コラム rss

【上昇気流】「三越にはストもございます」。そんな流行語が70年前のきょう、生まれた

 「三越にはストもございます」。そんな流行語が70年前のきょう、生まれた。昭和26年12月18日、三越百貨店で全三越労組が従業員6人の解雇に反対し、東京の3店舗で48時間ストライキを打った。日本の百貨店史上、初のストだっ…

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年末年始、日曜もただの平日 ーネパールから

 西暦では2022年の新年を迎えようとしているが、ネパールでは、基本的に「ビクラム暦」を使用していることから、西暦での1月1日は、休日でも何でもない。基本的に西暦に57を足すとビクラム歴に換算でき、今年はビクラム歴207…

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WHO特別会合が開幕、パンデミック条約を議論

【上昇気流】オミクロン株が世界各国で急速に拡大

新型コロナウイルスのオミクロン株が世界各国で急速に拡大している。最初に感染が報告された南アフリカで1日当たりの新規感染者が2万人、英国で7万人と過去最多を記録。両政府はワクチンの新規、追加の接種を呼び掛けている。 日本で…

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【韓国紙】古道の三南大路

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  朝鮮時代にはソウルを中心として各地域を連結する道路網を9大路と言った。代表的な道が第6路である三南大路だ。ソウルから全羅南道(全南)海南郡の梨津港に至る道だ。湖南地域(朝鮮半島の南…

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紅海のほとりで「美の競演」ーイスラエルから

地球だより  イスラエルの最南端、紅海に面したリゾート都市エイラートで第70回ミス・ユニバース世界大会が開催された。なんでも、イスラエルが今年、ワクチン接種でいち早く実績を挙げた国だったので、初めて開催国に選ばれたという…

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【上昇気流】一度旅をしたことのある国ならば、その後が気になる

 一度旅をしたことのある国ならば、2度目がなくても印象は消えず、その後その国はどうなっているのかと気になって仕方がない。エジプトもそんな国の一つだ。  異質な自然と街の風景、人々の風変わりな生活様式。交通事情を体験すると…

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【上昇気流】夢の正体

夢は「第二の人生」と言われる。それほど身近なものなのに、正体が一向に分からない。そんな中、「夢とはこういうもの」との解答を与えてくれる本が出た。『夢を見るとき脳は』(紀伊国屋書店/近刊)と題する本は、心理学者(カナダ)と…

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サラメシの光景が一変 ー韓国から

地球だより  サラリーマンやOLにとって昼ご飯は待ちに待った楽しいひととき。ソウルの中心街では11時半にもなると会社員たちが三々五々、近くの飲食店に向かって歩き始める。大企業なら自前の食堂があり、従業員たちが順番待ちの列…

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美しい人生の落葉の時を過ごしたい

 最近、高齢者の運転する車による事故が気になる。9日には、愛知県で74歳の男性が運転する乗用車が散歩中の保育園児の列に突っ込み、園児7人が軽傷を負った。運転男性は体調不良を訴え病院に搬送されたが意識不明の重体だという。同…

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【上昇気流】 きょうは赤穂浪士討ち入りの日である

 きょうは赤穂浪士討ち入りの日である。元禄15年12月14日は新暦に直すと1703年1月30日になるが、忠臣蔵は師走の風物詩である。東京・三宅坂の国立劇場小劇場では文楽の「仮名手本忠臣蔵」を17日まで上演している。  先…

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【上昇気流】暦を見ていると、新年に向けたカウントダウンが始まっている

 暦を見ていると、新年に向けたカウントダウンが始まっているという意識になる。とはいえ、その実感が乏しいのは、年末の風物詩であるクリスマスを経ていないからだろうか。  考えてみれば、年末といっても、今年と来年を区切る特別な…

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「暗い日々」の始まりーフィンランドから

地球だより  フィンランドで一年のうち最も日照時間が短くなる時期が始まった。先日、朝8時に外へ出てみると、太陽ではなく月が明るく輝いており、まるで夜中のような感覚だった。  日照時間が最も短くなる今月21日の冬至には、首…

