天笠茂・千葉大学教育学部特任教授の講演


天笠茂・千葉大学教育学部特任教授の講演

より良い授業の実現に向けて

 講演の最初に天笠茂特任教授は「学力とは何か、10人いれば、10通りの学力に対する考え方がある。教科書が薄くなって教える総量が少なくなったとか、経済協力開発機構(OECD)による学習到達度調査(PISA)で各国の読解力と開きがあったとか言われている。下がったのは、問題の回答の技術的なものだとか、さまざまな捉え方の人がいる。率直に、学力の状態を認識することが必要だと考えている。テスト結果で一喜一憂するのではなく、本質的な問題として『読む、書く』などの読解力は時代にかかわらず、世界に出て行っても必要なことなので強化する必要がある」と語った。


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