教育 rss

石川県「金沢子どもはしご登り教室」

石川県「金沢子どもはしご登り教室」

伝統の加賀鳶の「技」披露  伝統文化の保存と継承に力を入れている金沢市では、藩政時代の火消し「加賀鳶(とび)」の技を学ぶ「金沢子どもはしご登り教室」が受け継がれている。今月4日、いしかわ総合スポーツセンターで行われた演技…

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「子供の性格のせい」にしない

 2018年度から新しく教科になる道徳では、すべての教科書が「いじめ」に関する題材を取り上げている。もともと道徳を教科化するという方針も、大津市で起きた男子中学生のいじめ自殺事件がきっかけだった。  筆者の子供が通う学校…

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2018年度から小学校で「特別の教科 道徳」…

 2018年度から小学校で「特別の教科 道徳」が始まるが、教科書の検定結果が公表された。大津市の中学生のいじめ自殺問題を機に正式教科となっただけに、どの教科書もいじめ防止に力点を置いている。  3人の女の子の“人間関係”…

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「思考力・想像力を育てる 読むことの学習」

つなぎ言葉の理解深める児童たち 東京学芸大国語教育学会が公開授業  「思考力・想像力を育てる 読むことの学習」を主題に教育研究を行ってきた東京学芸大学国語教育学会は昨年度から継続してきた教師の授業力向上の研究成果の発表が…

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世界から認められる研究実績を

沖縄科学技術大学院大学グルース新学長に聞く 最高レベル維持へ十分な予算確保必要  遺伝子制御および発生生物学の分野で国際的に著名な研究者で、ドイツのマックス・プランク学術振興協会の会長を務めたピーター・グルース博士が1月…

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富士と李良枝の文学碑

 山梨県富士吉田市に新倉山浅間公園という富士見ポイントがある。2月下旬、山中湖のダイヤモンド富士を撮影しに行った折、初めて立ち寄った。桜と富士と五重の塔を1枚の写真に収められる撮影スポットとして、近年は外国人観光客も多く…

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戦前の話は「何でも悪」の短絡的な認識で「教育勅語狩り」をする朝日

◆稲田氏に矛先向ける  朝日10日付社説が「教育勅語肯定 稲田大臣の資質を問う」と拳を振り上げている。  稲田大臣とは、稲田朋美防衛相のことだ。学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐる国会審議で、社民党の福島瑞穂副党…

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なぜ勉強しないといけないの?

国守る若者を受験に勝たせる プロ家庭教師 平井基之氏に聞く  「なぜ学校で勉強をしなければいけないのか」。誰しも一度は疑問に思ったことがあるだろう。しかし、納得のいく答えを出せずに悩んだ人は多いのではないか。そこで「国を…

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天笠茂・千葉大学教育学部特任教授の講演

より良い授業の実現に向けて 教職員全員が運営参加の意識を  講演の最初に天笠茂特任教授は「学力とは何か、10人いれば、10通りの学力に対する考え方がある。教科書が薄くなって教える総量が少なくなったとか、経済協力開発機構(…

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東京都多摩地区教育推進委員会が報告会

カリキュラム・マネジメントを通して 子供の資質・能力の育成目指す  東京都多摩地区教育推進委員会は、次期学習指導要領の方向性を踏まえ、「これからの時代に求められる資質・能力の育成-カリキュラム・マネジメントを通して」と題…

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男女の捉える世界の違い

 本当に男と女はそんなに違うのだろうか。男に生まれて60年近く過ごし、35年は妻と一緒に暮らしてきた。息子、娘もいる。それでも、よく分からない。  本紙でも紹介された『男の子の脳、女の子の脳』(草思社)によると、男と女は…

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森友学園副理事長に焦点合わせた文春、事件の背後をのぞく新潮

