教育 rss

がん教育、授業ではリスク回避、回復に重点を

 2人に1人が罹患(りかん)する悪性新生物(がん)に対する知識を持ってもらおうと、沖縄大学はこのほど、がん教育についての公開講座を行った。今年度から中学の授業で「がん教育」の授業が必修になり関心が高まっている。公開講座に…

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「ナルコノン」オープン、薬物から人生取り戻す

 米国で生まれた薬物リハビリテーション施設「ナルコノン」(一般社団法人)が今年4月、千葉県市原市にオープンした。その1年前、開設準備中だった代表の神野正啓さん(42)にインタビューしたのが縁で、筆者は今年6月、見学に訪れ…

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飼育は相手の気持ちに寄り添う感性を育む時

飼育は相手の気持ちに寄り添う感性を育む時

「飼ってよかった」と実感する動物飼育 全国学校飼育動物研究会が研究大会(4) 桑原保光氏、動物飼育を通じて教科超えた学習効果も  「『飼ってよかった』と実感する動物飼育」をテーマに第23回全国学校飼育動物研究大会(主催・…

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エゾシカネット、森と人との共存共生目指す

エゾシカネット、森と人との共存共生目指す

北海道当別町「道民の森」でエゾシカに関わる学習会  推定60万頭以上が生息するとされる北海道のエゾシカ。農作物や線路内侵入など依然としてエゾシカによる被害は後を絶たない。そうした中でNPO法人エゾシカネットはエゾシカ肉の…

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最後の噺家・柳家小三治、人間国宝の生き方

 強面できっぷの良い江戸弁と飄々(ひょうひょう)とした語り口調の噺家(はなしか)がまた一人この世を去った。面白い、客受けする落語家は数多(あまた)いるけれど、正統派の噺家は柳家小三治しか残っていない、と落語ファンから言わ…

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「動物からコロナ感染」は誤解、丁寧な説明を

「動物からコロナ感染」は誤解、丁寧な説明を

「飼ってよかった」と実感する動物飼育 全国学校飼育動物研究会が研究大会(3) 中島由佳教授、小学校対象のコロナ禍質問票調査を公表  「『飼ってよかった』と実感する動物飼育」をテーマに第23回全国学校飼育動物研究大会(主催…

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戦後のスポーツ振興に生涯を捧げた大島鎌吉

戦後のスポーツ振興に生涯を捧げた大島鎌吉

石川県金沢市のふるさと偉人館が企画展を開催中  大島鎌吉――ほとんど聞き慣れない名前だ。企画展のタイトルもユニークだ。「ホップ・ステップ・ジャンプ!」得意とした三段跳びになぞらえている。また「跳ぶ哲学者」の異名も持つ。現…

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部活動問題へのある提案、休日は地域移行へ

 学校の働き方改革の一環として、教師の負担増となっている部活動を外部委託してはどうかという声が高まっている。文部科学省も再来年度から休日の部活動を段階的に地域移行する方針を示している。  10月7日、「部活動の地域移行に…

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飼育動物の立場に立ち、心の豊かさを育む

飼育動物の立場に立ち、心の豊かさを育む

林禎久校長が発表、飼育活動には獣医師の協力も不可欠  「『飼ってよかった』と実感する動物飼育」をテーマに第23回全国学校飼育動物研究大会(主催・全国学校飼育動物研究会、鳩貝太郎会長)がこのほど、Zoomを使ったオンライン…

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アメリカのような車社会の街作り進む東京近郊

 東京都町田市にあるコストコ多摩境倉庫店に行ってきた。息子と娘が会員になるので一緒に行こうと誘われたためだ。緊急事態宣言解除後2回目の日曜日ということもあって、家族連れの客で大変な混雑だった。  アメリカ式の大作りの店内…

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「飼ってよかった」と実感する動物飼育

「飼ってよかった」と実感する動物飼育

西東京市立保谷第二小学校の前校長・神山繁樹氏が講演  「『飼ってよかった』と実感する動物飼育」をテーマに第23回全国学校飼育動物研究大会(主催・全国学校飼育動物研究会、鳩貝太郎会長)がこのほど、Zoomを使ったオンライン…

