アフガンの米軍縮小は内戦を招来すると警告する英紙ガーディアン


◆テロとの戦いは失敗

 アフガニスタン情勢をめぐる動きがこのところ慌ただしい。1990年代に一時「政権」を樹立した反政府勢力タリバンが勢力を拡大する一方で、米国がタリバンとの交渉に乗り出した。トランプ米大統領が、アフガン駐留米軍の縮小を主張しており、米軍撤収後のアフガンをにらみ、ロシアも和平交渉に意欲的だ。

 イスラム根本主義組織タリバンやテロ組織の復活を懸念し、米軍縮小には米国内外で反対の声が強い。英紙ガーディアンは「米国はアフガンを破壊した。何もせずに立ち去ることはできない」と主張、拙速な撤収は内戦を招来すると警告している。


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