中国 救済措置は「集団的自衛権」 第2次世界大戦終結直前に国際連合が成立した。国連は戦争の、つまり第2次世界大戦の、しかも戦勝諸国の産物である。この事実を象徴する国連憲章が…
科学強国・中国は人類の悪夢
米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (24) 評論家 黄文雄氏 米中関係は、これから新冷戦時代を迎えることになるのか。 冷戦という言葉は、的確ではない。米中は互角のパワーを所持しているわけではないからだ。米国の力は圧…
自衛隊配備増強の議論を 地元の雇用生み税収増も
《 沖 縄 時 評 》 危険な石垣住民投票 戦後74年の“節目”に 300×400 新しい年を迎えた。今年は御代替わりの年であり、戦後74年という節目の年である。74年という中途半端な数を“節目”としたのには理由があ…
重要性増すインドの役割
米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (23) 米ハドソン研究所研究員 長尾賢氏 米中対立の中でインドの役割をどう見る。 インドの存在は、日米にとって中国との軍事バランスを維持する上で有益な側面が三つある。一つは、日米…
米、INF条約破棄通告
国務長官が発表 ロシアの違反を批判 ポンぺオ米国務長官は1日、記者会見で、ロシアとの中距離核戦力(INF)条約について「ロシアは何年もの間、遠慮なく違反を続けてきた」と批判し、同条約から離脱すると発表した。正式通告から…
いだてん金栗四三と玉名市
日本のスポーツ力向上へ 玉名市立歴史博物館こころピア学芸員 村上 晶子氏に聞く NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公の一人、金栗(かなくり)四三(しそう)は熊本県和水町で生まれ、後半生の多くを玉…
知的財産盗む中国に対処
ボルトン米大統領補佐官単独インタビュー 2回目の米朝首脳会談が月内に開催されるとみられ、中国との貿易交渉も間もなく期限を迎える。米ワシントンのホワイトハウスで、安全保障問題などでトランプ米大統領を支えるボルトン大統領補…
ロシア疑惑めぐるバズフィード“スクープ”
米メディアの偏向に批判高まる 裏付け不十分で大々的報道 ロシア疑惑をめぐって、メディアの偏向した報道姿勢が改めて問われることになった。今月中旬、「トランプ米大統領が元顧問弁護士のマイケル・コーエン氏に議会にうそをつくよ…
対日外交が「ストップ」状態の文政府
韓国紙セゲイルボ 名分に固執して実利失うな 今月10日、文在寅大統領の新年記者会見は韓日関係の現状を見せつけた席だった。約28分間のスピーチで両国関係には一言も触れず、90分ほど行われた質疑応答でも、対日関係に割かれた…
安倍首相に所信の貫徹期待
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 憲法改正と対中国牽制 米とインド太平洋構想推進を 2019年、日本は新しい天皇をいただき、戦後レジーム脱却とともに新たな出発をする。平成元年当時はまだバブルの最盛期で、そ…
強権政治続くベネズエラ
反米左派マドゥロ大統領の下で経済が崩壊、強権政治下の政治亡命も含めて300万人以上の難民が発生している南米ベネズエラ。そのベネズエラへの対応をめぐり、国際社会が割れている。背景には、歴史的に「米国の裏庭」とされてきた中…
サイバー諜報に米が激怒
米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (22) 日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田容子氏 中国に対する制裁関税など、知的財産をめぐり米国側の被害感情がかなり強いが。 米通商代表部(USTR)は昨年3月、米通商…
米、マドゥロ政権に圧力強化
ベネズエラ国営企業に制裁 トランプ米政権は28日、ベネズエラのマドゥロ反米政権による不正に関与したとしてベネズエラ国営石油会社(PDVSA)を制裁対象に指定した。米国内の資産約70億㌦(約7600億円)が凍結され、米国…
辺野古埋め立て問う県民投票 県議会「3択」可決も自民割れる
普天間危険性除去には触れず 「どちらでもない」は棄権と同じ 2月24日に投票される沖縄県名護市の辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、同県議会は29日の臨時会で、選択肢を「賛成・反対・どちらでもない」の3択にする改…
習氏自ら潰した「中国幻想」
米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (21) 評論家 石平氏(下) 米国から「城下の盟」を強いられた習近平中国国家主席の政治的求心力が揺らぐ懸念はないのか。 米国はどちらでもいい。習氏が潰(つぶ)れたら、別の話の分か…
ファーウェイ副会長を起訴
米司法省、対イラン制裁違反 米司法省は28日、カナダ当局が米国の要請で逮捕した中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と同社の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)を起訴したと発表した。米政府はカナダ当局に身柄引き渡…