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自力人工授精でできた“父子”を「新しい家族」と美化し「仰天」させた日テレ

◆本人の顔を出し紹介  昨年12月23日付の本欄で、筆者はNHKEテレ「ねほりんぱほりん」(同5日放送)に出演したレズビアン(女性同性愛者)カップルの出産までの行動を批判的に取り上げた。女性2人が同じ男性から精子の提供を…

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主要企業回答の賃上げ低迷に成果主義の勧めを強調する日経社説

◆労使協調が賃金抑制  2019年春闘で自動車や電機など主要企業の、労働組合の要求に対する一斉回答は、前年水準を割り込む数字が相次いだ。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は6年連続となったが、景気の先行き不透明感から…

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大阪ダブル選を批判する朝日・毎日の狙いは維新潰し・改憲潰しに

◆堺屋氏の大阪改革熱  2月に亡くなった評論家の堺屋太一さんの本名は、池口小太郎という。先祖が安土桃山時代に堺から大坂の谷町に移住した際、「堺屋太一」を名乗ったので、それをペンネームとした。堺は住民自治の都市国家、谷町は…

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“01思考”の小泉純一郎元首相の原発ゼロ論を持ち上げるアエラ

◆野党勢力の尻を叩く  アエラ3月18日号は小泉純一郎元首相へインタビューし、「『原発ゼロ』は次の首相」というタイトルでまとめている。現政権では無理だが、安倍晋三首相の次の首相時に、原発ゼロを実現できる、という内容。  …

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トルコの台頭を受けて米国の無策に警鐘鳴らすブルームバーグ通信

◆中東の第3の勢力に  トルコをめぐる動きがこのところ慌ただしい。シリア内戦で米国主導の有志連合に協力したトルコだが、内戦の終盤に向かってシリアのアサド政権、ロシアへの接近を強めている。ロシアの迎撃ミサイル導入をめぐって…

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震災8年、若い世代の復興への前向きな取り組みに焦点当てた毎日・産経

◆総論的確だった日経  発生から平成としては最後となる11日で8年を迎えた東日本大震災。死者、行方不明者など2万2100人を出し、原子力発電所の事故が重なった福島県では今も4万人以上(岩手、宮城、福島の被災3県で約5万2…

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沖縄県民投票の棄権票を切り捨て読売・産経を批判する毎日論説委員長

◆投票率に一切触れず  沖縄・辺野古埋め立ての是非を問う沖縄県民投票について毎日7日付の「社説を読み解く」が俎上(そじょう)に載せていた。論者は古賀攻・論説委員長。同欄は同日付で終了とあるから委員長自ら締めを担ったようだ…

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日韓離間を画策する「敵」が誰かを伝えたポストの韓国現地取材記事

◆左派政治集団が主導  敵の正体を見極めなければ、正しい戦いはできない。日韓の間で不幸にも悪感情が際限もなく拡大し続け、本来なら話し合いで解決できる問題が収拾不能になってしまっている。誰も望んでいないし、誰にとっても利益…

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「同性婚」で「好きな人と結婚したいだけ」と幼稚な結婚観披歴した報ステ

◆婚姻障害定めた民法  「同性婚」が認められないのは、婚姻の自由や法の下の平等を保障する憲法に反するとして、国家賠償を求めて同性カップル13組が2月14日、一斉提訴した。この日夜、NHK、テレビ朝日をはじめLGBT(性的…

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「はやぶさ2」の快挙に喝采を送る中、予算面の不安を指摘した朝日

◆高度な技術力を示す  宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が、「りゅうぐう」への着陸に成功し、また、着陸時に試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。地球から約3・4億㌔の距離にある、直…

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子供の学習教材にはお薦めできぬ朝日「いちからわかる!」ニュース解説

◆低迷の社民を俎上に  朝日朝刊に「いちからわかる!」と題した問答形式のニュース解説欄がある。「森の賢者・フクロウからの質問をわかりやすく解き明かす」というのが売りで、2月には同欄を切り抜いて貼るノートまで発売した。  …

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人口減少時代を迎えたわが国の地方活性化の処方箋を提示する東洋経済

