教育
講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」
繊維の素材、洗い方の基本に忠実に 食事中にスープやタレが飛んでお気に入りの服にシミができた、そんな時、最初に何をする? そんな疑問に応える講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」が、このほど、多摩消費生活センター実験実習室…
危機の部活
読書の秋、食欲の秋など、秋を修飾する言葉はいろいろある。筆者にとってはスポーツの秋で、部活動に明け暮れた学生時代を思い出す。その部活が今、存亡の危機に瀕(ひん)している。少子化で入部する生徒が減っていることや、顧問の教…
家庭内の子供の人権を守れ
弁護士 秋山 昭八 児相の虐待受理件数急増 危機に瀕する児童福祉施設 2000年5月、児童虐待防止法が与野党一致の議員立法として成立した。児童虐待の定義を明確に定め、虐待の禁止を法定して、国および地方公共団体に児童虐待…
児童虐待、心の傷へのケアは十分か
児童虐待が深刻化の一途を辿っている。被害の広がりと、その深さの両面でだ。本来、愛情を持って育ててくれるはずの親から、暴力を振るわれた子供の将来を思うと、暗澹(あんたん)となる。 将来に対する関心の低さ 虐待が世代間で…
国語の授業力を高める現職教員セミナー
東京学芸大附属小金井小の成家教諭 東京都小金井市の東京学芸大学附属小金井小学校で「高めよう 国語授業力新学習指導要領を具現化するには」をテーマに現職教員研修セミナーが行われた。「大造じいさんとがん」(教育出版)を題材に…
削って確かめよう アンモナイト
「ちゃれんが子どもクラブ」体験教室 今から6500万年以上も前に生息したアンモナイト。かつては北海道でも炭鉱周辺で相当数のアンモナイトの化石を見つけることができた。現在では各地の博物館や資料館で数多くのアンモナイトが展…
おむつなし育児の喜び
先日、日本家庭教育学会の大会で、三砂ちづる・津田塾大学教授の講演を聞く機会があった。テーマは「家庭において引き継がれるべきもの―『女性論』『身体論』の観点から―」 三砂教授は、多くの著書や講演の場で女性が出産や育児を…
特別活動における学校飼育動物の取り組み
帝京大学教育学部初等教育学科教授 若林彰氏 モルモットの飼育を通じた特別活動に尽力してきた帝京大学教育学部初等教育学科の若林彰教授が「特別活動において学校飼育動物の取組を通して育てる力」と題して、東京都文京区の東京大学…
大学生の県内就職率アップを目指し小冊子を配布
「いしかわ学生定着推進協議会」が作成 金沢大学と金沢工業大学、北陸大学など石川県内の8大学と各自治体、企業などで作る「いしかわ学生定着推進協議会」が、石川県と縁のある著名人に「今の仕事を選んだ理由」や「仕事への情熱」な…
眞子さま御婚約の効果
秋篠宮家の眞子殿下と小室圭さん、共に25歳の若いカップル誕生に日本中が明るい空気に包まれた。同年齢の子供を持つ親の一人として、爽やかな20代の結婚に心動かされる会見だった。 厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」によ…
学校教育の現場を「完全なブラック職場」だと指摘する東洋経済
◆期待と現実の落差大 いじめや不登校、体罰や児童生徒の自殺など教育現場をめぐる問題が頻繁にマスコミに取り上げられる。その際に学校側が把握していなかったという形で校長や教育員委員会のトップが謝罪する光景を多く見る。視聴者…
児童虐待で“連鎖”煽る戦後の価値観に迫れなかった「深層ニュース」
◆リスクを「過小評価」 昨年度に児童相談所が対応した子供に対する虐待件数が12万件を超え、過去最悪となった。記録の残る1990年度以降、26回連続して記録を更新しているのだから、この社会の病理現象の深刻度は誰でも分かり…
生徒自殺に賠償訴訟 義務を怠る教師・学校側
公教育が異常な世界に 世界日報の「オピニオン」記事(8月19日付「暴力教師と生徒の自殺」)を読んだとのことで、長崎県在住の医師で全国教育問題協議会(全教協)顧問の梶山茂氏から便りをいただいた。その中で、「“いじめ”は人…
ふるさとに愛着を抱く子供に
小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業 北海道教育庁学校教育局長 北村善春氏に聞く 人口減と過疎化に苦しむ地方自治体にとって、地方創生は地域の生き残りを賭けた不可欠のテーマになっている。そうした中で北海道教育庁は、地域…
道徳教育の視点から命の教育を考える
聖徳大学大学院教職研究科教授 吉本恒幸氏 東京都文京区の東京大学弥生講堂で「新学習指導要領の求める命の教育の実践」をテーマに全国学校飼育動物研究大会が、このほど行われた。聖徳大学大学院教職研究科教授の吉本恒幸氏は「道徳…
アジア途上国で国際協力を学ぶ
沖縄県、人材育成目指し高校生39人派遣 沖縄県の「おきなわ国際協力人材育成事業」で高校生39人がモンゴル、カンボジア、ラオスの3カ国に、それぞれ13人が派遣された。今年で5回目となる同事業は、国際社会に必要な人材育成プ…
時代を振り返る機会
2020年の東京夏季五輪まであと3年を切った。今年、還暦を迎えた筆者は先の東京五輪の時は小学校1年生で、学校の視聴覚室(畳部屋)にあったテレビの前に並んで座って開会式を見た。当時、夏季五輪は100年に1度回ってくるかど…
スマホの光から灯火の下へ 、青少年を読書に誘おう
成国際大学教授 浅野 和生 脳の発達にも重大な影響 「灯火親しむ候」になろうとしている。心地良い秋の夜長に、読書に没頭して時が移るのを忘れるというのは、まことに人間らしい、価値あるひとときである。そして、文字の世界を通…
学習指導要領改定と動物飼育活動
全国学校飼育動物研究大会 問われる教師の指導方法 全国学校飼育動物研究大会がこのほど、東京都文京区の東京大学弥生講堂で「新学習指導要領の求める命の教育の実践」をテーマに行われた。文部科学省初等中等教育局の渋谷一典氏は「…
人生の分岐点で選択する力を育む
道徳授業パワーアップセミナー 新学習指導要領の全面実施(来年度)を目前に控え、全国から小中学校の教師が集い「特別の教科」時代の道徳授業を考え、議論する「道徳授業パワーアップセミナー」が東京都小金井市の学芸大学で開かれた…
人間関係を育てる部活
全国高等学校野球選手権大会や、さまざまな競技で全国一を目指す全国高等学校総合体育大会が終わった。大逆転で全国1位を獲得し、歓喜の涙を流す生徒、苦労が報われず、地方大会で敗れ、涙をのんだ生徒たち。若い、その時期でしか感じ…
葛西臨海水族園で「海の生き物セミナー」
長野県などから教員23人が実体験 海の生物に触れ、観察して、生態の一端を知り、今後の教育活動に生かしたい、という熱意を持った教員が遠くは長野県、伊豆大島から23人が、東京都江戸川区の葛西臨海水族園レクチャールームで、こ…
子供たちに乏しい生死観
核家族化が進み、出産も病院、最期を迎えるのも病院というご時世、子供たちが“生老病死”の場面に出合う機会が少なくなった。先日、「生命の大切さ」を考える講演会に参加したところ、小学生の生命に関する、驚きの調査を耳にした。 …