教育
「好奇心」が発展の原動力、地頭の良い子に
20世紀初頭、当時の代表的科学者が集まって「未来の社会、今世紀中に実現できるモノ」を議論した。線の無い移動式の電話、時速300㌔以上の列車など、当時の一般人には見当もつかないものばかりだったそうだ。その中で実現した上記…
新学期と感染拡大、対策強化し学びの場を守れ
新型コロナウイルスの感染「第5波」の中、子供たちへの感染が広まっている。これから2学期が本格的に始まるが、感染対策を強化して子供たちの学びの場を守っていきたい。学校での感染が広まり、学級閉鎖あるいは学年閉鎖になった場合…
全国の高校生が「出汁」をテーマに悪戦苦闘
和食文化が盛んな金沢市で、8月10日、全国の高校生が和食料理の腕前を競う「全日本高校生WASHOKUグランプリ2021」の決勝大会が開かれた。会場の「金沢未来のまち創造館」の調理室には、各チームが1時間かけて、考案した…
コロナに翻弄された夏、子供の心のサインに注意
先週、菅総理が経済団体にテレワークで出勤者7割減を要請した。緊急事態とはいえ、夏休み中のテレワーク要請により最も影響を被るのは家族であろう。 わが家は1年半のテレワーク生活の末、先月初め、近居引っ越しをした。これで自…
入学者の確保へ、オープンキャンパスを開催
昨年4月開校の北海道立北の森づくり専門学院で 今も昔も北海道は全国最大の林業大国である。一方、戦後輸入材の増加で国内林業は停滞を余儀なくされる時期があった。だが、近年、木材に対する関心の高まりから道産材の自給率が増加傾…
心が躍るような政治家や知識人はいないのか
よく、スポーツは「筋書きのないドラマ」と言われるが、人の知恵では構想できないような劇的な展開によって見る者を感動させてくれる試合やレースが、しばしばスポーツにはある。東京五輪前は、米大リーグの“二刀流”大谷翔平選手の活…
「熱中小学校」開校、7歳の目線で学び直そう
子供の目線で大人の学びを深める大人の社会塾、「熱中小学校」の20校目が10月、沖縄で開校する。沖縄では従来の地域活性化に加え、人材育成のコンセプトで運営。新しい試みとして注目される。(沖縄支局・豊田 剛) 山形県高畠町…
兄弟やいとこと出会い一周忌に実感する父の死
父の一周忌のため、東北にある実家に帰省した。父が93歳で他界した昨年夏は、新型コロナの感染拡大は今よりずっと少なかったが、首都圏に住む筆者は、葬儀に参席できなかったので、一周忌にはぜひとも参席したいと思っていた。 コ…
朝鮮学校敗訴、北追従では無償化は難しい
高等学校授業料の実質無償化で朝鮮学校を対象外にした国の処分は違法だとして、広島朝鮮初中高級学校の運営法人と元生徒109人が処分撤回と計約5600万円の損害賠償を求めて起こしていた訴訟で、最高裁第3小法廷は原告の上告を退…
「親権」と子供の幸福実現について考える
最近、親の責任と子供の幸福について考えさせられることが二つあった。 一つは、以前お世話になったベテラン小児科医のネット勉強会を視聴した時のこと。心に残ったのが「親権」についての話である。 親権というと、夫婦が離婚す…
「漆芸の未来を拓く」全国から若手の作品を展示
石川県輪島漆芸美術館で、修了生に卒業制作の意図を聞く 石川県輪島漆芸美術館(輪島市)で、全国各地の大学や大学院で漆芸を学び、今年3月に卒業、修了した若手の作品展「生新の時2021―漆芸の未来を拓く―」が開かれた。今回の…
保育現場で期待、顔が見える「透明マスク」
口元や顔の表情が確認できる顔が見える”透明マスク”が売り出された。マウスシールドと違って、透明マスクは顔にフィットしていて飛沫(ひまつ)漏れが少ない上に、マスク部分の顔の80%を視認できる。口や顔の表情を読み取ることを…
10年超えた北海道師範塾
子供と向き合う余裕を 北海道師範塾会長 吉田 洋一氏に聞く 北海道師範塾は設立から今年で12年目を迎えた。「学び続ける教師」を念頭に現役教師や教育関係者が研鑽(けんさん)を積み、これまで100人以上の教師を養成してきた…
「ガーデンフェスタ北海道」1年前イベント開催
花と緑の街として知られる北海道恵庭市で来年6月から1カ月にわたって「ガーデンフェスタ北海道2022」が開催される。それに先駆け、今年6月21日に同市内で開催1年前のイベントが開かれた。全国規模の催しだけに開催地の恵庭市…
競技場にリモート応援を映すモニターの設置を
今月23日開幕の東京五輪のほとんどの競技が無観客で行われることになった。開催都市の東京で新型コロナウイルス感染がまたもや拡大傾向にあり、12日から4回目の緊急事態宣言が発令された。感染拡大を防ぐための「予防的措置」であ…
研究課題の現場の人と濃密な関係構築を
「ROJE関東教育フォーラム」開催 変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(4) NPO法人日本教育再興連盟主催の関東教育フォーラムが5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開催された。「…
困窮家庭に食料や日用品を配達、女性を元気に
生活に困っている沖縄本島全域の母親たちに食料や日用品を配達して回る女性がいる。ボランティア「女性を元気にする会」代表のゴージャス理枝さん(那覇市在住)だ。一般社団法人「沖縄命(ぬち)の電話」がこのほど、ゴージャスさんの…
体は男だが心は女、トランス女子の競技参加
東京五輪の開幕が近づいてきた。今大会はさまざまな意味で歴史的な大会だ。 コロナ禍をどう克服して成功させるのか。当然、世界の目はこの点に注目するが、それに加え筆者はもう一つの問題を注視している。史上初めて参加するトラン…
改めて「デジタル教科書」を問う
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 知の基本は紙の教科書 人間は言語によって人格形成 昨今、若い世代の自殺が急増し、加えて、「いじめ」が多発している状況は座視することができず、極めて憂慮に堪え難い思いである。さらに…
伝わらぬ空気感、人間関係構築には対面授業を
「ROJE関東教育フォーラム」開催 変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(3) NPO法人日本教育再興連盟主催の関東教育フォーラムが5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開催された。「…
縄文時代の見直し続く、開始年代に3つの説
考古学者と話をしていたら、縄文時代の開始年代について主に三つの説があるという。 最も古いのは約1万5000年前。青森県の大平山元(おおだいやまもと)遺跡で1998年(平成10年)に、石器と一緒に土器のかけらが発掘され…
工夫しながらオンライン授業を受講する学生
「ROJE関東教育フォーラム」開催 変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(2) NPO法人日本教育再興連盟主催の関東教育フォーラムが5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開催された。「…
富山県氷見市で「フィッシュレザー」商品を開発
野口朋寿さんが開発、SDGsに沿う活動として注目 富山県氷見市のフィッシュレザーブランド「tototo」代表の野口朋寿(ともひさ)さん(27)は、富山湾で水揚げされたブリやマダイ、スズキの皮を加工して名刺入れや二つ折り…