海外メディア
軍用犬の帰国・引き取り容易にする新法成立へ/New legislation facilitates military dogs’ return to U.S., adoption by battlefield handlers
米軍は「誰も置き去りにしない」ことに誇りを持っているが、軍用犬となるとそうばかりでもない。 軍用犬が、戦場に仕掛けられた爆弾を発見し、数多くの命を救ってきたことは間違いない。しかし、さまざまな理由から、長いテロとの戦…
古い歴史の地での新たな危機/A new crisis in an old place
昨今は、恐ろしい時代である。未来への誤算は、すべての人が代価を払わなくてはならない高価なものになり得る。一人の皇太子の射殺だけで、第1次世界大戦が勃発した。また、日本の軍国主義者らは、軍備がしっかりしていない(厭戦〈え…
ハメネイ師、イラン穏健化のオバマ氏の夢を一蹴/Ayatollah dashes Obama moderation hopes, reaffirms commitment to Iran’s Islamic Revolution
イランの最高指導者は米国との核合意にも臆することなく、イランで最も名声が高く、強力な軍事組織の将校らを前に、イスラム革命は37周年を迎え、今後も続く、心を一つにして実行していくと語った。 最高指導者ハメネイ師のメッセ…
オバマ氏の自然エネルギー計画がまた失敗/Obama green energy project Abengoa on verge of bankruptcy; demise recalls Solyndra
アベンゴアはスペイン企業で、オバマ大統領自らが自然エネルギープロジェクトに選んだ。これで2社目だ。アベンゴアは現在、破産寸前で、巨額の税金が失われる可能性があり、政府はまたエネルギー部門の敗者に賭けをしているという見方…
14年進まぬ国会のテロ防止法審議
韓国紙セゲイルボ どのように守る?国民の生命 「懲毖録」。壬辰倭乱(文禄の役、1592年~93年)の時、領議政で都體察使であった柳成龍(ユソンリョン)が倭乱に関して書いた本だ。 自序にこうある。「『詩経』周頌・小”篇…
鄭周永精神
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 少年鄭周永(チョンジュヨン)(現代グループ創業者)は毎夜、遠く離れた村の里長の家に向かった。星明かりを頼りに田んぼのあぜ道を2㌔独りで歩いた。新聞に連載される李光洙の『土』を読むた…
パリ同時テロでトランプ氏が支持拡大/Trump gets boost from Muslim targeting push as voters focus on terrorism
共和党大統領候補指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏は、「イスラム国」によるパリでのテロを受けてイスラム教徒を標的とした安全対策の強化を打ち出し、世論調査で支持を集めた。有権者の関心がテロに集まったことから、疑似…
前面に出ないオバマ/Obama stands down
驚かすことが、戦争を成功させるためには欠かせない要素である。南北戦争の初期の数カ月間にストーンウォール・ジャクソン(南北戦争時代の南軍の勇将)が見せたように。日本人が真珠湾で見せたように。また、「(イラクとシリアの)イ…
東南アジアが「イスラム国」の有望な新兵調達源に/Islamic State eyes fertile recruiting ground along Southeast Asia smuggling route
テロ組織「イスラム国」は世界各地に手を広げ、シリア、イラクの「カリフ国家」に進んで参加したいという人材を探し、混乱を拡大させようとしている。 陸軍のシンクタンクの報告によると、東南アジア、とりわけインドネシアが、多く…
ISISとの地上戦へ陸軍、海兵隊増強を-新ブッシュ・ドクトリン/The new Bush doctrine: Expand Army, Marine Corps for ground fight vs. ISIS
共和党大統領候補ジェブ・ブッシュ氏は18日、強まるテロの脅威に関して国家安全保障の問題点を指摘、米地上軍を投入して、テロ組織「イスラム国」を「殲滅」することを求めた。 ブッシュ氏は、サウスカロライナ州チャールストンの…
科挙の合格証(紅牌)
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 高麗時代の紅牌が再び姿を現した。全羅北道・扶安にある全州崔氏(全州は本貫)門中の斎室「留節庵」で発見されたという。今度の紅牌は1389年、高麗33代の昌王の時に科挙に合格した崔匡之…
