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宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄

朝鮮半島上空を飛び交う紙爆弾

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 飛来恐れる北朝鮮指導部 銃で撃ち落とし韓国側を恫喝  今、話題となっている「韓国から北朝鮮へのビラ」の歴史は、朝鮮戦争当時、国連軍が北朝鮮や韓国内にばらまいたことに始まる。東西冷戦対立の…

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中国の宇宙開発に二つの懸念

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 独自基地で地上監視独占 ロケット残骸落下のリスクも  コロナ禍で世界経済が低迷する中、中国経済だけは回復基調にあり、20カ国・地域(G20)で唯一の国内総生産(GDP)プラス成長を見せている…

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サイバー戦に地政学の存在あり

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 危険度高い国主導の攻撃 企業だけでなく五輪も標的に  地政学的な緊張は、テクノロジーとデジタルの領域でますます高まっており、その影響は地域や領域を超えて広がっている。同…

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「台湾海峡両岸」問題の平和的解決とは

平成国際大学教授 浅野 和生 併合諦めない共産党政権 「中国解体」というシナリオも  去る4月16日、ワシントンでの日米首脳会談で菅首相とバイデン大統領は「新たな時代における日米グローバル・パートナーシップ」と題する共同…

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「定常型社会」を迎えた日本

沖縄大学教授 宮城 能彦 「成長せず」を前提に対策 「自助」支える共同体づくりを  約60年前の高度経済成長を経て豊かになった日本。オイルショックやバブルやリーマンショック等を得て、かつてほどの勢いはないものの、世界的に…

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英国100億ポンド長者、4人のユダヤ人

獨協大学教授 佐藤 唯行 移民出自、ロシアが稼ぎ場 歴史の中で培ったリスク志向  在英大富豪の財力を示す資料が毎年5月、英紙サンデータイムズに掲載される長者番付だ。最新の2020年版によれば個人資産100億ポンドの大富豪…

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実効支配強め尖閣防衛の決意示せ

東洋大学現代社会総合研究所研究員 西川 佳秀  中国海警船による尖閣諸島海域での常在化や領海侵犯が多発する中、日本政府は尖閣防衛に対するアメリカのコミットメント取り付けに腐心している。これを受け発足間もないバイデン政権は…

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雲仙普賢岳の噴火から30年

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 平成の天変地異の前触れ 「火砕流」の恐ろしさを痛感  雲仙普賢岳(長崎県島原市)の平成3(1991)年6月3日の大噴火から、今年で30年が経(た)つ。今にして思えば、…

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コロナ禍と危機管理

元統幕議長 杉山 蕃 柔軟かつ強靭に制度運用 政府と国民一丸で難境克服を  コロナ禍の状況は、国、各自治体の非常事態宣言等懸命の対策が採られているが、地方への蔓延(まんえん)等厳しい情況が続いている。ここ一番、国民の自覚…

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拙速慎むべきLGBT理解増進法案

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 後天的要因大きい同性愛 最新の科学的研究に学ぶ必要  「LGBT理解増進法案」をめぐって、5月20日に開催された自民党の会合(「性的指向・性自認に関する特命委員会」等の合同会議)で山谷…

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ABM実験成功を誇示する中国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 核軍縮に引き込む契機に 米中軍拡競争への発展避けよ  中国紙「環球時報」(2月5日付)は中国の地上配備型弾道弾迎撃ミサイル(ABM)の実験成功を直後の4日深夜に発表したと伝えた。実験成功を深…

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「人権外交」日本にとっての意味

東洋学園大学教授 櫻田 淳 「西方世界」との協調演出 及び腰の姿勢は中国を利する  日本の対外政策の下地は、米豪加各国や西欧諸国、すなわち他の「西方世界」諸国との協調の徹底にこそある。ただし、筆者が一抹の不安を禁じ得ない…

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公約守らぬバイデン米政権

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 低いままの連邦最低賃金 学生ローン返済免除も進まず  政権が誕生してから100日目の直前となる4月28日、ジョー・バイデン米大統領は米議会で両院に対して初演…

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「大英帝国の矜持」示した英統合戦略

平成国際大学教授 浅野 和生 「世界的人材の磁石」目指す 日本政府も統合的ビジョン示せ  去る3月16日、英国保守党のボリス・ジョンソン首相は、「大競争時代の全地球的英国」と題する安全保障、国防、対外発展と外交の統合戦略…

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ポストコロナの政策課題

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 財政再建の展望を示せ 異次元金融緩和の正常化も  コロナワクチンの接種が遅れている日本では、再びコロナ感染症が広がり、5月連休をまたいで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が…

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日本は外交で指導力発揮を

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ アジアの平和守る覚悟示せ 超党派議員による活動にも期待  アメリカのバイデン新政権は多くの日本人の予想を裏切って、少なくとも現段階においてはトランプ前大統領同様か、それ以上…

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地球温暖化を促進する原発温排水

一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之 海水温上昇し漁獲量激減 ほぼ消滅した福島の沿岸漁業  1970年代前半から90年代前半まで世界一の漁業・養殖業生産量を誇った我が国だが、その後、急激に減少し、現在は第10…

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ロシアの軍事学・軍事ドクトリン

ロシア研究家 乾 一宇 下げられた核使用の敷居 通常戦力低下で貧者の戦略に  日本は、今なお米国占領下の日本劣化政策の影響下にある。その一つが軍事音痴である。あるロシア関係の記事で、ヴァエンナヤ・ナウカ(military…

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菅首相の「防衛力強化の決意」

元統幕議長 杉山 蕃 対艦攻撃能力の刷新必須 SSN対処、原潜装備の検討を  4月14日バイデン米大統領にとっては、最初の首脳会談となる菅首相との会談が行われた。実に結構なことと考えている。会食・ゴルフなしで、僅(わず)…

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プーチン露大統領の年次報告演説

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 欧米の制裁に皮肉で抵抗 対話の継続には意欲のぞかす  やや旧聞に属するが、ロシアのプーチン大統領は4月21日、モスクワのクレムリン近くのマネージ中央展示ホールで、毎年恒例の連邦議会向け年…

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アジア系ヘイト急増する米国

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 見え隠れする妬み、怒り 日本は差別と闘う姿勢を示せ  アジア人やアジア系アメリカ人と太平洋諸島民(AAPI)に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増している。新型…

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国民国家の役割を考える

哲学者 小林 道憲 国境で不法移民・送金阻止 社会の混乱防ぐ免疫システム  われわれが営んでいる国民国家は、19・20世紀の近代世界が生み出し、つくり上げてきたものである。国民国家は、国境によって区分された領土を持ち、そ…

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『言志四録』に学ぶ老いの人生

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 佐藤一斎の養生の秘訣 ゆっくり、じっくり、しっかりと  “春風を以(もっ)て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自ら粛(つつし)む”(「言志後録」33)。これは、よく知られた江戸時代…

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