沖縄
那覇空港の第2滑走路が供用を開始
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 3月26日、供用された。午前8時すぎ、第1機となる中部国際空港発のスカイマーク機が新滑走路に降り立った。 タイミングが悪いことに、新型コロナウイルスの影響で供用開始日は、国際便が…
沖縄戦で住民の犠牲は減らせたか
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 国際会議で論議し教訓に 設定すべきだった非戦闘地域 沖縄戦当時、医療部隊の一員であったヘンリー・ベネット中佐は1946年初め、「紛れもなく、沖縄群島におけ…
辺野古移設 県は不毛な争いを繰り返すな
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、国土交通相が裁決で取り消した「埋め立て承認撤回」の効力回復を県が求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は県側の上告を棄却した。 …
久米島ブランド子牛の血統不一致、15件明るみに
2月14日までに事態把握、玉城県知事への報告は1ヵ月後 沖縄県はこのほど、全国各地で取引される同県久米島町のブランド子牛について、希少価値が高い種雄牛「安福久(やすふくひさ)」の血統牛とうたいながら、実際には異なる血統…
観光客減による苦境を地元再発見への好機に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外問わず、沖縄県を訪れる観光客が激減し、観光業界は苦境に立たされている。 県内のホテルや旅行代理店は、観光客を呼び戻すことはもちろん、県民の…
新型コロナウイルスの感染者3人止まりの沖縄
琉球大学名誉教授 平良一彦氏に聞く 沖縄県内で新型コロナウイルスの感染が確認された3人と長時間接触した「濃厚接触者」について県は4日、継続観察した43人すべての観察を終えたと発表した。横浜港発着のクルーズ船「ダイヤモン…
新型コロナウイルス騒動でも冷静な沖縄県民
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マスクと消毒液が手に入らないのは全国共通だ。ただ、沖縄ではそれ以外の物が在庫切れになるケースはこれまで、ほとんどない。 東京など本土の知り合い…
目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く
《 沖 縄 時 評 》 南西諸島防衛めぐる論争 闊歩する沖縄版「白旗・赤旗論」 ◆武力侵攻辞さぬ中国 白旗・赤旗論をご存じだろうか。かつてロンドン大学教授の森嶋通夫氏が「もしソ連が侵略してくれば、白旗と赤旗を掲げて降伏…
新型肺炎により観光客減少、沖縄観光経済を直撃
今年度50万人減想定、南西地域産業活性化センターが試算 沖縄の民間シンクタンク、一般財団法人南西地域産業活性化センター(NIAC)はこのほど、沖縄県経済の2019年度実績見込みと2020年度見通し、さらには、新型肺炎コ…
「琉球国」が正式名称、知念章氏が講演
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 公益社団法人アパ日本再興財団主催の「真の近現代史観」懸賞論文で佳作を受賞した週刊紙グッドニュース沖縄編集長の知念章氏がこのほど、「『琉球王国』という幻想」と題して講演した。 同財…
沖縄本島北部地域の基幹病院の整備実現を 名護市
任期1期目の折り返し点迎えた 渡具知武豊・名護市長に聞く 名護市辺野古では、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設建設のための埋め立て工事が進んでいる一方、過度な反対運動に地元住民は悩まされている。また、県立北部病院(…
新型肺炎でスポーツ界に明暗、開幕戦は無観客で
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月5日から8日の日程で開かれる「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC=南城市)が無観客で行われることになり波紋が広がっている。 「2…
新型肺炎、クルーズ船が停泊した沖縄でも感染者
情報の公開に消極的な県、県民の不安払拭には至らない 中国・武漢発の新型コロナウイルスによる肺炎の国内感染が拡大する中、沖縄県でも14日、最初の感染者が確定した。県内の観光業を中心とした経済界や医療界はそれぞれの立場から…
沖縄で広がるノムさんの死を悼む声
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 虚血性心不全のため、11日に急逝した野村克也さん(享年84)を悼む声が沖縄でも広がっている。野村さんが野球界に与えた影響力の大きさは、2月の沖縄キャンプ期間中、随所で見られた。 …
那覇空港の第2滑走路、来月26日供用を開始
那覇でシンポを開催、アクセス難や軍民共用などが課題 那覇空港の第2滑走路が3月26日、供用開始される。これを前に、「沖縄を更に発展させる世界最高水準の国際リゾート・ビジネス空港」と題したシンポジウムがこのほど、那覇市で…
クルーズ船那覇港に、新型肺炎と豚熱の二重打撃
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 横浜発着の大型クルーズ船の乗客から新型コロナウイルス感染が確認されているが、途中、那覇港に停泊していることから、沖縄県内にはいつ感染者が出てもおかしくない、との危機意識がある。 …
談合疑惑で揺らぐ玉城県政 首里城火災の責任曖昧に
《 沖 縄 時 評 》 ◆豚コレラへの対応でも混乱 契約前に業者と会食 自らが招いた官製談合と、首里城火災に続く、豚コレラ(豚熱、CSF)発生など、相次ぐ災害に沖縄県の玉城県政が揺らいでいる。 県議会で追及の続く官製…
豚コレラ感染、防疫作業で自衛隊の献身的な活躍
13日間延べ6500人が出動、殺処分に涙する隊員も 沖縄県うるま市の養豚場で豚コレラ(CSF)の感染が1月8日までに明らかになり、隣の沖縄市を含めて七つの養豚場で感染拡大したが、20日にはいったん収束した。その背景には…
天然記念物のネズミを守ろう
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2020年は子年。沖縄には珍しいネズミがいろいろ生息している。 国指定天然記念物で絶滅危惧種に指定されているケナガネズミは、沖縄本島北部と奄美大島、徳之島だけに生息する。日本で最…
今後の沖縄県政占う県議選、6月に投開票
保守・中道と革新が過半数の攻防 2020年は沖縄県政の今後を占う年になる。6月に投開票される予定の県議選まで半年を切った。中道保守が過半数を12年ぶりに獲得できるかが焦点となる。結果次第では、普天間飛行場(宜野湾市)の…
下地幹郎議員の釈然としないIR疑惑弁明会見
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に絡んだ汚職事件で、秋元司衆院議員(自民党を離党)が逮捕されたことに続き、沖縄選出で維新の下地幹郎衆院議員も、中国企業「500ドットコム」…
32軍司令部壕の保存・公開をめぐって議論
沖縄戦で首里城地下に設ける、県は安全面から否定的 昨年10月31日、首里城(沖縄県那覇市)の正殿などの主要施設が焼失した。沖縄県のシンボルを失った衝撃は大きく、2020年は、火災の検証・再発防止策だけでなく、再建計画を…
沖縄版の節分、「ムーチー」で一足早い鬼退治
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 1月2日は「ムーチーの日」。沖縄では旧暦の12月8日に、ムーチーを食べて厄払いする風習がある。ムーチーとは沖縄方言で餅のことだ。仏壇やヒヌカン(火の神)にお供えし、家内安全や無病息…