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【上昇気流】ベンジャミン・フランクリンは「貧しきリチャードの暦」を作った

 米国の建国の父ベンジャミン・フランクリンは米北東部のフィラデルフィアで印刷業を営み、移住者のために「貧しきリチャードの暦」を作った。処世訓の書かれたカレンダーのいわば元祖で「天は自ら助くる者を助く」の名言が名高い。  …

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【上昇気流】北京冬季五輪の「外交ボイコット」

米国に続き英国、オーストラリア、そしてカナダが北京冬季五輪の「外交ボイコット」を発表した。中国外務省は「間違いなくその代償を払うことになる」と強く反発。さらに「日本の五輪開催を支持した中国に、今度は日本が信義を示す番だ」…

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学生に流行っているドラマ ー台湾から

 ある食事会で台湾大学の学生たちと同席したときのこと。最近流行(はや)っているものに話題が及ぶと「国際橋牌社というドラマが学生たちの間で大流行しているのを知っていますか」という。「国際橋牌社」とは台湾で制作された政治ドラ…

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玄関先の荷物を盗む「海賊」にご用心ー米国から

地球だより  クリスマスシーズンのこの時期、メディアで「ポーチ・パイレーツ(玄関先の海賊)」をどう防止するか、といった報道をよく見掛けるようになった。  これは玄関先に置き配された荷物を盗む人たちのことで、新型コロナウイ…

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【上昇気流】  東京都東村山市にある狭山公園の紅葉を見に出掛けた

 東京都東村山市にある狭山公園の紅葉を見に出掛けた。多摩湖の東岸にある都立公園で、広大な狭山丘陵の一部だ。季節は冬なのだが、晩秋という趣で、木々の葉が黄や褐色に色づいて見応えがあった。  森がどのような色に染まるかは樹木…

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【上昇気流】学校内部の凶悪事件を防止する対策の難しさ

今日、たいていの小中学校は門扉を閉ざし、外部の者が自由に出入りできないようにしている。2001年、大阪教育大付属池田小学校で起きた侵入者による殺傷事件が契機となって学校当局が取るようになった保安対策の一環だ その一方で、…

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知念岬公園。沖合に久高島(左)とクマカ島(右)が浮かぶ

南城市、アニメ聖地巡礼に無料バスを運行

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  那覇空港と南城市内を結ぶ「南城―空港シャトルバス」、さらに、南城市内を周遊する「南城市内周遊バス」が無料で運行されており、観光客や地域の人々に親しまれている。  これは沖縄本島内の…

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コロナ禍、子供も犠牲にーオーストリアから

地球だより  コロナ禍で集中治療室(ICU)のベッドに空きがないことから、重い心臓病の5歳の子供の手術が遅れている。オーストリア国営放送のコロナ特別番組に出演したその子の母親が、早く手術が受けられるよう訴えていた。4歳の…

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【上昇気流】「民主主義サミット」の開催に中国、ロシアが文句

 米国のバイデン政権が呼び掛け、世界の民主主義国の首脳らがオンラインで参加する「民主主義サミット」の開催に中国、ロシアが文句を付けている。日本を含む約110の国と地域が参加するが、バイデン政権が「専制主義国家」と位置付け…

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コロナ収束で笑顔戻る陰で、交流が生きる力に

 新型コロナの感染拡大が深刻だった頃、故郷に住む姉(70)が頻繁に電話をかけてきた。両親とも泉下の人となると、「何でも話せるのは姉弟だけ。寂しい」と言って、時には受話器から涙声が聞こえてくることもあった。  生来の心配性…

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【上昇気流】高田馬場駅前ロータリー広場、197日ぶりに開放

東京・新宿区のJR高田馬場駅前にあるロータリー広場が1日、197日ぶりに開放された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、背の高い金網が張られ5月中旬から閉鎖されていた。 この駅は早稲田大学に通学する学生の多くが乗り降りし…

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