コラム rss

有識者会議ヒアリング、こども庁より子供予算を

 こども庁創設に向けて子供政策の見直しを検討する政府の有識者会議の4回のヒアリングがほぼ終わった。議論は虐待、不登校、子供の貧困など、多岐にわたった。子供支援の実践者によるプレゼンで興味深かったのは佐賀県の認定NPO法人…

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【上昇気流】「挑戦と応戦」の法則

「テレビは一家に一台」という空気が、列島の隅々まで行き渡った1960年代。「うちは東芝」「ナショナル」と言い合った、懐かしい昭和の時代だ。東芝は家電メーカーとして、テレビCMなどで茶の間でもおなじみとなった。 70年代以…

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【上昇気流】パソコンで文字を打っていると漢字変換に慣れてしまう

 パソコンで文字を打っていると漢字変換に慣れてしまう。それで、手書きで漢字を書こうとすると、度忘れして書けなくなったことは誰しも覚えがあるだろう。  日本語は、漢字と平仮名と片仮名で構成され、その表記の複雑さは外国人にと…

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【上昇気流】中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択

 中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択したというので、書棚に仕舞っていた一冊の本を思い出した。『歴史写真のトリック 政治権力と情報操作』(アラン・ジョベール著)というA4版の大型本。独裁政権とりわけ中国の歴史捏造(…

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チベット由来の料理が定着 ーネパールから

 ネパールに住んでいると、特別な事がない限り、食事は4回取ることが多い。だいたい、午前7時ごろにクッキーやパンなどとお茶を飲む軽食があり、午前10時ごろに朝食がある。次いで、午後3時くらいにも軽食があり、午後7時ごろに夕…

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スーパーに車突っ込み3人死傷、89歳男を逮捕

【上昇気流】相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故

 相次ぐ高齢ドライバーによる暴走事故。大阪狭山市で1人死亡、2人重傷という大惨事を起こし過失運転致死傷の容疑に問われている89歳容疑者は、運転免許の自主返納を相談していたという。 先月81歳で亡くなった落語の人間国宝、柳…

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キングメーカー

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  キングメーカーは自分の勢力を持って、権力者を選出する過程に影響力を行使する有力政治家ないし黒幕の実力者を指す。キングメーカーと言えば、一番最初に思い浮かぶ人物は故金鍾泌(JP)自民…

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【上昇気流】「草の花」という言葉がある

 「草の花」という言葉がある。野草の花は四季折々に咲くが、秋に一番多いために秋の季語となっている。草それぞれに名前があるが、知られていない名前を詠んでも親しみが湧かず、俳句では草の花というらしい。  ワレモコウやガマの穂…

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センバツ高校野球、沖縄の「春」に一縷の望み?

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  来年3月に甲子園球場で開催される予定の第94回センバツ高校野球の重要な参考資料となる秋季九州大会が12日に全日程を終えた。九州国際大付(福岡1位)が大島(鹿児島1位)を破り、初優勝…

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生涯芸道を追求「余計なことは要らない」

【上昇気流】落語家の柳家小三治さん

このほど亡くなった落語家の柳家小三治さんは、当代随一の噺家(はなしか)だった。追悼番組もNHKで幾つか放送された。 以前の番組の一コマ。「どうして落語家になられたんですか?」と後輩落語家の林家正蔵さんが質問する。この種の…

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アルハラ減れど酒席減らぬ? 韓国から

地球だより  新型コロナウイルスの感染防止に向けたワクチン接種率が高くなってきたことを受け、韓国でも政府が音頭を取り、ウィズ・コロナ時代に見合う日常を取り戻そうという動きが出始めている。まずは飲食店などの営業時間や利用客…

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【上昇気流】欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」

 欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」で感染が再び急拡大している。1日当たりの新規感染者がこれまでで最も多くなったオーストリアでは、ワクチン未接種者の不要不急の外出が禁止され、違反者には500ユーロ(約6万5000円…

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還暦を過ぎ、だんだん日常になっていく死

 最近、親しい人たちが相次いでこの世を去っている。来年、高齢者の仲間入りをする筆者にとって、死は既に日常的で身近なものになったようだ。  幼い頃、死は暗闇と同じだった。母や父と同じ布団で寝ているのに、自分だけが目を覚まし…

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【上昇気流】「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい

「親ガチャ」という言葉がはやっているらしい。初めは、親とおもちゃのガチャにどんな関わりがあるのか理解できなかったことを覚えている。  流行語は、流行に敏感な若い世代で使われ、それがテレビや雑誌、マスメディアなどで取り上げ…

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【上昇気流】落語家の3代目三遊亭圓歌

 落語家の3代目三遊亭圓歌は岩倉鉄道学校に在籍中、学徒動員で山手線新大久保駅の駅員を務めた。後に「山のあな、あな」のフレーズで日本中を笑わせた創作落語「授業中(山のあなた)」に新大久保駅が出てくる。歌奴を名乗っていた昭和…

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キノコ狩り天国 ーフィンランドから

 フィンランドは森と湖の国と称されるほどあって、国土の71・6%が森林だ。ヨーロッパだけでなく世界で最も国土面積に占める森林の割合が多い国だ。首都圏であっても週末などに遠出する必要なく気軽に近くの森でのハイキングなど、自…

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【上昇気流】草木の花よりも草木の実の方が美しい

紅葉シーズンを迎え、新型コロナウイルスの感染拡大で行楽を控えていた人々の出足も少しずつ戻ってきそうだ。見頃は山地から平地へと移ってきているが、関東の都市部はまだまだ。その代わりというのではないが、木々の赤い実を見て楽しん…

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老人の無料乗車

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  地下鉄の老人無料乗車の始まりは全斗煥政権発足直前の1980年だ。オボイナル(=父母の日、5月8日)を迎えて、70歳以上の高齢者料金を50%割引したことから始まった。翌年に軍事政権が…

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ハロウィーンより早いクリスマスー米国から

地球だより  先日、4歳になる息子の遊び友達の家庭からハロウィーンパーティーに誘われたので、子供用コスチュームをスーパーに探しに行った。しかし、ハロウィーン前にもかかわらず、店内はツリーの飾りや電飾など早くもクリスマスモ…

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【上昇気流】歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』

 7月に講談社学術文庫の一冊に入った、歴史学者増田四郎の『ヨーロッパ中世の社会史』を興味深く読んだ。気流子の学生時代、西洋経済史のゼミを担当した教授が増田の愛(まな)弟子で、その師から増田についての話を聞いた縁がある。 …

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「チャタンヤラクーサンクー」って何?

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  2021年の流行語大賞(ユーキャン)の候補の一つに「チャタンヤラクーサンクー」が選ばれた。チキータ(卓球)、ゴン攻め(スケートボード・ストリート)などと並び東京五輪に関連する言葉だ…

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【上昇気流】自然の活用と人間の眼力

化石燃料の石炭は、産業革命の蒸気機関による動力エネルギー源として200年以上重宝され、産業社会を支えてきた。石炭が人類から無上の感謝を受けこそすれ、悪(あ)しざまに言われるものではない。 ところが今日、最も自然環境を破壊…

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【上昇気流】新型コロナウイルスの水際対策の緩和

 新型コロナウイルスの水際対策の緩和で、昨日からビジネス目的の帰国者や入国者は、これまでの10日間の自宅待機が条件付きで3日間に短縮された。歓迎すべきことだが、海外出張から帰国し同じ日に10日間の待機を終えた気流子として…

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