教育
「薬物の真実」を伝え、友人を救おう
日本薬物対策協会が国連「撲滅デー」にイベント 国連の「国際薬物乱用撲滅デー」の6月26日、薬物の危険性を伝えるイベントが東京・新宿で行われた。主催したのは、教育現場を中心に啓発活動を続ける日本薬物対策協会。ボランティア…
「おばあちゃん仮説」
先月出た『未来の年表・人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司著、講談社現代新書)は、急速な人口減少が進行するわが国で、今後どのようなことが起きるかを時系列で紹介している。 その中で取り上げられているのは、「『お…
「ひきこもり」 家族ができること
ひきこもりの状態にある当人の高年齢化が進んでいる。本人や家族がどのように対応し、今後の生活設計をどのように立てればよいのか、苦悶(くもん)している人も増えて、東京都では身近な地域で支援する環境整備を行っている。その一環…
石川県輪島漆芸美術館で大学院で学んだ卒業生らがシンポ
「今漆芸に求められているものは何か」をテーマに 大学院で漆工芸を学び、今春修了した卒業生らによるシンポジウムが、このほど石川県輪島市の県輪島漆芸美術館で開かれた。「今 漆芸に求められているものは何か―産地の現状と大学に…
家事労働がアートになる日
かつて家事代行サービスは富裕層が利用するものだったが、最近は一般世帯にも利用が広がりつつある。 これほど家電が進化しても、家事を軽減したいという主婦ニーズはなくならない。先日も、AI(人工知能)を搭載した全自動衣類折…
「子供の貧困」が現代社会の“通奏低音”と…
「子供の貧困」が現代社会の“通奏低音”として流れている――と言った社会学者がいたが、確かにそうだ。貧困家庭で暮らす子供は、大学進学率やその後の年収も低くなる傾向があり「貧困の連鎖」が懸念される。 2012年現在、日本…
限界にある受け身型の沖縄平和教育
「がちゆん」の国仲瞬さん、大学生が新しい研修企画を提案 修学旅行で沖縄を訪れる学校はほぼ例外なく、平和教育の一環として沖縄県平和祈念公園(糸満市)を訪れる。ただ資料を勉強したり体験者の話を聞くだけの受け身型教育ではなく…
政治家は番犬ではない
日曜の早朝に放送されたTBSテレビ『時事放談』で、森友・加計学園問題などで政府追及の先頭に立っていた民進党の玉木雄一郎幹事長代理が今週、告示される東京都議選と関連して、政治家は「政権のポチ」か「国民の番犬」の2種類に大…
いじめ・自殺僕滅運動、地域を巻き込み国民運動に
「再チャレンジ東京」理事長 平林朋紀氏に聞く いじめが原因とみられる児童・生徒の自殺が後を絶たない。一方で、教育委員会や学校の隠蔽(いんぺい)体質も浮き彫りとなり、問題の改善にはほど遠い状況だ。いじめ・自殺撲滅には何が…
「認知症、でも大丈夫」 老年学・老年医学公開講座
超高齢化社会に突入した日本、生活スタイルを考える上で突き当たるのが「認知症」「アルツハイマー病」だ。このたび、練馬文化センターで第146回老年学・老年医学公開講座「認知症、でも大丈夫」と題した講演(主催・東京都健康長寿…
薬物使った性被害防止
6月26日は、国連が定めた「国際薬物乱用・不正取引防止デー」だ。1987年のこの日に、ウィーンで開かれた国際会議で、薬物乱用の防止・削減を国際協力によって進めるという政治宣言が採択されるとともに、この日を防止デーにする…
江戸時代から近代にかけての東京、多摩地域の歴史・旧跡講演会
八王子や日野は甲州街道の要衝、江戸への物資輸送の中継地 「江戸から東京へ―多摩万華鏡―」が東京・西国分寺の都立多摩図書館で開かれた。町田市在住の品川女子学院高等部校長(今年4月から)の仙田直人氏(前東京都立三鷹中等教育…
小中高連携でキャリア教育推進、北海道教委の肝煎り事業
地域に密着しながら職業体験、地方創生へ子供たちに自信 人口減と過疎化で苦しむ地方の自治体。今や地方創生は地域の生き残りを賭けた不可欠のテーマになっている。そうした中で地元郷土への愛着を身に付け、さらに職業体験などキャリ…
どうなる教師の働き方改革
土曜日や日曜日の朝、仕事で出掛けることがあるが、息子が通う中学校の先生によく出会う。部活動の指導で出勤されているようだ。教師というのは大変な仕事だとつくづく思う。 今、先生たちの働き方改革が関心を集めている。文部科学…
“若い力”が奉燈の担ぎ手に
「能登キャンパス構想推進協」の祭り体験 石川県の能登地域を一つの大学キャンパスに見立て、教育や研究を促す「能登キャンパス構想推進協議会」では今夏、石川県内の大学生を対象に、短期間の祭り体験を行うことになった。8、9月に…
英語の4技能は必要か?
2020年度から小学校の英語が教科となる。3、4年生は年35コマ、5、6年生は年70コマに倍増する。大学入試センター試験も変わる。2020年度から、いよいよ「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能評価が導入される。 …
「いじめ」は犯罪行為である
一般社団法人全国教育問題教育会議理事長・弁護士 秋山 昭八 学校・警察の連携強化を 地域一丸で子供の命守ろう 文部科学省は2016年10月27日、15年度の問題行動調査の結果を公表した。全国の小中高校と特別支援学校で認…
家庭教育支援法、子供たちに必要な法整備だ
家庭での子育てや教育を支援し、子供たちに豊かな未来を――。そんな趣旨で全国の自治体の中には、家庭教育支援条例を制定し、家庭教育、子育て支援策に取り組むところがある。 これは本来、国が責任を持って進めるべきものだ。それ…
問題解決に大人の関与が不可欠、沖縄・那覇でいじめシンポジウム
ネットワーク全国代表の井澤一明氏 学校の仲介が基本 沖縄の小中学校で重度のいじめ事件が起きている中、民間非営利団体(NPO)「いじめから子供を守ろう!ネットワーク沖縄」(富川昇代表)は3日、那覇市でシンポジウムを開き、…
教育のために憲法改正?
元米国務省日本部長のケビン・メア氏が本紙とのインタビュー(18日付掲載)で憲法9条の改正議論について、「子供の教育のため」9条を改正した方がいいと述べている。 メア氏はその理由について「日本の子供たちは、学校で平和憲…
眞子殿下、御婚約へ
大学時代の同級生と 秋篠宮殿下御夫妻の長女眞子殿下(25)が婚約されることが16日、分かった。宮内庁によると、お相手は大学時代の同級生で東京都内の法律事務所勤務の小室圭さん(25)。今後、正式な婚約内定発表や、一般の結…
「地形の辞典」出版記念シンポジウム
各学会の“用語”を横断的に解説・整理 日本地形学連合はこのほど、「地形の辞典」(日本地形学連合編 朝倉書店 26,000円)出版を記念して「社会と地形学のコミュニケーション~地球環境変動・自然災害と地形用語~」と題して…
躾を強く言えない環境の中で
1950年代、まだ、戦後の様子が残る時代に生まれ、成長してきた世代はワルサをしたり、常識を超えるようなことをすると、親だけでなく、近所のオジサンたちに、大きな怒鳴り声、時にはゲンコツで、こっぴどく叱られたものだ。当時は…