教育
児童虐待防止を訴えつつ家庭教育支援法に反対する左派紙の二枚舌
◆26年連続で最多更新 子供への虐待や育児放棄(ネグレクト)、いわゆる児童虐待はれっきとした犯罪だ。児童虐待防止法は「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない」とうたっている。 児童虐待は昔からあったが、統計が残って…
愛媛県松山市は正岡子規が生まれた町で、…
愛媛県松山市は正岡子規が生まれた町で、俳句が盛んだ。高浜虚子、中村草田男、石田波郷と続いて、子規山脈が形成された。平成26年8月には野志克仁市長が「俳都松山」を宣言。 これはこの年に、この町で開かれた「俳句甲子園」が…
小学校道徳教科書採択で難癖
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2018年度から小学校で使われる道徳の教科書について、那覇地区の教科書採択地区協議会が採択した教科書をめぐり、一部の市民団体や地元紙から批判が出ている。 那覇市、浦添市、久米島町…
世界で評価される教育勅語
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 「教育の本質」指し示す 世界に共通する普遍的徳目 日本国内には『教育勅語』と聞くとすぐに拒絶し、言葉に出した人間に対して「タカ派」「右翼」「保…
顕微鏡で見る加齢とアルツハイマー病
東京都医学総合研究所脳病理形態研究室 内原俊記氏が講演 都民講座で「暮れなずむ脳の内景」と題して東京都医学総合研究所 脳病理形態研究室 内原俊記氏が東京都千代田区の一橋講堂で講演した。定員500人の会場が満杯となった。…
モンスターペアレント対策を考える
北海道師範塾「教師の道」が夏季講座 わが国の教育現場において「教師の資質」が問われている。その一方で、理不尽な要求を学校側に求める保護者“モンスターペアレント”の増加も指摘されている。いじめや不登校など難問が山積する中…
スマホで孫と交流
「この夏、母親がスマホを初めて購入したのよ」と、知り合いが苦笑いした。彼女の母親は、80歳をとっくに過ぎているが、まだ車を運転しているというから、なかなか意欲旺盛な人らしい。 小学生でもスマホを持つ時代だ。高齢者が持…
暴力教師と生徒の自殺 子供を守るのが親の義務
組合恐れ担任に贈り物 月刊ビューポイント7月号に、弁護士の秋山昭八氏の「『いじめ』は犯罪行為である」という論文があった。 不登校の小中学生が3年連続の増加で12万6009人となり、児童生徒1000人あたりの割合は12…
紙の橋に10円玉が60枚乗ったよ
これならできる!自由研究講座 都立多摩図書館で お盆が過ぎ、夏休みも残りわずかになってきた。宿題の残りや、自由研究を何にしようと、アレコレと悩む時期になった。そんな中、東京都国分寺市の都立多摩図書館で小学生対象の、これ…
夏バテ予防にムダなく「お酢すめレシピ」
料理研究家・田内さんの食育講座 気温が高く、残暑も厳しいと言われる今年の夏。食欲増進・疲労回復効果がある酢は夏バテ予防に最適。また、安いからと、少し買い過ぎた食材をムダなく使い切るためにも、酢は効果的。東京都多摩消費生…
人生最後の日だったら……
高齢者の終活がメディアでも盛んに取り上げられる。いつ“お迎え”が来ても安心と思えるからなのか、そうした人たちの表情はどこか晴れやかな印象さえ受ける。何かで読んだが、末期の病気の患者もある境地に達すると、それまでの人生以…
現役教師が井の頭池の現状学ぶ
水生物館飼育展示係・木船氏がレクチャー 4月から教壇に立ち始めたばかりの若手から、数十年教壇に立ち続けてきたベテランまで男女16人の現役教師が、井の頭自然文化園のセミナー室に集った。集った教師の専門科目は理科だけでなく…
ヒアリの沖縄上陸阻止に万端
「OKEON美ら森プロジェクト」がシンポ 神戸や名古屋など日本の主要港で猛毒性が強いヒアリが発見されたことで、侵入や繁殖を防ぐための取り組みが急務になっている。早くから取り組みをしている沖縄県では、沖縄科学技術大学院大…
脳科学が説く幸福学
先日、宗教と脳科学分野の研究者が一同に会したシンポジウム「木魂(こだま)するこころと科学」が都内で開かれた。発表者の一人、前野隆司氏は幸福学の第一人者。脳科学の視点から「幸せとは何か」「どうすれば幸せになれるのか」「人…
地図をテーマに、日本地理学会が例会を開く
新学習指導要領の中で示されている「表現力」を小学校、中学校、高等学校での地理教育、特に「地図の表現力」をいかに育んでいくかをテーマに早稲田大学(早稲田キャンパス)において、日本地理学会の6月例会がこのほど行われた。(太…
憲法の不用意も是正を
法の下の平等は憲法を学ぶ際に真っ先に学ぶ。それに反する「1票の格差」を是正するということで、昨年夏の参院選では徳島・高知、鳥取・島根の二つの合区を含む「10増10減」の制度改革が行われたが、それでも一票の格差は最大で3…
長寿国日本、次の課題は「健康寿命の延ばし方」
東京都健康長寿医療センター研究所 大渕修一部長 社会と繋がり「心の健康」増進 日本は世界に冠たる長寿国になった。しかし、その裏で要介護や寝たきりになって余生を過ごす高齢者もいる。長寿を達成した日本、次の課題となっている…
反面教師の大人
「加計学園」(岡山市)の愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐる衆参両院の閉会中審査が行われる前日(今月9日)のこと。総理官邸前交差点(東京・永田町)で、数人の男女がドンドンと太鼓を叩(たた)きながら、「安倍は辞めろ!」と…
朝鮮学校、教育是正と運営透明化が必要
国が高校授業料無償化の対象から朝鮮学校を除外したのは違法として、広島朝鮮高級学校(広島市東区)の運営法人と同校の卒業生ら109人が、国に除外の取り消しや総額約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、広島地裁は除外は適法と…
「自ら問い続ける生徒の育成」主題に研究会
「自ら問い続ける生徒の育成~新しい時代を生き抜くための『実践知』を培う授業のあり方~」を主題とする千葉大学附属中学校教育研究会がこのほど開かれ、関東近県だけでなく、全国から教育関係者300人が参加。生涯にわたって使える…
土器づくりで体感する古代の世界
北海道博物館などがワークショップ 1万年以上続いたといわれる縄文時代が静かなブームとなっている昨今、実際に縄文土器を作って「縄文の世界」を体験する「ちゃれんがワークショップ」(主催、北海道博物館など)が、このほど江別市…
出産教育の重要性
昨年1年間に生まれた子供の数が約98万人で、初めて100万人を割った。晩婚化が少子化につながっていることはよく言われるが、それでも晩婚化が続くのは、妊娠・出産についての知識が不十分で、高齢出産のリスクについての認識の甘…
「遺伝性難聴の発症を予測し備える」
東京医療センター聴覚・平衡覚研究部 松永達雄部長が講演 iPS細胞の研究発展すれば薬や細胞の移植なども可能に 東京都医学総合研究所は、このほど、「遺伝子検査で遺伝性難聴の発症を予測し備える」と題して都民講座を東京都千代…