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アート展開催、科学×芸術×ホテルで“化学変化”

アート展開催、科学×芸術×ホテルで“化学変化”

 世界トップクラスの研究機関、沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村)の研究員やその家族らが制作したアート作品の展示会が、恩納村のホテルで開催されている。科学とアートの共通点を見いだしてほしいと関係者は呼び掛けて…

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世界に誇る日本の救急車の親切な対応を体感

 新型コロナの新規感染者が、東京で一日2000人近くを数えていた頃だった。朝早く、駅に向かう路地を歩いていたら、犬を連れた女性(60歳前後か)が血相を変えて走り寄ってきた。  「人が倒れているので、救急車を呼んでください…

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人の夢を育てる教師は今も子供たちの憧れ

 来週10月5日は「世界教師の日」である。国連のユネスコが1994年に制定した。一言で言えば、教師や恩師に感謝を表す日だ。日本ではそれほど馴染(なじ)みがないが、世界では60カ国ほどが独自に「教師の日」を定めている。例え…

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休み明けに急増する10代の自殺、SOS発見へ

コロナ禍で増えるネット依存、SNSでの相談体制構築を  10代の自殺は長期休み明けに急増する傾向がある。厚生労働省は9月10~16日を「自殺予防週間」と位置付け、自殺対策のための啓発事業を展開していた。同省の「自殺の統計…

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石川・金沢で、未来の洋菓子職人を目指し腕競う

 金沢市で9月10日、洋菓子の専門学校に通う生徒たちの技術を競う「第2回 北陸ブロック洋菓子コンテスト大会」(日本洋菓子協会連合会北陸ブロック協議会主催、金沢市文化ホール)が開かれた。金沢市や福井市、富山市など北陸3県か…

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いじめで発覚、タブレット端末活用の落とし穴

 昨年11月、東京都町田市の公立小学校でいじめを理由に自死した6年女子児童の両親が9月13日、「学校や市教委から十分な説明がなく、不適切だ」と国に第三者委員会設置を求めた。  いじめは小学4年生ごろから始まり、学校が配布…

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北海道教委、地学協働活動の学校事例を紹介

北海道教委、地学協働活動の学校事例を紹介

 「開かれた学校教育」が叫ばれて久しいが、ここにきて地域と学校の連携が深まっている。8月26日、北海道教育委員会(以下、道教委)は誰でも傍聴可能な「みんなの教育委員会」を開催。現在、道教委が全道的に実証事業として進めてい…

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協力者を置き去りに、アフガン大失態の衝撃

 イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンから、日本政府が退避対象としていたアフガン人2家族10人が自力で陸路、隣国パキスタンに退避したという。12日夜にまず国際協力機構(JICA)職員とその家族4人が民間…

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コロナ禍でホームスクーリングが急増ーオーストリアから

 地球だより 親が子供を学校に通わせず、自宅で勉強させる傾向が強まってきた。オーストリア文部省によると、新学期が始まる前に3600人の子供が学校登録を抹消し、その数は最大6000人になると見込まれている(学校登録を抹消し…

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児童虐待増加、児相と警察の連携強化を

 全国の児童相談所(児相)が2020年度に対応した虐待相談件数(速報値)が前年度より1万1249件(5・8%)増え、20万5029件に上った。20万件を超えたのは初めてで、集計を始めた1990年度以降、30年連続で最多を…

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ひめゆり平和祈念資料館、コロナ禍で運営危機に

ひめゆり平和祈念資料館、コロナ禍で運営危機に

 沖縄戦で負傷兵の看護に動員され、多くの尊い命が犠牲となった「ひめゆり学徒隊」の最後の地である壕(ごう)の上に糸満市のひめゆりの塔が建ち、その隣に「ひめゆり平和祈念資料館」がある。沖縄戦跡巡りでは最も人気がある場所だ。資…

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1個ない「水の女王」成田真由美選手の「金」

 パラ競泳界の「水の女王」成田真由美選手(51)。最後のレースとなった50㍍背泳ぎ(運動機能障害S5)決勝をテレビで応援しながら、かつてインタビューした時に聞いたエピソードを感慨深く思い出していた。  成田選手はアトラン…

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