◆強烈な個性の持ち主  「森友学園」騒動は安倍政権を揺るがす“大疑惑”に発展するのか―。  これまで全く攻め手を欠いていた野党はここぞとばかりに、籠池泰典同学園理事長と首相夫人・安倍昭恵氏の国会証人喚問を求めている。“晒…

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教育勅語論争、評価できる歴史上の立国理念

 国会では学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる質疑から、同法人が幼稚園教育に取り入れた教育勅語に論争が及んでいる。8日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂副党首が稲田朋美防衛相に「教育勅語が戦争への道につながったとの…

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1人1台タブレット端末に教育的効果は十分確認

1人1台タブレット端末に教育的効果は十分確認

千葉大学教育学部附属中学校のICT授業研究会  千葉大学教育学部附属中学校(丸山研一校長、生徒数454人)は、「1人1台タブレット端末の教育的効果と運用上の課題」を主題にしたICT授業研究会をこのほど行った。学校全体で1…

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患者中心の医療

 会社近くに最近開業した歯科クリニックに通院し、詰め物が外れた奥歯の治療を続けている。歯医者に診てもらうのは、30年ぶり。歯の手入れの重要性が叫ばれる昨今だから、「定期的に歯の手入れをしなさい」と説教されるのかと身構えて…

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「チーム学校」で子供の成長を支援

「日本学校心理学会」が第50回記念研修会 石隈理事長が講演、教師・SC・SSWらの連携重要  学習困難、いじめ、不登校、非行、発達生涯などで苦戦している子供がいる。学習支援、生徒指導・教育相談、特別支援教育、学校保健など…

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多彩で個性的な子供の「心の自画像」

多彩で個性的な子供の「心の自画像」

金沢ふるさと偉人館「名前一文字展」  金沢市の金沢ふるさと偉人館で、恒例の「名前一文字展」が開かれている。3歳児から小学6年生までの子供たちが、自分の名前の中から大好きな一文字を選んで毛筆や絵筆で自由に描いた作品展だ。同…

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神話や昔話を子供に教える

 先日、ある道徳教育のシンポジウムに参加した。道徳の教科化が小学校で平成30年度、中学校ではその翌年から正式にスタートする。会合では現場の教師の方々が試行錯誤を続けている様子がうかがえた。  その中で「神話や昔話を教えた…

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部活の外部指導者、地域・学校挙げ楽しく支援を

 あと1カ月余りすると、新学期を迎える。小学校であれ中学校であれ、ピカピカの1年生が夢と希望を持って通い始める。一方、中学校や高校では何らかの部活動入部を強制される学校が多い。何をやりたいのか自分が決め、先輩、同級生、指…

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自立心とモラルの低下 北海道で感じた教育の不安

笑えぬ「ヤッカイドー」  過日、札幌の大丸デパートの6階休憩所で一服していると、隣りのテーブルの席に座っていた年配の婦人が寄って来て、2~3分世間話をしたあと、「北海道はヤッカイドーと呼ばれていると夫が話していました」と…

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存在意義問われる地方私立大

沖縄大学教授 宮城 能彦 課題は学力・意欲の向上 学生を社会に送る「最後の砦」  ここ数年、地方の私立大学、特にいわゆる「偏差値」が高くない大学の存在意義について議論されることが多くなったように思える。すなわち、低レベル…

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本との出合いは人との出会い

本との出合いは人との出会い

東京都立多摩図書館が移転オープン  公立図書館では国内最大級の雑誌約1万7000タイトルを所蔵するなど都立多摩図書館が立川市から東京都国分寺市に移転、スケールアップしてこのほどオープンした。午前中、エントランスホールでテ…

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北海道師範塾「教師の道」が実践報告を実施

北海道師範塾「教師の道」が実践報告を実施

諦めない心と不断の努力が実を結ぶ  教育の現場が荒れていると言われて久しい。学級崩壊、モンスターペアレント、いじめなど難題が山積する。しかし、そうした現場を預かる教師の苦労は大変なものがある。ましてや新米教師にはかなりの…

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