ワクチン接種早めるコツ、予約の空きを探すこと


 3日前、新型コロナワクチンの3回目接種を受けた。まだ接種券が届いていない同僚もいるから、追加接種は早い方だろう。

 接種したのはモデルナ製。1,2回目はファイザー製だった。交互接種を選んだのには理由がある。その方が発症・重症予防効果が高いと聞いていたからだ。一方で、打った後の発熱・倦怠(けんたい)感などの副反応はファイザー製より高いと言われているが、それぐらいは許容範囲。メリットとリスクをはかりに掛けると、メリットの方が大きい。

 市のコールセンターに電話し、予約できたのは3月13日だった。しかし、しばらくしてキャンセルが出ているだろうから、もっと早めることができるはずだと思い、再度電話。案の定、12日も前倒しすることができた。

 数日後、運悪くこの日に仕事が入ってしまった。今度はこちらがキャンセルする番。また予約変更の電話をした。接種が遅れるのを覚悟しながら、「モデルナで、可能な限りに早い時期」と、条件を伝え探してもらった。

 だが、運がいいことに、2月26日、近くの防災公園に設置された大規模接種会場に予約を取ることができた。「大型バスの中での接種になりますが」という説明だったが、気にならない。

 当日、予約時間より少し早めに着いた。係員から接種から終了までの手順についての説明を受けた後、医師が事前に記入しておいた問診票を簡単にチェック。続いて、看護師が注射を打ち、あとは経過観察のため15分間、椅子に座って待つだけ。会場到着からわずか30分余りで終わった。1、2回目(開業医での)接種はその3倍の時間がかかった。

 心配だった副反応は翌日午後、発熱(最高37・9度)と接種した腕に痛みが出たくらいで済んだ。早く3回目を打ちたいと考えている人はコールセンターに何度も電話し、空きを探すことをお勧めする。

(森)