議会が宇宙法案を承認、企業の小惑星資源所有に道/Congress OKs Space Act, paves way for companies to own resources mined from asteroids
SFのようなことが米国の法律になろうとしている。連邦議会が宇宙法案を承認したため、民間企業が小惑星から採取した天然資源を所有できる道が開けてきたからだ。 巨額の利権が絡む可能性があるこの法案について未来学者らは、米国…
急激に悪化するキューバの惨状/An upsurge in misery in Cuba
バラク・オバマが、フィデル・カストロとラウル・カストロに、彼らの政治体制の全体主義的ルーツから脱皮してほしいと願う試みは、事態を惨事から大惨事へと逆行させており、オバマ大統領の選挙スローガン「希望(ホープ)と変革(チェ…
フィオリーナ氏支持がカーソン氏に移行/Fiorina backers flee to Carson as voters seek top insurgent alternative to Trump
共和党大統領候補カーリー・フィオリーナ氏は秋に入って支持を伸ばしていたが、有権者全体の支持が元神経外科医ベン・カーソン氏にシフトしたことを受けて、このところ低迷している。 有権者が、共和党の指名争いで最良の非主流派候…
米など同盟国へのスパイ報道に揺れる独/Germany rocked by new reports of spying on U.S., allies
ドイツのメルケル政権は、米国がドイツに対して電子的な情報収集活動を行っていたことを激しく非難したが、今度は自国のスパイ活動報道で動揺している。独情報機関が米国の軍需企業、連邦捜査局(FBI)、フランスの外交官、複数の国…
南シナ海の荒波を避ける道 二者択一の状況をつくるな
韓国紙セゲイルボ 中国が南シナ海で最も威勢をふるったのは15世紀初め、明の鄭和の艦隊が7回も大洋遠征に出た時だろう。南シナ海からインドを経て東アフリカまで、多い時は240隻、乗組員が3万人に達し、東西古今最大規模の船団…
韓米先制攻撃作戦と北朝鮮の生きる道
韓国紙セゲイルボ 第47回韓米安保協議で先制攻撃の概念が入る「4D作戦」を韓米国防長官が承認する署名をした。北朝鮮の核攻撃兆候が明確だと判断された時、韓米が先に北の核施設を打撃するという意味だ。これは途方もない大事件で…
トランプ、カーソン両氏、議員の支持得られず/Donald Trump, Ben Carson yet to garner a single Capitol Hill endorsement
共和党の大統領候補指名争いでトップを行くドナルド・トランプ、ベン・カーソン両氏は、連邦議会議員から公式な支持を得ていない。一方、両氏の政策は、多くの党員の支持を得、国内有権者からの受けもいい。 2人のアウトサイダー候…
通夜政治
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 毎年、菊祭りが開かれる馬山市内で菊の花がなくなったことがある。2008年10月、金泳三元大統領(YS)の父親、故金洪祚氏の5日葬の期間だ。遺体が安置された慶尚南道・馬山のサムスン病…
大失策の出産コントロール/Birth of a catastrophe
数十年にわたって残忍な法律の執行を続けた後、中国は1夫婦1児政策の終結を公表した。1979年に導入された、人口をコントロールするこの試みは、世界一人口の多い国で4億人もの出生を阻んだ。 しかし、一人っ子政策の終結は、…
MSF、米の病院再建の申し出を拒否/Doctors Without Borders refuses Pentagon money to rebuild hospital damaged in airstrike
「国境なき医師団(MSF)」は、外傷治療センターの再建の費用負担の米国防総省の申し出を拒否すると表明する。センターは10月3日に米攻撃機AC130によって破壊され、患者、職員30人が死亡した。 Medecins Sa…
アジア系移民の英語力はヒスパニックより低い/Asian-American immigrants have more difficulty mastering English than Hispanics
米国内で中国語、韓国語、ベトナム語を話す人々は、スペイン語を話す人々ほど英語がうまくないことを、3日に公表された国勢調査局の調査は示している。アジア出身者が中南米出身者より英語のマスターに苦労しているということだ。 …
「安米経中」では対処できぬ現実
韓国紙セゲイルボ 未来図描いた外交戦略を 地政学的に韓国は強大国に囲まれている。韓国の政策決定は強大国の利害関係と密接に関連しており、独自の決定は容易でない。韓国は世界10位圏の経済的実力を備えているにもかかわらず、国…