サイバー戦に地政学の存在あり


新田 容子

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子

 地政学的な緊張は、テクノロジーとデジタルの領域でますます高まっており、その影響は地域や領域を超えて広がっている。同時に、COVID―19(新型コロナウイルス感染症)をきっかけとしたコネクティビティー(接続性)の急速な向上により、海外の技術依存による国家安全保障への影響に関する議論はさらに緊迫している。企業も、ますます複雑化する規制やサイバー脅威の環境を理解しながら事業を進めていかざるを得ない。

露GRUの活動活発化


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