◆自治体存続の危機に  わが国の人口減少が止まらない。「少子高齢社会」が叫ばれて久しいが、2018年3月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した報告書によれば、45年には全国で1億642万人、さらに65年には8800万人…

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天皇陛下御在位30年で祝意と感謝伝えた産経、象徴の在り方問う日経、毎日

◆国民に感謝のお言葉  ともどもに平(たひ)らけき代(よ)を築かむと諸人(もろひと)のことば国のうちに充(み)つ ◇  この1月7日に即位30周年を迎えられた天皇陛下の御在位30年を祝う政府主催の記念式典が2月24日に、…

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東京・望月記者の質問への官邸申し入れを言論弾圧のごとく報じる朝毎東

◆取材でなく決め打ち  なぜ今頃になって騒ぐのだろうか。昨年末、首相官邸の報道室長が「内閣記者会」宛てに東京新聞記者の質問を「事実誤認がある」と指摘し、「正確な事実を踏まえた質問」を行うよう申し入れた。その後、あまり取り…

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「複雑」な沖縄を描くことでメディアの怠慢も追及したNW日本版

◆賛否の二択で表せず  「沖縄は事あるごとにメディアに登場するが、その報道の多くは一面的な事実を全てであるかのように語り、時に幻想的な『沖縄』像をつくり上げてきた。あるいは都合のいい声だけを拾い上げてきたとも言える」  …

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日韓関係悪化は韓国側に問題ありと党派を超えた認識の「日曜討論」

◆残念な韓国議長発言  北朝鮮に非核化を求める米朝再会談を前に、日本と韓国の関係が文在寅政権の下で悪化している。2月に入ると従軍慰安婦問題をめぐり文喜相・韓国国会議長が、米ブルームバーグ通信とのインタビューで「日本を代表…

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「笛吹けど踊らず」の印象強い18年10~12月期GDP日経、読売社説

◆昨年と同様の見出し  今年10月には税率8%から10%への消費税増税を迎えるというのに、実に頼りない数字である。  14日に公表された2018年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前…

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首相の自衛官募集発言を「事実をねじ曲げ」と批判する朝毎こそ事実を歪曲

◆資料提供拒む自治体  安倍晋三首相は自民党大会で「自衛官募集に都道府県の6割以上が協力を拒否している悲しい実態がある」と述べ、憲法への自衛隊明記の必要性を訴えた。これに対して野党や左派メディアは安倍首相が改憲の“口実づ…

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アエラが主張する児童相談所の役割を軸とした児童虐待防止策には限界

◆17年からDVで相談  千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さんが死亡して、両親が傷害容疑で逮捕された事件について、アエラ2月18日号は「救えるチャンス」と題し扱っている。「児童相談所も、市役所も、学校も、虐待する父親の言…

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自民に憲法改正の取り組みを強め選挙で訴えるよう求めた産経と小紙

◆憲政の王道説く読売  なるほど、うまく付けたものだ、と思わず感心してしまった。10日の自民党大会を解説する特集記事の見出しである。読売の「鬼門選挙 首相必勝期す」(11日付「スキャナー」)に対して、朝日が「自民、亥年の…

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左派紙が麻生発言を批判し「暴言」呼ばわりするのは形を変えた家族潰し

◆問題は「少子」の方に  麻生太郎副総理の歯に衣着せぬ発言がまた、袋だたきに遭っている。歯に衣着せぬといっても、よくよく聞けば、常識的な発言なのだが、左派紙は「暴言」のレッテルまで貼っている。またも言葉狩り。そんな図であ…

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若者の「旧メディア」離れでもはや老人の読み物と化した週刊誌の行く末

◆新聞読まずTV見ず  若者が新聞を読まなくなって久しい。日刊紙の部数は年々減っている。笑えない話がある。小学校で「図工で使うのであした新聞紙を持ってきて」と先生に言われる。夜お父さんがコンビニに走ってスポーツ紙を買って…

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アフガンの米軍縮小は内戦を招来すると警告する英紙ガーディアン

◆テロとの戦いは失敗  アフガニスタン情勢をめぐる動きがこのところ慌ただしい。1990年代に一時「政権」を樹立した反政府勢力タリバンが勢力を拡大する一方で、米国がタリバンとの交渉に乗り出した。トランプ米大統領が、アフガン…

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